4月26日公開の映画「相棒−劇場版掘 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」を鑑賞した。

この映画はドラマ相棒の劇場版第3弾で今回は東京都の小河原諸島の孤島で

起きた事件を杉下と3代目相棒甲斐が追っていくストーリーである。

第3弾となった今回はテロの疑いのある自衛団が生物兵器を所持しているか疑われるが、

今の日本にとって国をどう守るのか?

という観点では少し考えさせられるストーリーだった。
相棒の劇場版の第3弾という事で、

実は劇場版では相棒が杉下さんとは違う相手となる訳だけれど、

まさか相棒が交代しない限り劇場版は次回やりませんという訳ではないだろうが、

偶然にも劇場版では相棒が交代する直前に劇場版が公開されるという

何ともし難いジンクスもある訳で、

これで甲斐さんが次回のシリーズで異動になってしまうのかな?とも感じる訳です。

まあこれは私の予測なので推理が外れてくれるといいんですけれどね。

さて今回は小さな記事から日本を揺るがす生物兵器事件へと発展する

大掛かりな事件に杉下と甲斐が挑んでいく。

東京都でも小笠原諸島は南の果てにある感じなだけに

この孤島で一体どんな事件が起きたのだろうか?

ストーリー

始まりは新聞の小さな三面記事だった。

“男性が馬に蹴られ死亡した事故”を報じたその記事は、

警視庁特命係の杉下右京と甲斐享にはありふれた記事に見えた。

一方、元警視庁特命係、現警察庁長官官房付の神戸尊は、

その記事を発端に、上司である警察庁次長・甲斐峯秋より密命を受ける。

その事故は、ある実業家が個人所有する

東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ島“鳳凰島”で起こった。

そこでは元自衛隊員たちが共同生活を送っているのだ。

そして、その島には妙な噂があることがわかった。

それを、特命係に調査をさせようというのだ。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして杉下と甲斐はある日馬の話題である三面記事の話題を話していた。

その記事には馬に蹴られた事によって亡くなった記事だった。

一見ただの事故死という扱いだが、

警視庁はこの事件が実は小笠原諸島の個人所有の島鳳凰島で自衛団が結成され、

それによるよからぬ噂があるというのだった。

その噂とはこの鳳凰島に生物兵器が密かに製造されているのではという疑惑だった。

それを確かめる為杉下と甲斐は鳳凰島へ乗り込むのだった。

ただ私有地の為にあえて任意という名目での上陸だった。

この島では自衛団が結成され、日々訓練に励んでいる。

そのメンバーは元自衛隊に所属していた者たち結成されており、

少数精鋭の集団だ。ただこの自衛団には一般から数日間訓練をするという

名目で上陸する者たちもおり、その一般で上陸したメンバーの1人が亡くなったのだった。

その現場検証をするも、杉下は何かおかしいと感じる。

そして甲斐もまたこの島には何かあると感じ、

早速鑑識の米沢、そして捜査一課を応援に来てもらう事にした。

そして鑑識した結果杉下の読みは当たっていたが、

そんな矢先に突然自衛隊によってこの孤島から東京都に戻されてしまうのだった。

この時点で自衛隊にも警視庁に知られたくない事情があるのではないかと

勘くぐられてしまうと思うのだが、

これにより杉下と甲斐は鳳凰島に生物兵器が隠されている事と

真犯人が誰なのか確実に辿り着く証拠があると確信し再び鳳凰島へと向かう。

そして鳳凰島に辿り着いた時自衛隊はある場所を爆発しようとしていた。

果たして杉下と甲斐はこの島で起きた事件の謎を解く事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

まず今の時代に自衛団がこういう孤島で結成されている事が

事実としてあるならそれは1つ間違えばテロとして扱われるのは言うまでもないし、

まして生物兵器を持っているとなればその時点で不法所持となる訳だ。

日本では武器を所持してはならない事になっており、いくら自衛団でも同様である。

ただそうとは言っても実際に国を守るためには力が無ければ守れないのも事実であり、

この自衛団の考えが絶対的に間違いか?と言われればそれは違うとなるだろう。

日本周辺国は朝鮮半島情勢も踏まえて必ずしも平和ではない。

その中で力を持たず平和を保つ事は不可能である。

日本の平和が保たれているのはアメリカによる力が大きいのは否定しない現実です。

それを踏まえると日本も自力で守る力が必要な事は否定できない事実です。

もちろん武器を持たず守れれば必要ありませんがそれは非現実的です。

ただこういう事件は政治的な絡みが大きくなってしまっているだけに、

その中で杉下や甲斐のような立場で事件を解決する事が

困難な事案が描かれる事が逆にスケールが

大きくなり過ぎているのは否めないかもしれません。

個人的には内容に満足していますが、

立場にあった事案の解決が必要なのだと感じます。

総評として今回も杉下の洞察力によって事件は解決された。

例えどんな理由があろうとも日本では一般の人が人を殺す事が許されない。

それを確り杉下が解いた事は良かったし、

日本も自らの力で守らなければならないという認識が必要なのだという事が

描かれた事は作品として大きかったとは思います。

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相棒-劇場版3- (小学館文庫)
大石 直紀
小学館
2014-03-06