10月2日スタートのドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」を視聴した。
このドラマは田島隆原作の漫画「ダンダリン」をドラマ化した作品で
労働基準監督官の段田凛が基準に違反する業者に対して
厳しく接して正していく曲った事を許さない女の信念と労働の現実が描かれるストーリーである。
大手企業や役所勤めていている人にとっては非現実的な事かもしれないが、
こういう事が現実だという事を捉えそしてどう考えていくのかを考える3か月になるだろう。
このドラマは田島隆原作の漫画「ダンダリン」をドラマ化した作品で
労働基準監督官の段田凛が基準に違反する業者に対して
厳しく接して正していく曲った事を許さない女の信念と労働の現実が描かれるストーリーである。
大手企業や役所勤めていている人にとっては非現実的な事かもしれないが、
こういう事が現実だという事を捉えそしてどう考えていくのかを考える3か月になるだろう。
来週から倍返しが始まりますけれど、
私は元々倍返しを見る予定はなく、
最初からこちらを見る事に決めていたので来週も降りる事無く完走して行きます。
初回から強烈な印象を残す展開になりましたけれど、
今の日本社会はとにかく正社員として勤務できるだけで良い方なのが実際に現実です。
現実に労働者の3分の1が今や派遣社員や契約社員などの非正規で占められる中で
今の労働基準が果たして適合するのか?
そしてそれを実行に移した時本当にそれが労働者にとって良い方向に向くのか?
色々と疑問点を考えていく事になると思います。
私も1労働者としての視点と現実を書いていきながら現実を直視して行きます。
但しここで書いた事がそのまま摘発というのは困りますので
あくまで私自身今の労働契約は合意していると最初に宣言しておきます。
労働契約に合意していれば労働基準に準じていると解釈して頂ければと思います。
という事で今回の事例をレビューして生きたと思います。
キャスト
段田 凛演じる竹内結子
南三条 和也演じる松坂桃李
胡桃沢 海演じる風間 俊介
温田 祐二演じる水橋 研二
小宮 瑠璃子演じるトリンドル玲奈
太田昌子演じる大島蓉子
相葉 博美演じる賀来千香子
紺野 みどり演じる西田尚美
南三条恭子演じる石野真子
田中 正一演じる大倉孝二
真鍋 重夫演じる佐野 史郎
土手山 郁夫演じる北村 一輝
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
働く人を守るルールを遵守するためには曲がらない、融通の利かない女、
労働基準監督官の段田凛(だんだ・りん)が、すべ ての働く人を守るために立ち上がる!
「ブラック企業」「名ばかり管理職」など、最近話題の「お仕事問題」を取り上げ、
ちょっと役に立つ労働豆知識も満載の、お仕事エンターテインメント。
西東京労働基準監督署に、1人の監督官が配属されてきた。
彼女の名前は、段田凛。前の部署では相当の問題児だったらしいというウワサに、
課長の土手山と署長の真鍋は戦々恐々。
土手山は、凛より年下だがしっかり者の南三条に彼女の“お目付け役”を命じることに。
そんな中、あるリフォーム会社の営業マン・西川と出会った凛は、
彼が会社からサービス残業を強いられていることを知り、
「会社に自分がそんなことを言ったとバレたら首になる」 という
西川の声にも耳を貸さず調査を開始。
しかし、社長の鴨光と取っ組み合いのケンカになり、
土手山から大激怒されてしまう。
その後ダンダリンがとった監督官としての作戦は、
署の監督官全員をアゼンとさせるものだった…
以上日テレHPダンダリン 労働基準監督官より
今回は西東京労働基準監督署に異動してきた段田凛は
前部署ではかなりの問題児だったらしい。
それがどれ位問題児だったのかは初回の行動である程度理解できるんだけれど、
まず移動初日にカフェの求人募集にいきなり労働基準違反です!と乗り込んで行った。
求人募集にはかわいい女の子と書き込まれており、これが労働基準に違反するという事だ。
確かに雇用均等法を考慮すれば差別してはならないとあるんだけれど、
ただ良く考えてほしいところだけれどあなたがお客なら仕事はできるけれど
ブサイクな女性と仕事はイマイチだが美人の看板娘がいるならどちらの店に行きますか?
