12日NPB(日本野球機構)の加藤良三コミッショナーは

今年になって打球が飛ぶようになった統一球について

今季開幕から昨季より反発力の大きいボールに調整していた事を公表した。

この問題は2011年よりWBCで戦うために飛びにくいボールを使用していたが

ホームランが半減するなど面白味に欠けるという指摘もあった。

中には成績を落とした選手もいるがこれまでと変わらない成績を残す選手もいた。

特に投手には劇的な成績を得る機会が増えて各チームの投手が防

御率1点台という数字を残す投手も多数現れた。

しかし2年を経てWBC終了に合わせた格好で

統一球の反発力が変更されていた事実は公表されていなかったため

隠ぺいと騒ぎ立てている。

確かに公表しなかった事は問題だが

それを各選手の成績についての議論まで及ぶ事については

疑問視しないといけないかもしれない。
統一球に統一された経緯という事から始めないとこの問題は語れないのかもしれない。

まず2011年から全球場で統一球になった事については

これは飛ぶ飛ばない以上にこれまでフランチャイズの球団がメーカーを

自由に決める事ができてある程度の誤差であれば反発力あるボール、

無いボールを使う事が認められていた。

2010年までの中日では落合監督が対戦相手によって

ボールを選んでいたという話すらあった。

解説者の中にもこの球団ではM社製、

この球団ではZ社製を使っているという事がテレビで語られていたほどだ。

これを総合すれば例え球場によっても飛ばないボールを使えば

狭くてもホームランに成り難い事になるし、

まして対戦相手に応じて変更できるという事はホームの利とはいえ

ボールに対する公平性に欠く事でもあった。

MLBでは全球場で同じボールを使用されており

日本の選択制は考えられないという状態だった。

私自身も球場によって飛ぶボール、飛ばないボールを使い分けているという話に

違和感を覚えていたし、同じ戦うなら球場こそ違っても

同じボールで戦う事がフェアだと感じていたので

統一球になる事に対して私自身概ね好意的だった。

次に2年間低反発ボールを使用された事については

WBCでは投手には何の有利にもならなかったが、

戦い方としては大味な打撃よりも繋ぐ打撃を最初から意識できたという点では

私はベスト4入りに貢献したと思っている。

実際にWBC球でもホームランは打てた訳だから

ボールを確り捉える打撃技術が向上した2年間だったと思う。

それを踏まえて今回の反発力変更についての問題だけれど、

私自身色々な人たちのコメントを聞いているとボールが変更されていなかったら

現役を続けられた?という意見には私は好意的ではない。

何故ならボールが変わっても成績を残している選手がいるからだ。

プロというのはボールが飛ぶから成績を残せて、

ボールが飛ばないから成績を残せないというコメントはしてほしくない。

特に投手についてはボールが飛ぼうが、飛ばなかろうが投球技術があれば

バットにボールを捉えさせなければ抑えられる。

打たれるという事はその技術が無いという事だ。

最も外野に飛ばされる時点で長打の可能性がある訳だから

外野に飛ばされないようにゴロを打たせる投球をすれば

悪くても内野を抜かれて3塁打で抑えられる。

かなり低い確率でランニングホームランはあるもののこの確率は

年間1,2度あるかないかなのでホームランを打たれる方、

打った方は外野へ飛ばす打撃ができているという事にもなる。

事実ボールが飛び易くなっても抑えている投手がいる訳ですし、

実力があればボールは関係ない。

ましてダルビッシュなんて日本時代の2007年から5年間防御率1点台でしたからね。

最後の1年以外はあの飛ぶボールで抑えていた訳だから

逆に言えばダルビッシュの凄さがわかるというものです。

隠蔽?ということについては公表しなかった事に対して怒りという話になっているけれど、

公表していたら怒りはなかったという事なのだろうか?

おそらくこの2年間何だったのか?

という意見が出ていただろうね。

でもこの2年間はWBCを戦うための2年間だったと

私自身は回答するので大味な野球に慣れていたら

WBCなどの国際大会では勝てないと最初から述べますね。

ではこの件は公表すべきだったか否か?

