10日Jリーグ13第31節が行われ、17位のジュビロ磐田は14位サガン鳥栖と対戦し、

0対1で敗れた為にJ1での20シーズン目でJ2降格が決まった。

ジュビロ磐田は1990年代後半に黄金期を築き、

2002年には前後期制で完全優勝を果たすなど数多くのタイトルをほしいままにした。

しかし2007シーズン以降下位に低迷し2008シーズンには

仙台との入れ替え戦で辛うじてJ1残留し、

一時は柳下監督の下でチーム再建を果たしたかに見えたが

2012シーズン途中から極度の不振に陥り

この1年でリーグ戦わずか4勝と極度の不振に監督をロンドン五輪監督だった

関塚監督を招聘するもチーム再建はできずJ2降格に至った。

これでJ1はジュビロ磐田が20シーズン目にして

初のJ2降格となり1つの時代を築いたチームがJ1から姿を消す事になった。
これだけ代表選手を揃えながら降格するのは

昨年のガンバ大阪を観ているので驚きはないんだけれど、

ガンバ大阪でもこの時期は勝ち点30以上はあった訳であり、

この時期に勝ち点20ではやはりどんなにあがいてもJ2降格は時間の問題だった。

得点力が無い訳ではなかったし、失点は多かったものの清水、柏より失点をしていなかった。

にもかかわらずここまで3勝はそれだけ勝ち切れない試合が続き過ぎた事と

勝ち点を拾えない試合が続き過ぎた事が大きかった。

特に後半の失点が多かった事もあり、

終盤になればなるほど守備が耐えられなくなるケースが目立った。

昨年の新潟はゴールを決めるのに苦労していたが、

その分失点を抑えて勝ち点を拾い続けた事が最終的に得失点差による有利をもたらし、

先制した試合では確実に勝ち点3を拾った。

1つ歯車が狂うと苦しいもので、固持した戦い方を持たないといけないところだが、

磐田の場合攻撃的なチーム作りをしていた事もあり攻撃的に行くのか

守備を再建するのかおそらく関塚監督も迷ったのかもしれない。

攻撃力があるのであればやはり守備を再建すれば良かったと思うんだけれど、

ここで私が思う最大のミスはGK川口を正GKを外した事だ。

流れを変えたかったという理由はあるかもしれないが、

私としてはGKは八田より川口が守り続けた方が

確実に拾えた試合があったのではないかと感じる。

八田がGKの時の磐田は正直守備は良くなかったからね。

結局GKを代えた事が1番致命的だったのではないかと思う。

GK川口という経験と、八田ではあまりにも差があり過ぎた。

攻撃面はゴールが決められない事で悪循環が続いてしまった。

必ずしもゴールを決められないチームではなかっただけに

焦りがチームに悪循環をもたらしてしまったのが最終的にゴールを遠ざけてしまった。

これで磐田は来季J2で戦う事になるのだが、

前田、山田、駒野、伊野波らが移籍は高いかもしれない。

前田、山田はチーム生え抜きなのでわからないが、

駒野、伊野波はW杯出場という目標があるので残留はないのではないか?

どちらにしても今の主力がどれだけ残るかで

来季のJ1昇格ができるかできないかが決まってくる。

磐田の再建は簡単なものではないと感じる

この2シーズンの戦いぶりなので主力の残留にまず力を注ぐ事になるだろう。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。
mixiチェック