(ここでは両店味は同じ場合)普通に考えると美人で看板娘のお店を男は選ぶでしょうね。
その方がお店にとっては利益も上がりますしね。
違う?というならその理由を述べて頂ければいいだけですけれど、
あえて理由があるとすれば美人だと集中できないし
人も混むから人のいなくて気にならないお店を選ぶという人はいるでしょうね。
募集をする上で確かに労働基準に引っ掛かりますが
普通に考えればどういう人を求めるのかは
社会常識で考えるとわかると思うんですけれどね。
次は工事現場の指摘ですが、これは指摘しなければなりません。
こういう職業ほど慢心が命取りになりますのでこの指摘はナイスプレー!です。
現場代理人と主任技術者は怪我人や死亡者が出る前に
この指摘で首が飛ばすに済んだ事をダンダリンに感謝した方が良いでしょう。
そして今回のメインとなった。
リフォーム会社の営業マンのサービス残業だけれど、
まずサービス残業とは本来労働する中で貰わなければならない
お金を貰わずに仕事をする事なんだけれど、
これって色々な概念はありますけれど、
標準労働時間を超えて30分以上労働した場合に発生するのですが、
私も最初の会社では残量代貰えました。
ただそれ以降の会社では1度も貰った事ありません。
これも考え方なのですが頑張って一杯貰えるというなら頑張ってやればいいと思います。
しかし貰えないとわかっているなら給料以上の事をすると
ハッキリ言って体を壊すだけで身を亡ぼすだけです。
私個人としては自らの仕事をコントロールして自分の実力以上の事はしないようにしています。
もちろん時間内を超える仕事があればしますが
それは自分の役割と技量の範疇で抑えるようにしています。
ホワイトカラー(残量代なし)を推進して行く動きがありますが、
どうせ給料が増えないとわかっているなら給料以上の事をしない事です。
その鉄則さえ守れるなら私は別に残業代なしでも良いと思います。
私のように1度リストラなどで仕事を失った人にとっては
正社員として仕事ができるだけで非正規より全然マシな訳で
世の中には正社員慣れない人が3分の1もいるんです。
それを考えれば残量代が出ない事は何とも思いません。
失業している事を思えばね。
今回の対象者となった営業の西川さんは自分の実力以上の事をしてしまい
踏ん切りが付かなくなった事が自らを追い込みました。
確かに営業の場合は売り上げが全てな訳ですが
その場合は自分の実力に見合った営業をするしかないんです。
実力以上の事や必要以上の事をやると
今回のように雇い主の社長にいいように使われてしまいます。
そういうのを見過ごせないダンダリンは情は理解しているものの、
やはりこういう社長を正す必要性を感じて労働基準監督官の仕事を全うしたという事になります。
確かに1度突っ走ると色々な事情を考慮しない面も見受けられますが、
私は全てがそうとは思わないです。
私も誰かの顔を伺って仕事していたら仕事にならないだけに
時には強引に決断している事もありますし、
下級管理職(普通の事務員ですが)の立場として
あれこれ管理しなければならないと大変なんですよね。
世の中は中間管理職も大変ですが、
実際には下級管理職は部下にいなくて大変なんです。
ゆえに部下がいないなら信頼と頼られる力を持て!という事です。
そうすれば部下がいなくても自分を助けてくれる存在になりますからね。
私自身今回のドラマで労働基準監督官が逮捕権を持っている事は勉強になりました。
ただ忘れてはいけないのは何でも取り締まれば良いのではなく、
どうして取り締まらなければならないのかがポイントです。
労働時間外でも仕事をしなければならない事はあります。
何でもかんでも取り締まっていたら仕事になりませんし、世の中動きません。
本当に取り締まるべきは行き過ぎた行動をする人なのです。
今回のケースでは営業の西川さんが全社員の前であのような
いじめをした事が1番の問題です。
営業成績が悪い事で叱るのは
どうしたら営業成績が上がるのか考える必要性を説く必要がある訳で、
あのような恥さらしする社長の器に問題があります。
世の中あのような社長が実に多く、
それがブラック会社的な社会問題に繋がっているという事を忘れてはならないところです。
今回はサービス残量が摘発対象でしたが、
本来の目的は労働者が不当な扱いを受けない事が本来の目的です。
ただ雇い主と労働者が対等という事は現実ありませんので
そこは確り認識しておく必要があるでしょう。
ドラマの展開よりも労働の現実的なレビューとなっておりますが
これから取り上げていく内容について現実と照らし合わせて行きつもりです。
次回は最近話題の名ばかり管理職を取り上げます。
管理職とはどういう位置づけなのか?
