10月12日公開の映画「陽だまりの彼女」を鑑賞した。

この映画は中学生時代の同級生と偶然再会した2人が意気投合して直後に結婚するも、

その直後2人には思いもよらぬ結末を迎える事になるストーリーである。

偶然の再開が時として2人を結びつけるが

このストーリーの結末はあまりにも奇想天外な結末に

人生何処に運命が転がっているかわからないものだと知る事になるだろう。
最初で最後の恋(うそ)だった。というフレーズに

最初は一体どんな秘密が隠されているのか?

というのがあったんだけれど、実際に観終わった時こういう事だったのか!

という部分では納得できた。

ある種のファンタジーであるんだけれど、

人は何時も身近な存在ほど忘れがちになってしまう。

その忘れがちな存在ほど実は大切な存在というのを感じるんだけれど、

果たしてその大事な存在にどれだけ気づく事ができていますか?

という問いをうけているのかもしれない。

果たして2人の出会いから別れまでの流れとは一体どんなものだっただろうか?

キャスト

奥田浩介演じる松本潤

渡来真緒演じる上野樹里

新藤春樹演じる玉山鉄二

田中進演じる大倉孝二

峯岸ゆり演じる谷村美月

奥田翔太演じる菅田将暉

杉原部長演じる小籔千豊

奥田祥江演じる西田尚美

梶原玲子演じるとよた真帆

渡来真由子演じる木内みどり

渡来幸三演じる塩見三省

大下演じる夏木マリ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

広告代理店の営業マン・奥田浩介は、仕事で下着メーカーの広報担当・渡来真緒と出会う。

実は浩介と真緒は中学校時代の同級生で、お互いに初恋の相手だった。

再会した浩介と真緒はお互いに気持ちを告白し、付き合うように。

初デートで江の島に出かけた時、真緒は浩介を実家に連れて行く。

そこで真緒は浩介との結婚を両親に宣言した。

その後、浩介は真緒の父親から、

真緒には渡来家に里子に来る13歳までの記憶がないことを知らされる。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして浩介は営業マンとして忙しい日々を送っていた。

そんなある日ある営業先で偶然中学校時代の同級生だった真緒と再会する。

そこから浩介と真緒は学生時代の想い出を話しだし、

10年以上の空白の時間を一気に埋めていく。

中学校時代の真緒はとにかく勉強ができない子で周りからいじめられていた。

それを浩介が庇った事で浩介が転校を余儀なくされてしまうというものだが、

その短い間の出来事が浩介にとっては衝撃的な時間だった。

そして2人は付き合うようになりそれぞれ仕事を通じて空白の時間を埋めていく。

そんな中浩介は真緒の両親と対面し、真緒の過去を聞かされることになる。

中学校時代には噂には聞いていてもその時代の記憶はあやふやだったりするものだ。

そして当時知らなかった事実を聞かされる浩介は

真緒が裸で放浪していた所を保護され養子として

今の両親に引き取られたというのを事実だと知る。

真緒は13歳から以前の記憶がないらしいという記憶障害を持っていた。

そしてそこから2人は結婚し幸せな生活を送るはずだったのだが、

そこから真緒の調子がおかしいと気づいた浩介が

病院で検査を受けるも異常なしと診断される。

そんなある日浩介と真緒は隣の子供が落ちそうになっているところに

遭遇しその子供を助けようとするが浩介の手が届かず

子供は助からないと思った瞬間真緒が窓から飛び出して子供を救ったのだった。

この行動で真緒も子供にも怪我が無くここで浩介はおかしいと思い始める。

そして翌日浩介は真緒がいなくなっている事に気づき、

周りからも記憶が消えている事に愕然とする。

果たして浩介は真緒の秘密をどう知り、どう受け止めるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

最後の結末まで正直どう納得すればいいのか正直難しかったんだけれど、

最後の結末を知った時この出会いが偶然ではなく

必然だったという事を理解したんだけれど、

浩介にとってもかつて救った事のある記憶を思い出すまでは

真緒がどうして中学校時代に直接浩介に歩み寄ってきたのか?

という事を理解できなかったかもしれない。

でもよくよく考えれば真緒の恩返しという部分を考慮すれば

それはそれで納得できるんですよね。

結末をこれ以上触れると面白味が無くなるので

あえて真緒の恩返しとさせて頂きたいと思います。

総評として最初の最後さえなければ運命の出会いであるし、

運命の2人なのだと思う。

ただここで2人がどうして出会ったのかと例えるなら一生忘れられない出来事が

2人を引き合わせた訳で実際の出会いでそういう人と出会えたら最高だな・・・

と感じさせるストーリーだったと思います。

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