3月21日公開の映画「神様のカルテ2」を鑑賞した。
この映画は2011年8月に公開された神様のカルテの続編で、
大学時代の同期だった優秀な内科医が赴任するも、
当時とは印象が大きく変わった事に戸惑う。
しかしその事情を知る事で次第に理解し合い、
勤務先の病院の恩師が末期のガンで余命数数か月の時を過ごす中で
家族とは何なのかを考えさせられるストーリーである。
今回はイチさんとハルさんに待望の第1子が誕生し、
イチの同期だった内科医がある事をキッカケで思い悩む姿に
本当に医者が目指すべきものは何なのかを考えさせられていく。
この映画は2011年8月に公開された神様のカルテの続編で、
大学時代の同期だった優秀な内科医が赴任するも、
当時とは印象が大きく変わった事に戸惑う。
しかしその事情を知る事で次第に理解し合い、
勤務先の病院の恩師が末期のガンで余命数数か月の時を過ごす中で
家族とは何なのかを考えさせられるストーリーである。
今回はイチさんとハルさんに待望の第1子が誕生し、
イチの同期だった内科医がある事をキッカケで思い悩む姿に
本当に医者が目指すべきものは何なのかを考えさせられていく。
前作からの続編になるけれど、前作では命について色々考えさせれたけれど、
今回も命だけでなく家族についても考えさせられる。
医者とはいえ人間であり、人間である以上どうしても限界というものがある。
その中で底辺である地方病院で奮闘するイチは
大学時代の同期と同僚になる事で再び様々な問題を直面する。
ほとんど休みなく過ごすイチにとって家族とは何なのか?
そして患者の最期を看取るのに本当にすべき医者の役割とは何なのか?
再び考えて行きたい。
キャスト
栗原一止演じる櫻井翔
栗原榛名演じる宮崎あおい
進藤辰也演じる藤原竜也
砂山次郎演じる要潤
外村静枝演じる吉瀬美智子
水無陽子演じる朝倉あき
男爵演じる原田泰造
進藤千夏演じる吹石一恵
東西直美演じる池脇千鶴
貫田誠太郎演じる柄本明
他多数のキャストでストーリーが進行する
ストーリー
信州にある本庄病院の内科医、栗原一止は、妻の榛名の出産を心待ちにしながらも、
相変わらずなかなか家に帰れない忙しい日々を送っていた。
ある日、一止の大学時代の親友・進藤辰也が本庄病院に赴任してくる。
“医学部の良心”と言われていた辰也だが、久しぶりに再会した現在では、
残業もせず、緊急の呼び出しの電話にも出ない。
理由も言わない辰也に、一止はキレてしまう。
その頃、一止の上司・貫田部長が倒れ、癌であることが判明する…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして一止は大学時代の親友である
進藤辰也が本庄病院に赴任してくる事となり喜んだ。
本庄病院に残ると決めた一止だったが、
相変わらず多くの患者と向き合う日々を送っていた。
年間休んだのがわずか3日・・・
さすがに医者とはいえこれでは何時過労で倒れてもおかしくない状況である。
そんな中赴任してきた辰也は時間内以外の勤務を行わない。
その為看護師たちには評判が悪く、一止も辰也の行動に疑問を持っていた。
大学時代は一止と同じく熱意ある姿を知っていたが、その姿はなかった。
しかしそれには理由がある事を後で知る。
医者である以上どうしても呼び出されるのは仕方ない事だけれど、
これだけ家庭を犠牲にして奮闘してもこの先何があるのか?
というのは確かにある。
とはいえ現状深刻な医師不足の中でさらに、ベッド不足も重なっている。
日本の場合これから高齢化して行く中で医師不足は本当に深刻になっていく。
私も2か月に1度病院で血液検査で病院に通院しているけれど、
とにかく高齢者が多くごった返している。
劇中で出てくる本庄病院と同じ規模の病院だけれど、
こういう病院は町医者では治療できない患者が通院してくるので
もちろん紹介状を受けなければ通院できない。
普段からこれだけの患者がいるのだから、
急患で運ばれる人数が多くなれば当然医者が
当直で待機しなければならないのは無理もない話ではある。
劇中では本庄病院が新たに新築されるけれど、
地方病院でもそれなりに最新の設備を備えなければ最新医療に対処できない。
もちろんそれ以上の設備になれば大学病院になる訳だけれど、
大学病院となると最新設備を備えている反面本当に
特殊な症状の患者でなければ入院、通院する事ができない病院なので最後の砦ではある。
町医者→地方病院クラス→大学病院クラスという感じだ。
そんな地方病院で奮闘する一止にはハルが待望の第1子誕生を迎えようとしていた。
しかし辰也はそれを聞いて家族とは何なんだ?と問われ、答えられない。
しかし辰也の事情を知る事で次第に一止もどうして辰也が定時に上がるのか?
という理由も知っていく。
さらには病院の利益優先方針に一止と辰也が次第に違和感を覚えて行く。
そんな中一止にとって理解者である貫田部長が倒れ、
検査の結果末期がんで余命わずかという診断が下される。
果たして一止は辰也の事情を知りどう受け止めるのか?
そして貫田部長は一止と辰也に何を残すのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
辰也の事情も知れば1人ではできる事に限界がある事を知るし、
辰也も家族がいながらこのような決断をしなければならなかった事情を考慮すると
同じ職業の人と一緒になるのはそれだけ難しいという事だ。
医療の世界は1度職場を離れてしまうとブランクを取り戻すのに相当な時間が必要だ。
その時間を取り戻すために必死になればなるほど
何かを犠牲にしなければならなくなる。
その果てに何を見るのかはその人次第だけれど、
一止もまた待望の1子誕生によりこれからどう変わっていくのか?