それを確り考えながらどう労働基準に照らしていくのかを考えて行きたいところです。
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私は元々倍返しを見る予定はなく、
最初からこちらを見る事に決めていたので来週も降りる事無く完走して行きます。
初回から強烈な印象を残す展開になりましたけれど、
今の日本社会はとにかく正社員として勤務できるだけで良い方なのが実際に現実です。
現実に労働者の3分の1が今や派遣社員や契約社員などの非正規で占められる中で
今の労働基準が果たして適合するのか?
そしてそれを実行に移した時本当にそれが労働者にとって良い方向に向くのか?
色々と疑問点を考えていく事になると思います。
私も1労働者としての視点と現実を書いていきながら現実を直視して行きます。
但しここで書いた事がそのまま摘発というのは困りますので
あくまで私自身今の労働契約は合意していると最初に宣言しておきます。
労働契約に合意していれば労働基準に準じていると解釈して頂ければと思います。
という事で今回の事例をレビューして生きたと思います。
キャスト
段田 凛演じる竹内結子
南三条 和也演じる松坂桃李
胡桃沢 海演じる風間 俊介
温田 祐二演じる水橋 研二
小宮 瑠璃子演じるトリンドル玲奈
太田昌子演じる大島蓉子
相葉 博美演じる賀来千香子
紺野 みどり演じる西田尚美
南三条恭子演じる石野真子
田中 正一演じる大倉孝二
真鍋 重夫演じる佐野 史郎
土手山 郁夫演じる北村 一輝
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
働く人を守るルールを遵守するためには曲がらない、融通の利かない女、
労働基準監督官の段田凛(だんだ・りん)が、すべ ての働く人を守るために立ち上がる!
「ブラック企業」「名ばかり管理職」など、最近話題の「お仕事問題」を取り上げ、
ちょっと役に立つ労働豆知識も満載の、お仕事エンターテインメント。
西東京労働基準監督署に、1人の監督官が配属されてきた。
彼女の名前は、段田凛。前の部署では相当の問題児だったらしいというウワサに、
課長の土手山と署長の真鍋は戦々恐々。
土手山は、凛より年下だがしっかり者の南三条に彼女の“お目付け役”を命じることに。
そんな中、あるリフォーム会社の営業マン・西川と出会った凛は、
彼が会社からサービス残業を強いられていることを知り、
「会社に自分がそんなことを言ったとバレたら首になる」 という
西川の声にも耳を貸さず調査を開始。
しかし、社長の鴨光と取っ組み合いのケンカになり、
土手山から大激怒されてしまう。
その後ダンダリンがとった監督官としての作戦は、
署の監督官全員をアゼンとさせるものだった…
以上日テレHPダンダリン 労働基準監督官より
今回は西東京労働基準監督署に異動してきた段田凛は
前部署ではかなりの問題児だったらしい。
それがどれ位問題児だったのかは初回の行動である程度理解できるんだけれど、
まず移動初日にカフェの求人募集にいきなり労働基準違反です!と乗り込んで行った。
求人募集にはかわいい女の子と書き込まれており、これが労働基準に違反するという事だ。
確かに雇用均等法を考慮すれば差別してはならないとあるんだけれど、
ただ良く考えてほしいところだけれどあなたがお客なら仕事はできるけれど
ブサイクな女性と仕事はイマイチだが美人の看板娘がいるならどちらの店に行きますか?
