21日参議院選挙が行われ、

自民党が1人区で29勝2敗という圧倒的な強さを見せて

半年間の安定した政権運営能力を評価され圧勝した。

選挙戦は今回からネット上での選挙活動が解禁され

ネット上での選挙戦も繰り広げられた。

改選前に44席を確保していた民主党は

衆議院選惨敗からの立て直しができずに大幅に議席を減らし、

その表がみんなの党、維新の会、共産党に流れた。

そして無所属で出馬した反原発の急先鋒の山本太郎氏が当選する

という結果となり今後の波乱を予感させる事になった。

これで政局は自公の安定した議席数で政権運営はより安定した運営ができる事になった。
蓋を開ける前にある程度自公の圧勝を予想されただけに

その通りとなった訳だけれど民主党の政権運営が

あまりにも酷かった事で民主党から支持が離れた事がこれだけの圧勝に結びついた。

実際に半年間も安倍2次内閣では失策も少なく、

失策しても迅速な火消しで民主党や安倍1次政権後の混乱を反省した結果だったと思う。

これだけ毎年コロコロ首相や大臣が代わると

さすがに物事に一貫性が無くなる訳で

それに懲りた国民がまずは4年は安定した政治を望んだという事だ。

1年で成果を出せるほど政治って簡単ではないし、

諸外国を見ればわかるが最低でも4年間政権を任せて

その結果を問う事が最も安定した政権運営になっている。

1年で判断するのではなく4年で判断する必要が今の日本では必要だ。

その中でも民主離れが加速し、みんな、維新、共産が躍進した。

維新の橋下代表は完敗と言っていたけれどわずか2年で

みんな、共産に次ぐ勢力を得た訳で簡単に

みんな以上の議席を確保できるものではない。

衆議院ではそれなりに結果を出しただけに惨敗と問うのだろうが

維新は橋下代表居ての党なので前回より議席を確保した中では

辞任する必要性はないだろう。

むしろ民主はさらに解党が続く事になり

これからは自民に次ぐ政権運営能力ある政党が

日本にない事が有権者の選択肢を狭めている事が最大の課題なのかもしれない。

そして山本太郎氏が今回の参議院選で東京選挙区で当選を果たした。

前回の衆議院選では石原伸晃氏に続く2位だっただけに

5席ある今回はその実績が生きた格好だ。

ただ彼の主張は間違っていないところは間違っていないが

あまりにも極端すぎて現実的ではないという事だ。

福島の子供たちを避難させたい気持ちは十分わかるけれど、

そのためにはその両親も避難させなければならない。

その仕事の斡旋などをどうすべきなのか?

それすら語られず、さらに原発を即時廃炉という点でも

では何処を最終処分場にして処分するのか?すら現時点で決まっていない。

一概には行かない問題ばかりだ。

福島で農業をやる事については地域によっては問題があるだけに

これは半世紀後に再度調査をして再開できるか?を判断すべきではないか?

現時点でチェルノブイリではそれができていない。

即という訳に行かない問題ばかりだ。

気持ちは買っても現実を確り考える事だ。

補償するにもその財源どうするのか?

という事も議論しなければならない訳ですから

議員になったからといって1人では何もできる訳ではないですからね。

あと1番懸念していた事は投票率だ。

51%前後になるそうだけれどさすがにこの低さは問題だ。

確かに誰に入れて良いのか決めれない人も少なくないが、

それでも投票権を行使し白票でも該当者なし(棄権票)としてもよい。

それが政治の不信への意思表示になるからだ。

もちろん誰かに入れれば1番良いが選挙権を放棄する事は決まった事には

黙って従うという事だ。

間違っても政治批判する権利は失っている事を肝に銘じてほしい。

とはいえ入れた人には入れた責任が生じる。

それが政治家に託すという事だ。

投票した人が当選した人、落選した人もいるけれど、

入れた人には政治に物申す事ができる。

政治がおかしいと思えば存分に異議を申し立てれば良い。

確り政治に注目して行きたいところだ。

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