16日ドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」第3話を視聴した。
今回は工務店の作業現場で作業員が足場から墜落する事故が発生し
ダンダリンはその現場から救急車が到着するまで30分を要した事に
現場で何かを隠していると直感する。
その現場には土手山の学生時代の親友が経営する会社だった。
墜落した作業員は全治3か月の重傷を負った。
事故に不正があると調べ始めたダンダリンに対して土手山はそこまでする必要があるのか?
と行き過ぎの行動に口を出すが、
それはその会社が親友が経営する会社だからでもあった。
しかしダンダリンはこの会社が当時有資格者が現場にいなかった事を直感し
再度調査すると当時土手山の親友が金策のため現場にいなかった事が
わかりその親友は私がいればとその場で泣き崩れた。
その会社は倒産したもののその会社の従業員は全て再就職が決まり
面倒見の熱い社長の厳しい現実を見たシーンがメインだった。
今回は工務店の作業現場で作業員が足場から墜落する事故が発生し
ダンダリンはその現場から救急車が到着するまで30分を要した事に
現場で何かを隠していると直感する。
その現場には土手山の学生時代の親友が経営する会社だった。
墜落した作業員は全治3か月の重傷を負った。
事故に不正があると調べ始めたダンダリンに対して土手山はそこまでする必要があるのか?
と行き過ぎの行動に口を出すが、
それはその会社が親友が経営する会社だからでもあった。
しかしダンダリンはこの会社が当時有資格者が現場にいなかった事を直感し
再度調査すると当時土手山の親友が金策のため現場にいなかった事が
わかりその親友は私がいればとその場で泣き崩れた。
その会社は倒産したもののその会社の従業員は全て再就職が決まり
面倒見の熱い社長の厳しい現実を見たシーンがメインだった。
ストーリー
西東京労働基準監督署の課長・土手山の大学時代からの親友・相島が
経営する工務店の作業現場で、作業員の墜落事故が発生した。
電話を受けた段田凛は、土手山と共に現場に向かうことに。
落下した作業員は貧血でバランスを崩したらしいという報告を受けた
土手山は単なる事故で片付けようとするが、凛は「法律違反」をかぎつける。
そんな中、凛と残業をしていた帰りに南三条が暴力事件を起こしていたことが発覚。
南三条は署長の真鍋から厳重注意を受けるが、どうやら何か言い分があるらしい。
一方、相島の現場で不正がある可能性を凛に指摘された土手山は大激怒。
その上、息子への誕生日プレゼントを元妻のみどりから突き返され、
不機嫌全開の土手山のせいで職場はピリピリムードに。
そこに、瑠璃子とデートの約束をしていた胡桃沢が現れた。
奇妙な流れでデートは凛の歓迎会になってしまい、
土手山以外の同僚たちで食事をすることになるのだが、
その店に胡桃沢の上司・相葉が現れた。
見覚えのないはずの相葉から初対面ではないと言われ、戸惑う凛。
一方、一人で冷静になった土手山は、
真相を確かめるために相島のもとへ向かうことに。
以上日テレHPダンダリン 労働基準監督官より
今回は私の属する業種なので他人事ではなく
自分の置かれている状況を踏まえて視聴しました。
建設業界はとにかく安全第一に作業をしなければならないのですが、
時として事故が起きる事が避けられないケースもあります。
その都度どうしてこの事故が起きてしまったのか?
という事を事故後に検証して行くものなのですが、
事故が起きた時にその現場はどうあるべきなのか?
を学ぶ非常に勉強になるお話でした。
まず現場には主任技術者がいるのですが、
これは専任及び非専任があるので必ずしもその現場に常駐する必要性はありません。
その代り現場代理人は必ずその現場に最初から最後まで常駐しなければなりません。
その時現場代理人は2級及び1級土木施工管理技士か建築施工管理技士以上がいると
工事内容にもよりますが有資格者として望ましいのですが、
大抵1次下請以下になってくると10年以上の実務経験者が現場代理人に付く事が多くなります。
その上で安全講習などの講習修了者が付く事が必要なのですが、
1人親方のような会社だとどうしても社長以外10年以上の実務経験者がいない会社も
少なくなくその時現場にいないというケースも有り得る訳です。
本来はいけないのですが経営と現場の両立がいかに大変かという部分もあります。
今回の事故現場は足場からの墜落事故ですが
本来足場を組み立てる時には現場代理人が
確り安全を指導し指示して行く事が事故を未然に防ぐ事になります。
この事故のケースでは社長以外に10年以上の実務経験者がおらず、
さらに足場の資格を持っている人が社長しかいなかった事が通報を遅らせてしまいました。
もしここで足場の資格及び現場代理人を社長以外の人が1人務める事ができる人がいれば
この現場では社長に連絡しても躊躇せず119番及び110番に連絡する事ができた訳です。
厳しい現場事情があるものの、
こういう時に有資格者がいないとどれだけ大変な事になるのか?
