27日日本テレビは水曜日10時に放送している

「明日、ママがいない」が児童養護施設の団体などからの放送中止を求める抗議により

スポンサーへも抗議が拡大しドラマ枠のスポンサー全てが中止、もしくは見合わせする事になった。

この問題は「明日、ママがいない」の中に施設に預けられている里子に対して

ペットのような言い方、子供同士であだ名の名前が児童養護施設の団体などから

問題だと抗議を受けてドラマの中止を求める騒動に発展し、

スポンサーもこの件で見送ったり中止に追い込まれた。

近年稀に見る全スポンサー降板の事態に今の日本の自由の表現を脅かそうとしている。
私自身これまで数多くのドラマ、映画を観てきたけれど、

「明日、ママがいない」以上の内容の辛いドラマは数多く観てきている。

何の理由もなく無差別に殺し合う映画、

観るのが辛い殺人事件などなど言ったら切りがないが、

それらの過去のドラマを比べたとしても「明日、ママがいない」が

中止しなければならないというドラマとは私はとても思えない。

あだ名がいじめに繋がるというが、

ドラマではよくあだ名をつけてそれが愛称になって愛されるケースもあるし、

子供同士あだ名をつけ合う事は珍しい事ではない。

そして三上さんが演じる施設長も実際には存在しないかもしれないが、

言っている事とやぅている事は必ずしも間違った事は言っていない。

むしろ現実的な言葉だ。

それらを甘味してもこのドラマがここまで騒動が大きくなるとは思わなかった。

昨今貧困で子供を育てられない両親やシングルマザーも少なくなく、

仕方ない事情で預けるケースもある。

もちろん中にはこうのとりポストに預けたり、ロッカー、

ごみ箱に置き去りにされる子どももいる。

そういう現実をどう考え、そしてそういう子供達はこの厳しい現実を

どう生きていくのかというのがこのドラマの趣旨なはずなのに、

その趣旨すら読み取ろうとしていない。

今の若い世代の貧困は深刻の域にある。

今日のNHKクローズアップ現代でも女性の貧困が特集されていたけれど、

今の女性が出産して子供を育てる事が非常に難しくなっている。

そんな中施設に預けるしか生きる道のない人たちもいる中で

こういう問題を真剣に考える機会を得られた事を潰そうとする

児童養護施設の団体などからの圧力でかき消されようとしている。

ドラマを観た上で批判するのは構わないが、

それ以前にこの放送そのものを中止を求める事そのものが

これまで数多くのドラマがあったけれど、

殺人事件の影響で放送が延期になるケースは過去にもあったが、

団体から中止を求められたケースは過去に例は少ない。

やらせ問題で中止になったケースこそあるが、

このドラマはフィクションであり、

多少設定が異なっていたとしても伝えたい事を伝える事がドラマの魅力であるわけで、

この問題で日本テレビは改めて最後まで放送すると明言している。

これも視聴者がダイレクトにコメントされている事と、

日本テレビが関わらないTwitterやコメント欄などで

好意的なコメントがあるからこその決断だろう。

少なくても視聴者に見捨てられているドラマではないという事だ。

それに今回のドラマは1週間無料試聴できる訳で、

観ようと思えば1時間時間を作れば良い。

観ていないなら今の1時間観れ!と言えばいい。

観ないで語る事は今回は言い訳に過ぎない。

私もこのドラマの結末まで見届けると決めているだけに

スポンサーが全社降りても視聴者が降りなければ続行できる。

視聴者がオンデマンド有料配信などで視聴すれば

そのまま製作費に回せるだけに

今回続行の背景はそういうスポンサー以外の収入源があるからこそできる事だろう。

これ以上抗議に構う事をせずドラマで描かれている事を真剣に考えて行こう。