14日Jリーグ第25節の試合が各地で行われたが、

各試合会場で2015シーズンから導入される事が

決定的な2ステージ制に対して反対の横断幕が掲げられた。

この問題はJリーグの頭打ちになっている観客動員や注目度アップを狙って

現在の1ステージ制で日本一を決める方式から

数チームが参加して日本一を決める方式にJリーグサポーターが

一斉に反旗を掲げた格好だ。

あまりにも説明不足な面もあり、何処に妥協点があるのか?

そしてどうすべきなのか?

各国リーグの現状を踏まえて考えたい。
まず私自身1ステージ制存続をすべきだと思うし、

リーグ優勝の価値というのは年間戦っての価値であるゆえに

やはり年間リーグ1位が日本一になれないという認識が1番の問題点だと感じる。

色々な方の意見も頂いているのだけれど、

確かに日本の場合長年プロ野球で日本シリーズで日本一を争うという図式が

定着している中でどうしてプロ野球とJリーグは違うのか?

という部分から触れると(どうもプロ野球とJリーグの違いを理解していない方がいる)

プロ野球は現在でいえば指名打者制の有り無しでリーグの違いを

明確にできる事もあり2リーグ制が成り立っている。

現在ではCS制でリーグ優勝とは別に日本シリーズ出場権をかけた

ポストシーズン制を導入しているが

これは2リーグ制だからこそ成り立つものであり、

MLBでもそうだが2リーグ制によって30チームが2リーグに別れて

その数多くのチームと地区制に分けているからこそ成り立つものであり、

試合数もNPBでは144試合、MLBに至っては162試合あるゆえに

その厳しさは1試合の格差はサッカーとは大きく異なる。

一方サッカーの場合はリーグ戦でも年間34試合しか行われない。

1試合の価値がプロ野球とは違うのだ。

世界を見渡してもサッカーで2リーグ制を採用している国は無く

採用した場合色々な出場権でより難しくさせる。

野球は各国リーグの規定内で住むが、

サッカーは世界共通にしなければならない部分もあり

その事を確り考慮しなければ語る事はできない。

その上で今回の導入についてはあまりにも説明不足が否めない。

現時点で決まっている事は

年間リーグ王者、リーグ前期1位、2位、リーグ後期1位、2位チームが出場できる。

年間リーグ王者とそれを勝ち抜いた4チームで日本一を争うというものだ。

そしてJ2降格は従来通り下位3チームとする。

これだけの説明では言い方変えれば

例えJ2に降格するチームでも日本一のチャンスがあるという事を意味する。

つまり前期に勝ち点30、後期に勝ち点9で年間勝ち点39で

16位により降格した場合だ。

現実問題2012シーズンには16位だった神戸が勝ち点39という

降格史上最高勝ち点で降格している。

これを踏まえれば前期頑張って後期大失速するケースでも

有り得る訳でこれで日本一になれるという事そのものだ大きな問題だ。

そしてリーグ優勝の扱いについても確り扱わなければならない。

プロ野球でも当初はクライマックスシリーズで勝ち抜いたチームが

当初リーグ優勝チームと扱われたが、

年間戦った意味が無いという事でクライマックスシリーズとは別扱いとし

リーグ優勝はリーグ優勝として扱い、

現在ではクライマックスシリーズは日本シリーズ出場権争いという位置づけに定着した。

問題はこのリーグ優勝扱いの是非だ。

現状ではJリーグの言い分はチャンピオンシップに勝ったチームが

リーグ優勝という位置づけにしようとしている。

これでは年間1位でも優勝できなかったチームが

発生した過去に逆戻りとなる。

これではいけない。

これを踏まえると当初はACL出場権を争うポストシーズン制の導入を私自身考慮したが、

現状を考えるとこれではインパクトがないというのも理解できる。

ではどうしたら妥協点を見いだせるのか?