という事を確り描かれていました。
さらにここで1つの葛藤となったのはこれによって会社が倒産する可能性があり
従業員を失業に追い込んでしまう可能性という面です。
これですが、これについては経営の問題であり、
安全の問題とは切り離さなければなりません。
経営が苦しいから安全を軽視して良い事にはなりません。
でもこの社長さんは苦しい経営の中で社員の面倒見は本当に良い人でした。
この社長さんに落ち度があったとすれば自分以外に
もう1人現場代理人と有資格を持つ人がいれば違ったという事です。
建設業はとにかく有資格者がいるだけでできる仕事が違ってきます。
特にこういう事故が起きた時には有資格者の存在意義が
明確になるという事を知った人も多かったのではないでしょうか?
次回はこれまた問題になっている内定切りについて描かれます。
ロストジェネレーション世代にとっては他人事ではない事であり、
今の会社はどういう手口で内定切りを行っているのか?
その手口に注目したいと思います。
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西東京労働基準監督署の課長・土手山の大学時代からの親友・相島が
経営する工務店の作業現場で、作業員の墜落事故が発生した。
電話を受けた段田凛は、土手山と共に現場に向かうことに。
落下した作業員は貧血でバランスを崩したらしいという報告を受けた
土手山は単なる事故で片付けようとするが、凛は「法律違反」をかぎつける。
そんな中、凛と残業をしていた帰りに南三条が暴力事件を起こしていたことが発覚。
南三条は署長の真鍋から厳重注意を受けるが、どうやら何か言い分があるらしい。
一方、相島の現場で不正がある可能性を凛に指摘された土手山は大激怒。
その上、息子への誕生日プレゼントを元妻のみどりから突き返され、
不機嫌全開の土手山のせいで職場はピリピリムードに。
そこに、瑠璃子とデートの約束をしていた胡桃沢が現れた。
奇妙な流れでデートは凛の歓迎会になってしまい、
土手山以外の同僚たちで食事をすることになるのだが、
その店に胡桃沢の上司・相葉が現れた。
見覚えのないはずの相葉から初対面ではないと言われ、戸惑う凛。
一方、一人で冷静になった土手山は、
真相を確かめるために相島のもとへ向かうことに。
以上日テレHPダンダリン 労働基準監督官より
今回は私の属する業種なので他人事ではなく
自分の置かれている状況を踏まえて視聴しました。
建設業界はとにかく安全第一に作業をしなければならないのですが、
時として事故が起きる事が避けられないケースもあります。
その都度どうしてこの事故が起きてしまったのか?
という事を事故後に検証して行くものなのですが、
事故が起きた時にその現場はどうあるべきなのか?
を学ぶ非常に勉強になるお話でした。
まず現場には主任技術者がいるのですが、
これは専任及び非専任があるので必ずしもその現場に常駐する必要性はありません。
その代り現場代理人は必ずその現場に最初から最後まで常駐しなければなりません。
その時現場代理人は2級及び1級土木施工管理技士か建築施工管理技士以上がいると
工事内容にもよりますが有資格者として望ましいのですが、
大抵1次下請以下になってくると10年以上の実務経験者が現場代理人に付く事が多くなります。
その上で安全講習などの講習修了者が付く事が必要なのですが、
1人親方のような会社だとどうしても社長以外10年以上の実務経験者がいない会社も
少なくなくその時現場にいないというケースも有り得る訳です。
本来はいけないのですが経営と現場の両立がいかに大変かという部分もあります。
今回の事故現場は足場からの墜落事故ですが
本来足場を組み立てる時には現場代理人が
確り安全を指導し指示して行く事が事故を未然に防ぐ事になります。
この事故のケースでは社長以外に10年以上の実務経験者がおらず、
さらに足場の資格を持っている人が社長しかいなかった事が通報を遅らせてしまいました。
もしここで足場の資格及び現場代理人を社長以外の人が1人務める事ができる人がいれば
この現場では社長に連絡しても躊躇せず119番及び110番に連絡する事ができた訳です。
厳しい現場事情があるものの、
こういう時に有資格者がいないとどれだけ大変な事になるのか?
という事を確り描かれていました。
さらにここで1つの葛藤となったのはこれによって会社が倒産する可能性があり
従業員を失業に追い込んでしまう可能性という面です。
これですが、これについては経営の問題であり、
安全の問題とは切り離さなければなりません。
経営が苦しいから安全を軽視して良い事にはなりません。
でもこの社長さんは苦しい経営の中で社員の面倒見は本当に良い人でした。
この社長さんに落ち度があったとすれば自分以外に
もう1人現場代理人と有資格を持つ人がいれば違ったという事です。
建設業はとにかく有資格者がいるだけでできる仕事が違ってきます。
特にこういう事故が起きた時には有資格者の存在意義が
明確になるという事を知った人も多かったのではないでしょうか?
次回はこれまた問題になっている内定切りについて描かれます。
ロストジェネレーション世代にとっては他人事ではない事であり、
今の会社はどういう手口で内定切りを行っているのか?
その手口に注目したいと思います。
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