8月31日公開の映画「劇場版 タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」を鑑賞した。
この映画はNHKでシリーズ放送されているタイムスクープハンターの劇場版で
ある時代の名もなき人たちを取材対象にする時空ジャーナリストが
本能寺の変後の安土時代を取材していた最中時空を超えた何者かに襲われ
安土城の焼失の謎に立ち会う事になるストーリーである。
NHKの番組の劇場版は最近増えているが
本格的に大きな出来事を描こうとすると劇場版が最適と言えるのかもしれない。
この映画はNHKでシリーズ放送されているタイムスクープハンターの劇場版で
ある時代の名もなき人たちを取材対象にする時空ジャーナリストが
本能寺の変後の安土時代を取材していた最中時空を超えた何者かに襲われ
安土城の焼失の謎に立ち会う事になるストーリーである。
NHKの番組の劇場版は最近増えているが
本格的に大きな出来事を描こうとすると劇場版が最適と言えるのかもしれない。
私自身生活の都合上この番組を実は1度も観た事が無い。
シリーズ化されている事を知っていたけれどどうしても観る機会に恵まれなかった。
今回も当初は予定に入れながら見送るところを予定していた作品が満席という事で
急遽この作品を観る事にしただけという安易な理由で
鑑賞する事にしたのだが時代背景的には興味があり
主役でない庶民や脇役に焦点を宛てる事も面白い訳で
違った視点から観る戦国時代はどんなものか?という興味はあった。
今回は安土城の焼失までが描かれるのだが、
その焼失の謎はいまだに解明されておらず
今回もその一説に過ぎないが確かに考え方次第ではこういう考えもありかな?とは思う。
そこに至るまでの経緯をレビューしたい。
キャスト
要潤演じる沢嶋雄一
夏帆演じる細野ヒカリ
杏演じる古橋ミナミ
竹山隆範演じる谷崎勉
宇津井健演じる一ノ瀬忠文
上島竜兵演じる島井宗叱
時任三郎演じる矢島権之助
小島聖演じる志乃
吉家章人演じる勝田勘兵衛
嶋田久作演じる伴山三郎兵衛
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
タイムスクープ社の時空ジャーナリスト、沢嶋雄一は1582年の京都にいた。
そこで、織田家の家臣である矢島権之助が、
博多の豪商・島井宗叱と天下の名茶器・楢柴肩衝を博多まで送る模様を取材していたところ、
未来の武器で襲われ、楢柴を奪われた。
歴史的遺産を略奪するオルタナスナッチャーが社内にいることに気付いたタイムスクープ社は、
沢嶋と新人記者の細野ヒカリに、楢柴の奪還とオルタナスナッチャーの特定、
そして歴史の修復を命じる。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして時空ジャーナリスト澤嶋は
1582年の本能寺の変後の京都の街を取材していた。
取材対象は織田家の家臣である矢島権之助で京都の救済に当たっていた。
その矢島権之助が博多の豪商島井宗叱と天下の名茶器・楢柴肩衝を
博多まで護衛する事になり澤嶋も同行取材する事になった。
当時は京都から博多まで行くには1か月以上の月日を要した時代であり
仮に船で行くとしても当時の航海技術では2週間が関の山だった。
そんな時代ゆえに盗賊が各地で頻発して略奪を繰り広げられた時代において
道中は命がけだった。
その道中で澤嶋たちはこの時代の物とは思えない武器で
襲われ名茶器・楢柴肩衝を紛失してしまう。
その歴史修復作業としてその茶器が近代で発見されたというニュースがあり、
その時代の茶器を奪う事で歴史を修復しようと1980年代にまず飛ぶが、
そこの時代の茶器は既に割れており使い物にならず
次に1945年の太平洋戦争時に飛んで
そこで回収しようとするもここの時代の人たちに襲われそうになるが
間一髪逃げ切る事に成功する。
この時代にあった人たちの多くは一瞬の出来事で忘れているのだろう。
そして澤嶋たちは再び戦国時代に戻るが
そこで澤嶋たちはこの時代に現れた犯人を追うために残る事にしたが
その中で盗賊に捕まってしまう。
そんな経緯などがあり安土城に向かうが、
その安土城で待っていたのは誰もいない安土城だった。
この時代の安土城周辺は既に織田家が支配しており隣国に大きな脅威がなかったこともあり
警備兵が多く配備されていなかった時代だ。
そんな時代ゆえにどうしても明智の反乱があったために手薄だった
安土城の兵数では守り切れないという事で殆どの武将や兵は逃走した事で
誰もいなかったと言われる。
とはいえ安土城は堅守の城として作られた訳で
この城にある程度の兵が籠城すればそれなりに戦えたはずだと思うが
この城は象徴として作られた事がある意味致命的だったのかもしれない。
そこで繰り広げられた安土城の真相とは?
