22日ドラマ「半沢直樹」最終話を視聴した。

今回は半沢は大和田常務を追い込む決定的な証拠を掴んだが、

大和田常務が近藤に銀行復帰を持ちかけられ

近藤は銀行復帰を選び大和田常務を追い詰める手段を失う。

このまま取締役会に議題を出しても紙切れにしかならない半沢は

大和田常務を追い込むための情報入手に走る。

そして半沢は黒崎が岸川取締役と繋がっている情報を花が掴んだ事で

大和田常務を追い込む決定的な弱みを手にする。

そして取締役会で半沢は大和田常務を追及するが

大和田常務は尽く潔白を主張し白を切る。

しかし岸川取締役は大和田常務の権力よりも半沢に握られた弱みに

子供のためにこれまで実行してきた事は

全て大和田常務の指示によるものと主張し

これにより大和田常務は陥落し半沢は大和田常務に約束通り

土下座をさせて大和田常務は屈辱の土下座をしたのだった。

そして数日後大和田常務は取締役降格という意外な人事が告げられ、

半沢には企画部長として出向を命じられ出向する事になるシーンがメインだった。
ストーリー

近藤は、大和田常務から提案された取引に応じ、

手に入れた田宮社長の証言を表に出さないという決断をした。

その結果、半沢が大和田を追い詰めるために取締役会に提出する予定であった資料は、

不正の事実を決定的にする重要な証拠がない不完全なものとなってしまう。

そんな中、渡真利は人事部の後輩からの極秘情報によって、

近藤が銀行に戻って来るとの情報を掴む。

何が起きたかを察した半沢は、

なかなか行方が分からない近藤の携帯電話にメッセージを吹き込む形で、

いつもの剣道場でずっと待ち続けると伝える。

大和田常務の不正を明らかにする取締役会が開かれようとしていた矢先、

今度は内藤から、金融庁から頭取宛に

「金融庁検査における半沢次長の検査受け入れ態度に問題あり」

との書面が送られてきたことを聞かされる。

取締役会では、半沢が訴える不正問題と同時に、

半沢の処分案も議題に上がることが分かった。

半沢にとって不利な状況が積み重なる中、

ついに運命の取締役会が開かれる──。

以上TBS半沢直樹HPより


今回はついに大和田常務の弱みを握った半沢だったが

半沢はその弱みの証拠を握っていた近藤が出向から復帰できるという条件を

大和田常務から提案された事でその証拠提出を断念する。

これで半沢は大和田常務を決定的に追い詰める証拠を失ったが

半沢はそれで近藤が銀行に復帰でいる事になった事を心より喜び、同期を思いやった。

しかしこれで証拠を失った半沢はどうやって大和田常務を追い詰めるべきか

次の取締役会まで時間は残されていなかった。

中野渡頭取は明らかな黒と判断したがこれでは紙切れでしかないと問われる。

そこで半沢は渡真利と共に黒崎との繋がりや

大和田常務のこれまでの資料を集め始めると

大和田常務は数多くの不正が明るみになった。

しかしこれでは追い込む資料にはならない。

そしてどうして黒崎が絡むのかも問題だった。

そして花がその情報を掴みその黒幕は岸川取締役が

黒崎と絡んでいる事を掴んだ半沢は岸川取締役に

その弱みを付け込みそして岸川取締役を取り込んで取締役会に乗り込んだ。

そこで半沢は大和田常務の絡んだこれまでの案件について

徹底的に追及するもそれを白を切る大和田常務に対して

今度は身内の事を突っ込み、さらに大和田常務の口座にまで

突っ込むもそれでも白を切る。

しかし岸川取締役が大和田常務に付け込まれるも、

半沢に握られた弱みに自分の子供を想った岸川取締役は

ついに陥落し大和田常務のこれまでの不正を全て認め大和田常務の不正が

完全に発覚し半沢は大和田常務が豪言した土下座を要求し、

大和田常務は屈辱の土下座をしたのだった。

これで半沢の復讐劇は終わったが、

その数日後の処分と辞令で大和田常務は常務から取締役に降格という処分に終わった。

