30日日本テレビは水曜日10時に放送している

「明日、ママがいない」が全国児童養護施設協議会などからの

放送中止を求める抗議により全国児童養護施設協議会側と対面し、

番組内容変更を検討する事になった。

この問題は「明日、ママがいない」の中に施設に預けられている里子に対して

ペットのような言い方、子供同士であだ名の名前が児童養護施設の団体などから

問題だと抗議を受けてドラマの中止を求める騒動に発展し、

スポンサーもこの件で全社がCMを見送る事に追い込まれた。

過去に事例のない事態に視聴者としても

全国児童養護施設協議会は何を守りたいのか考えてしまうところだ。
2週間も抗議を続けて内容変更に追い込む手法は初めてだ。

これがノンフェクションで完全に事実と異なる作品というならわからないでもないが、

フェクション作品である。

フェクションの場合多少内容と異なっても作り話なので作品として成り立つ。

これまで色々とドラマ、映画を観てきたけれど、

過去の数多くの作品と比べたとしてもこの作品が

内容を変更するほど酷い作品であるとはまず思えない。

そして何より私たち視聴者は番組を選ぶ権利がある。

この番組を見なければ罰金ですよ!

この番組を見なければ逮捕されるというならそれこそ国家問題だが、

作る側がいちいち相手の顔色ばかり見ていたら

それこそ最終的に辿り着く果ては楽しい事だけしか描けません!という事になる。

全て楽しい事だけが本当に良い作品なのか?という事だ。

こういう事もがいる現実を視聴者がどう捉えるかは自由だ。

そこでこういう子供達が少なくなれば良いなあと思えるようになるなら

このドラマは成功という位置づけになる。

私も過去に色々ないじめや現実を見て経験してきたけれど、

世の中そんなにきれいごとを描くほど簡単なものではない。

教師は暴力を振るい、生徒同士ではいじめで苦しむ。

そういう現実を描くな!

となればもう何も描けない真実は語れない世の中になる。

まだ検討段階という事だが、私は本当に描きたかった事を描いてほしいと思う。

その上で最終的に評価してこそこの作品の本当の評価になるし、

本当に伝えたかった事になる。

そして1視聴者として言いたい。

変更を求めるは明らかに筋違い!

見せたくないなら見せない!

観ないで!!!と叫んでいた方が程と健全な言い方だ。

施設ならその番組を見せなければいいだけだ。

それでも観たい子どもがいるならそれは子供の意思で観ると決めた事に対して

どんな結果になっても受け入れる事だ。

観る観ないはその人の意思!

それ以上はない。

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