見届けたいと感じる。
総評として今回も命の最後、そして医者の家族について考えさせられたけれど、
今の医療の世界は深刻な人材不足の中ギリギリのところで
医師たちが頑張っているという事だ。
その中で医師たちも家族に支えられている。
その家族にとって医師の妻である事は色々な犠牲を払う事になるが、
その分良き理解者でもある事をこの映画では教えてくれている。
誰かを助けるには誰かの支えなしでは続けられない。
そんな患者と向き合う一止と辰也の闘いは続いていく。
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今回も命だけでなく家族についても考えさせられる。
医者とはいえ人間であり、人間である以上どうしても限界というものがある。
その中で底辺である地方病院で奮闘するイチは
大学時代の同期と同僚になる事で再び様々な問題を直面する。
ほとんど休みなく過ごすイチにとって家族とは何なのか?
そして患者の最期を看取るのに本当にすべき医者の役割とは何なのか?
再び考えて行きたい。
キャスト
栗原一止演じる櫻井翔
栗原榛名演じる宮崎あおい
進藤辰也演じる藤原竜也
砂山次郎演じる要潤
外村静枝演じる吉瀬美智子
水無陽子演じる朝倉あき
男爵演じる原田泰造
進藤千夏演じる吹石一恵
東西直美演じる池脇千鶴
貫田誠太郎演じる柄本明
他多数のキャストでストーリーが進行する
ストーリー
信州にある本庄病院の内科医、栗原一止は、妻の榛名の出産を心待ちにしながらも、
相変わらずなかなか家に帰れない忙しい日々を送っていた。
ある日、一止の大学時代の親友・進藤辰也が本庄病院に赴任してくる。
“医学部の良心”と言われていた辰也だが、久しぶりに再会した現在では、
残業もせず、緊急の呼び出しの電話にも出ない。
理由も言わない辰也に、一止はキレてしまう。
その頃、一止の上司・貫田部長が倒れ、癌であることが判明する…。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして一止は大学時代の親友である
進藤辰也が本庄病院に赴任してくる事となり喜んだ。
本庄病院に残ると決めた一止だったが、
相変わらず多くの患者と向き合う日々を送っていた。
年間休んだのがわずか3日・・・
さすがに医者とはいえこれでは何時過労で倒れてもおかしくない状況である。
そんな中赴任してきた辰也は時間内以外の勤務を行わない。
その為看護師たちには評判が悪く、一止も辰也の行動に疑問を持っていた。
大学時代は一止と同じく熱意ある姿を知っていたが、その姿はなかった。
しかしそれには理由がある事を後で知る。
医者である以上どうしても呼び出されるのは仕方ない事だけれど、
これだけ家庭を犠牲にして奮闘してもこの先何があるのか?
というのは確かにある。
とはいえ現状深刻な医師不足の中でさらに、ベッド不足も重なっている。
日本の場合これから高齢化して行く中で医師不足は本当に深刻になっていく。
私も2か月に1度病院で血液検査で病院に通院しているけれど、
とにかく高齢者が多くごった返している。
劇中で出てくる本庄病院と同じ規模の病院だけれど、
こういう病院は町医者では治療できない患者が通院してくるので
もちろん紹介状を受けなければ通院できない。
普段からこれだけの患者がいるのだから、
急患で運ばれる人数が多くなれば当然医者が
当直で待機しなければならないのは無理もない話ではある。
劇中では本庄病院が新たに新築されるけれど、
地方病院でもそれなりに最新の設備を備えなければ最新医療に対処できない。
もちろんそれ以上の設備になれば大学病院になる訳だけれど、
大学病院となると最新設備を備えている反面本当に
特殊な症状の患者でなければ入院、通院する事ができない病院なので最後の砦ではある。
町医者→地方病院クラス→大学病院クラスという感じだ。
そんな地方病院で奮闘する一止にはハルが待望の第1子誕生を迎えようとしていた。
しかし辰也はそれを聞いて家族とは何なんだ?と問われ、答えられない。
しかし辰也の事情を知る事で次第に一止もどうして辰也が定時に上がるのか?
という理由も知っていく。
さらには病院の利益優先方針に一止と辰也が次第に違和感を覚えて行く。
そんな中一止にとって理解者である貫田部長が倒れ、
検査の結果末期がんで余命わずかという診断が下される。
果たして一止は辰也の事情を知りどう受け止めるのか?
そして貫田部長は一止と辰也に何を残すのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
辰也の事情も知れば1人ではできる事に限界がある事を知るし、
辰也も家族がいながらこのような決断をしなければならなかった事情を考慮すると
同じ職業の人と一緒になるのはそれだけ難しいという事だ。
医療の世界は1度職場を離れてしまうとブランクを取り戻すのに相当な時間が必要だ。
その時間を取り戻すために必死になればなるほど
何かを犠牲にしなければならなくなる。
その果てに何を見るのかはその人次第だけれど、
一止もまた待望の1子誕生によりこれからどう変わっていくのか?
見届けたいと感じる。
総評として今回も命の最後、そして医者の家族について考えさせられたけれど、
今の医療の世界は深刻な人材不足の中ギリギリのところで
医師たちが頑張っているという事だ。
その中で医師たちも家族に支えられている。
その家族にとって医師の妻である事は色々な犠牲を払う事になるが、
その分良き理解者でもある事をこの映画では教えてくれている。
誰かを助けるには誰かの支えなしでは続けられない。
そんな患者と向き合う一止と辰也の闘いは続いていく。
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