処分内容には納得いかない意見はあるが、

ここまで異例の出世で昇進してきた銀行マンとしての手腕を元々中野渡頭取は評価していた。

確かに銀行マンとしての実力がなければ簡単には常務に昇進できない訳で

人物的には多少問題はあっても銀行マンとしての手腕を切り捨てるには

あまりにも惜しい人物という事だ。

元々中野渡頭取も大和田常務の不正は半沢が報告する前から知っていたのだろう。

なら二度と大和田常務が中野渡頭取に逆らえないようにするにはどうするべきか?

答えはおのずと出るだろうけれど決定的な何時でも失脚できるカードを持つ事だ。

それが今回の200億の融資の損失の責任、妻への不正融資、

さらに数多くの不正という何時でも懲戒解雇できるカードを持てば

その時点で大和田常務は中野渡頭取に逆らえない。

中野渡頭取は見事に大和田常務を取り込んだ訳だ。

その刺客に送り込んだのは半沢直樹だった訳だ。

恐らく中野渡頭取は半沢の過去を知っていたからこそ

その復讐心を利用しようとしたのだろう。

当然半沢は大和田常務を追い込むのに手段を選ばないのは容易に想像できる事であり、

中野渡頭取はそれを計算していた。

この時点で中野渡頭取の不正は見当たらないし、

半沢にもその弱みのカードを持っていない。

なら今の内なら半沢を利用して大和田常務を取り込むチャンスと見たのだろう。

そうでなければ簡単に頭取直々の指名で伊勢島ホテルの再建を託すなんてしないだろうし、

実際に伊勢島ホテル社長の半沢直々の指名というのがどうも疑問だったが、

最後の通告を考えれば最初から中野渡頭取は

最初から自ら仕組んだ策略だったと捉える事は可能だ。

人心掌握術に長けた頭取故に同じく人心掌握術に長けた半沢の手の内を

知り尽くしていたとも考えられる。

いずれにしてもこのまま銀行に残せばいずれ中野渡頭取は

半沢を敵に回す事になると解っていたからこそ半沢を出向させたと言わざる得ない。

それが現実という事でもある。

但し出向させられたとしても銀行に戻れない事はないし、近藤は銀行に復帰した。

そして現実に出向で海外に飛ばされて頭取まで上り詰めた人物がいるので

半沢も必ずしも今回の出向は片道切符ではないという事だ。

少なくても銀行のピンチを救った人物が復帰する事は有り得るだろうしね。

最後の最後で待っていた100倍返しの100倍返しは

最終的に0で終わった訳で振出しに戻ったという事だろう。

大和田常務の0の意味がここにあったのだと感じるし、

やはり金塗れの世界ゆえに金に汚い銀行のドロドロした人間関係は見所十分だった。

そして復讐には復讐という図式は続いていく事になるのだろう。

総評として悪い事は必ず証明してみせるという半沢直樹の不屈の精神は見習う所はあるが、

さすがに現実世界では倍返しという言葉は使えない。

使うとしたら有り得ない事が有り得るという事だ。

それには全て理由がある。

その理由に辿り着けという点では学ぶ部分は多かった。

そして何より半沢を支える花のような女性がいると頑張れるという気持ちにさせる。

花のような女性が男をあげまんにするのかもしれない。

銀行は男性の世界だが、その中には女性の世界もあるという部分を描いた作品だった。

次のクールもこの枠は続投いたします。

次はSF的な作品らしいですがこれだけ社会現象になった倍返しの後だけに

厳しいとは思いますが緊張感を持って見ていた分

今度は少し肩の力を抜いて観たいですね。

それではまた10月にこの枠でお会いするまでしばしの休息と致します。

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池井戸 潤
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2012-06-29