(ここでは両店味は同じ場合)普通に考えると美人で看板娘のお店を男は選ぶでしょうね。
その方がお店にとっては利益も上がりますしね。
違う?というならその理由を述べて頂ければいいだけですけれど、
あえて理由があるとすれば美人だと集中できないし
人も混むから人のいなくて気にならないお店を選ぶという人はいるでしょうね。
募集をする上で確かに労働基準に引っ掛かりますが
普通に考えればどういう人を求めるのかは
社会常識で考えるとわかると思うんですけれどね。
次は工事現場の指摘ですが、これは指摘しなければなりません。
こういう職業ほど慢心が命取りになりますのでこの指摘はナイスプレー!です。
現場代理人と主任技術者は怪我人や死亡者が出る前に
この指摘で首が飛ばすに済んだ事をダンダリンに感謝した方が良いでしょう。
そして今回のメインとなった。
リフォーム会社の営業マンのサービス残業だけれど、
まずサービス残業とは本来労働する中で貰わなければならない
お金を貰わずに仕事をする事なんだけれど、
これって色々な概念はありますけれど、
標準労働時間を超えて30分以上労働した場合に発生するのですが、
私も最初の会社では残量代貰えました。
ただそれ以降の会社では1度も貰った事ありません。
これも考え方なのですが頑張って一杯貰えるというなら頑張ってやればいいと思います。
しかし貰えないとわかっているなら給料以上の事をすると
ハッキリ言って体を壊すだけで身を亡ぼすだけです。
私個人としては自らの仕事をコントロールして自分の実力以上の事はしないようにしています。
もちろん時間内を超える仕事があればしますが
それは自分の役割と技量の範疇で抑えるようにしています。
ホワイトカラー(残量代なし)を推進して行く動きがありますが、
どうせ給料が増えないとわかっているなら給料以上の事をしない事です。
その鉄則さえ守れるなら私は別に残業代なしでも良いと思います。
私のように1度リストラなどで仕事を失った人にとっては
正社員として仕事ができるだけで非正規より全然マシな訳で
世の中には正社員慣れない人が3分の1もいるんです。
それを考えれば残量代が出ない事は何とも思いません。
失業している事を思えばね。
今回の対象者となった営業の西川さんは自分の実力以上の事をしてしまい
踏ん切りが付かなくなった事が自らを追い込みました。
確かに営業の場合は売り上げが全てな訳ですが
その場合は自分の実力に見合った営業をするしかないんです。
実力以上の事や必要以上の事をやると
今回のように雇い主の社長にいいように使われてしまいます。
そういうのを見過ごせないダンダリンは情は理解しているものの、
やはりこういう社長を正す必要性を感じて労働基準監督官の仕事を全うしたという事になります。
確かに1度突っ走ると色々な事情を考慮しない面も見受けられますが、
私は全てがそうとは思わないです。
私も誰かの顔を伺って仕事していたら仕事にならないだけに
時には強引に決断している事もありますし、
下級管理職(普通の事務員ですが)の立場として
あれこれ管理しなければならないと大変なんですよね。
世の中は中間管理職も大変ですが、
実際には下級管理職は部下にいなくて大変なんです。
ゆえに部下がいないなら信頼と頼られる力を持て!という事です。
そうすれば部下がいなくても自分を助けてくれる存在になりますからね。
私自身今回のドラマで労働基準監督官が逮捕権を持っている事は勉強になりました。
ただ忘れてはいけないのは何でも取り締まれば良いのではなく、
どうして取り締まらなければならないのかがポイントです。
労働時間外でも仕事をしなければならない事はあります。
何でもかんでも取り締まっていたら仕事になりませんし、世の中動きません。
本当に取り締まるべきは行き過ぎた行動をする人なのです。
今回のケースでは営業の西川さんが全社員の前であのような
いじめをした事が1番の問題です。
営業成績が悪い事で叱るのは
どうしたら営業成績が上がるのか考える必要性を説く必要がある訳で、
あのような恥さらしする社長の器に問題があります。
世の中あのような社長が実に多く、
それがブラック会社的な社会問題に繋がっているという事を忘れてはならないところです。
今回はサービス残量が摘発対象でしたが、
本来の目的は労働者が不当な扱いを受けない事が本来の目的です。
ただ雇い主と労働者が対等という事は現実ありませんので
そこは確り認識しておく必要があるでしょう。
ドラマの展開よりも労働の現実的なレビューとなっておりますが
これから取り上げていく内容について現実と照らし合わせて行きつもりです。
次回は最近話題の名ばかり管理職を取り上げます。
管理職とはどういう位置づけなのか?
それを確り考えながらどう労働基準に照らしていくのかを考えて行きたいところです。
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