というのを考慮すべきであり、

その意味で各国のリーグ事情を踏まえて考えたい。

まずドイツブンデスリーグだけれど、

ブンデスリーグでは秋王者、春王者という前期と後期での順位を争い、

その中で前期MVP選手に香川が選ばれた事があった。

もちろんブンデスでは年間順位が重視されポストシーズン制もない。

その理由がずばりCL出場枠が4枠、

ELがカップ戦王者含めて3枠あり行う必要が無い。

欧州では各国リーグ王者を含む欧州チャンピオンリーグと

そこまで届かないが強豪が出揃う欧州リーグがあり、

ここに出場するだけで多額の賞金と出場分配金が得られる。

出場枠の多いブンデスリーグではポストシーズンそのものを行う意味はない。

但しオランダリーグではELを争うポストシーズン制を導入している。

これによりカップ戦次第では最大8位までのチームに出場のチャンスがある。

このように欧州では6位までにCLやELに出場権の可能性がある訳で

クラブも優勝は無理でもカップ戦出場権を得られるところまでなら

何とかなると各クラブも感じているはずだ。

ところは日本の場合ACL以外のカップ戦が存在せず

現状ACLを得るためにはリーグ戦で最低4位以内に入る必要がある。

4位が出場するためには天皇杯で3位以上のチームが優勝する事が条件となるが、

それでも4位以上に入らなければならないというハードルが高い。

欧州各リーグでは6〜8位まで入ればカップ戦出場のチャンスがあるが、

アジアでは本当の上位でない限り出場するチャンスが天皇杯しかない。

そう考えるとポストシーズンの意義をACL出場権を含めた位置づけにする必要がある。

以前は3〜5位とナビスコ王者でACL争いをしたら

幅が広がると考えたがそれでも現状6位から10位までは

優勝争いも残留争いもない目標のない状況になってしまい。

中間の順位のチームにとっては終盤目標を無くしてしまうケースが出てしまう。

モチベーションという意味ではやはり近い可能性があった方が

チームも選手達にとっても目標を見出せるのは間違いない。

全てを反対するのではなくどうしたら妥協できるか?

という妥協点を見つけるべきだと思う。

ポストシーズンの導入是非については導入しても良いとは思う。

その為には6〜10位のチームに近い目標を作る事だ。

その案として

年間順位は絶対的な順位とし、

リーグ王者、ナビスコ王者、天皇杯王者の位置づけとは別にする。

ACL出場権は1,2位及び天皇杯王者は絶対として残り1枠をポストシーズンで争う。

前期と後期に分けても良いがそれはあくまでACL出場権の位置づけとする。

年間、前期、後期、ポストシーズンで別々の賞金を出す。

間違っても年間での賞金減額はしてはならない。

ブンデスリーグのように前期、後期、年間それぞれで

MVP、ベストイレブン、ベストヤングプレーヤー賞を選出する。

これらの条件を踏まえると

年間賞金は現状のままとして

前後期で優勝1億、2位5千万、3位3千万、4位1千5百万、5位1千万、6位5百万とする。

ACL争奪チャンピオンシップはリーグ王者に挑戦する

ナビスコ王者、前年天皇杯王者、前期王者、後期王者、前期2位、後期2位が出場する。

但しナビスコ、天皇杯、前期、後期がリーグ王者と同一の場合は

その組み合わせの対戦相手は不戦勝とし、

前後期2位が同じ場合は成績の悪かったステージの成績を優先する。

最低でも前期2位、後期2位チームもしくは

前後期2位チームだけのACL争奪戦になる可能性もある訳だ。

現状としてナビスコ杯王者にはスルガ銀行杯しかないので目指す意味合いが薄れている。

その意味でもナビスコ王者にもACLを目指せる仕組みが必要だと思う。

ナビスコ杯では若手起用枠を設けようとしているので

若手でACL出場の可能性を作ることも必要だと思う。

その上でACL獲得のために年間リーグ王者に勝利しなければ得られない

という方向性を持たせる事も必要なのではと思う。

ここでリーグ王者に勝利できない場合はACL出場権は

年間3位のチームに与えられるというのが1番良いと感じる。

もちろん年間2位チームが出場した場合年間2位チームが

決勝に進出した時点で年間3位チームがACLを得る。

現状天皇杯優勝チームがリーグ3位以上の場合は4位に与えられるだけに

この方が比較的解り易いと感じる。

但し決勝に進出したチームには敗れても5千万を与えればいい。

優勝したチームには1億を与える。

それを踏まえて組み合わせをすると、

1回戦 

(マッチ1)前期1位対後期2位

(マッチ2)後期1位対前期2位

ホームは前後期1位チーム

2回戦 

(マッチ3)ナビスコ杯王者対天皇杯王者 ホームはナビスコ杯王者

(マッチ4)マッチ1対マッチ2  前後期1位チーム同士は年間順位上位がホーム

準決勝

(マッチ5)マッチ3対マッチ4 年間順位上位がホーム

決勝

リーグ王者対マッチ5 リーグ王者がホーム

マッチ5のチームが勝利したらACL出場権獲得!

出場条件

前年天皇杯王者がJ2チームもしくはJ2降格の場合は出場できない。

ナビスコ杯王者がJ2に降格した場合は出場できない。

前後期1位チームがJ2に降格がチームは出場できない。

前後期2位チームで年間順位11位以下のチームは出場できない。

出場資格を失った場合条件を満たしたチームは不戦勝とする。

これらの条件をすべて満たすケースは限りなくリーグ王者が

天皇杯、ナビスコ杯を取り、前後期1位を取って前後期2位チームが年間11位以下でない限りは

必ず行われる事になる。

優勝チームが出場できないのはJ2降格だけなので

このハードルが満たされる事はライセンスを失うか大ブレーキが無い限り限りなく低い。

2位チームは優勝していないチームなので各国リーグのEL出場条件を踏まえると

最低でも年間10位以上の成績が妥当だと思う。

チャンピオンシップに位置づけは

あくまでACL争奪戦としリーグ戦とは全く別物にしてほしい。

今の状況ではリーグ戦の延長としている訳であり

何のためのポストシーズンなのか?

を確り納得できる説明をして頂きたい。

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