結末は劇場で観てほしいけれど、
ストーリーとしては有り得ない事だが焼失の謎と言う点では
この仮説はある意味有り得るとは思う。
空城となってしまった中では当然盗賊などが入り込んでも
不思議じゃないですしそこで火の取り扱いを間違えば
このような事が起きても不思議じゃないという事ですからね。
それにしてもどの時代にも時空を超えた盗賊が存在するものです。
総評として安土城の焼失に迫ったスクープは公式には記録される事なく終わるのだが、
どの時代にも名に残らない者たちがいるからこそ時代は成り立つというのを確り描かれていた。
表に出ない歴史を辿る事も時としてさまざまな発見がされる
という事で視点を変えるのも面白いと思います。

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シリーズ化されている事を知っていたけれどどうしても観る機会に恵まれなかった。
今回も当初は予定に入れながら見送るところを予定していた作品が満席という事で
急遽この作品を観る事にしただけという安易な理由で
鑑賞する事にしたのだが時代背景的には興味があり
主役でない庶民や脇役に焦点を宛てる事も面白い訳で
違った視点から観る戦国時代はどんなものか?という興味はあった。
今回は安土城の焼失までが描かれるのだが、
その焼失の謎はいまだに解明されておらず
今回もその一説に過ぎないが確かに考え方次第ではこういう考えもありかな?とは思う。
そこに至るまでの経緯をレビューしたい。
キャスト
要潤演じる沢嶋雄一
夏帆演じる細野ヒカリ
杏演じる古橋ミナミ
竹山隆範演じる谷崎勉
宇津井健演じる一ノ瀬忠文
上島竜兵演じる島井宗叱
時任三郎演じる矢島権之助
小島聖演じる志乃
吉家章人演じる勝田勘兵衛
嶋田久作演じる伴山三郎兵衛
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
タイムスクープ社の時空ジャーナリスト、沢嶋雄一は1582年の京都にいた。
そこで、織田家の家臣である矢島権之助が、
博多の豪商・島井宗叱と天下の名茶器・楢柴肩衝を博多まで送る模様を取材していたところ、
未来の武器で襲われ、楢柴を奪われた。
歴史的遺産を略奪するオルタナスナッチャーが社内にいることに気付いたタイムスクープ社は、
沢嶋と新人記者の細野ヒカリに、楢柴の奪還とオルタナスナッチャーの特定、
そして歴史の修復を命じる。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして時空ジャーナリスト澤嶋は
1582年の本能寺の変後の京都の街を取材していた。
取材対象は織田家の家臣である矢島権之助で京都の救済に当たっていた。
その矢島権之助が博多の豪商島井宗叱と天下の名茶器・楢柴肩衝を
博多まで護衛する事になり澤嶋も同行取材する事になった。
当時は京都から博多まで行くには1か月以上の月日を要した時代であり
仮に船で行くとしても当時の航海技術では2週間が関の山だった。
そんな時代ゆえに盗賊が各地で頻発して略奪を繰り広げられた時代において
道中は命がけだった。
その道中で澤嶋たちはこの時代の物とは思えない武器で
襲われ名茶器・楢柴肩衝を紛失してしまう。
その歴史修復作業としてその茶器が近代で発見されたというニュースがあり、
その時代の茶器を奪う事で歴史を修復しようと1980年代にまず飛ぶが、
そこの時代の茶器は既に割れており使い物にならず
次に1945年の太平洋戦争時に飛んで
そこで回収しようとするもここの時代の人たちに襲われそうになるが
間一髪逃げ切る事に成功する。
この時代にあった人たちの多くは一瞬の出来事で忘れているのだろう。
そして澤嶋たちは再び戦国時代に戻るが
そこで澤嶋たちはこの時代に現れた犯人を追うために残る事にしたが
その中で盗賊に捕まってしまう。
そんな経緯などがあり安土城に向かうが、
その安土城で待っていたのは誰もいない安土城だった。
この時代の安土城周辺は既に織田家が支配しており隣国に大きな脅威がなかったこともあり
警備兵が多く配備されていなかった時代だ。
そんな時代ゆえにどうしても明智の反乱があったために手薄だった
安土城の兵数では守り切れないという事で殆どの武将や兵は逃走した事で
誰もいなかったと言われる。
とはいえ安土城は堅守の城として作られた訳で
この城にある程度の兵が籠城すればそれなりに戦えたはずだと思うが
この城は象徴として作られた事がある意味致命的だったのかもしれない。
そこで繰り広げられた安土城の真相とは?
結末は劇場で観てほしいけれど、
ストーリーとしては有り得ない事だが焼失の謎と言う点では
この仮説はある意味有り得るとは思う。
空城となってしまった中では当然盗賊などが入り込んでも
不思議じゃないですしそこで火の取り扱いを間違えば
このような事が起きても不思議じゃないという事ですからね。
それにしてもどの時代にも時空を超えた盗賊が存在するものです。
総評として安土城の焼失に迫ったスクープは公式には記録される事なく終わるのだが、
どの時代にも名に残らない者たちがいるからこそ時代は成り立つというのを確り描かれていた。
表に出ない歴史を辿る事も時としてさまざまな発見がされる
という事で視点を変えるのも面白いと思います。