と問われたらまずNPBに不手際があったとすれば

最初の2年間はこの仕様でいきます。

但し2年でボールの見直しや再検討がありますので

2年更新で反発係数が変更になる場合があります。

例え変更になる場合でも公表すればそれぞれのチームの戦い方が

変わってしまう事も考えられるために2年毎の更新し、

規定内の変更はあり得ますがその内容は公表いたしません。

と最初から事前に通告して置けばよかった。

公表しない理由としてボールが変わるから野球が変わるようでは

困るのでボールが変わっても成績を残すのがプロ選手ですと述べておけば良い。

これは私自身の個人見解だけれどやはりWBCが今後も開催されていけば

1年前から準備期間を考慮してWBC球を使用するシーズンがあっても良いと思っているし、

五輪に野球が復活すれば五輪使用のボールをそのシーズンに使えば良いと思う。

シーズン途中からだと影響が大きいのでシーズン開幕(オープン戦含む)から使用する事だ。

隠蔽隠蔽と騒ぐ前に問題点は定期的に反発係数の更新及び

ボール(WBC及び五輪国際球)を変更する事が有り得る。

但しシーズン中には変更は絶対ない

という条文を作って置けば隠蔽と騒がれる事はなかった。

ただ今回の件に関して非公表する事が良くないという意見や

公表すべきという意見も多い事も考えると

今後常にNPBのHPで反発係数の公表をして

透明性を図る事も今後隠ぺいと取られない1つの手段でもある。

公表すべきか非公表にすべきかはファンの多数意見を採用した上で

決めた方がファンが1番納得できるようにした方が良いとは思います。

納得できないことほど不公平に感じる事はありません。


それにボールが変わってチームの野球が簡単に変われるほど野球は単純ではありません。

シーズン前に前年の弱点を補う補強を行う訳ですし、

来年は飛ぶボールだから長距離砲ばかり補強しましょうという訳でもない。

ボールが変わるとわかれば野球を変えていたという意見も

ボールに左右されて野球が変わるようでは一貫性が無いという事になる。

物事にはバランスが大切なので極端な事は良くない。

コミッショナーが知らなかったと述べたのは最大の失言であることは間違いないが

それはMLBと違いNPBのコミッショナーにはそれだけの権限が無いという事も示した格好だ。

残念ながらNPBはたかが会長の意向が強く働いている事は紛れもない事実であり、

たかが会長が1日でも早く氏家さんのところへ旅立って頂かない事にはNPBは変われない。

コミッショナーを辞任させたいのは結構だが辞任させる以上

誰を次のコミッショナーにすべきか?

それを示した上で辞任を求めて頂きたい。

こういう騒動の多くは辞任しろ!という人ほど後任は?と人物の名前が出てこない。

ちなみに私が加藤コミッショナーを辞任した場合の後任には

やはり現場経験者を推薦したいので王貞治氏に就任して頂いた方が良いのではないかと思う。

福岡の相談役であり強化担当でもあり、

経営も関わっているだけに野球界全体を考慮すれば野球経験のない財界人より

現場経験豊富な方に就任して頂いた方が色々と動けると思うし

MLBとの交渉でも優位に進められるのではないかと思う。

MLBでは長嶋氏は知らなくても王氏の事は良く知っているという人は多いと聞く。

それだけ記録に重視した国柄の特長でもある。

私は常々コミッショナーは王さんなどの現場、フロント経験者が望ましいと考えているので

その時が来たのだと感じます。

今のコミッショナーを辞任及び解任させる事に異論はない。

ただ辞めさせるだけではなく、

次の後任を決めた上で今後このような問題が起きないように

対策を講じた上でコミッショナーを交代させなければ再び同じ事が起きてしまう。

不祥事が起きた時その後辞めさせるだけでなく

どうしたら周りが納得し今後このような事が起きないのかを真剣に考えていく事が必要だ。

辞めさせるだけではダメなのだその後の事が大事なのだという事を確り考えていきたい。


最後に今回珍しく記事の大幅変更する事にしました。

色々な意見を読んだ上で記事のタイトルが不適切に見られた事や

私自身修正した方が良いと思い記事を1度削除した上で再アップする事にしました。

1つの意見を変える事は間違いだったという事になるのは重々承知しておりますが

私も1人の人間であり時として周りと違った意見になる事も少なくありません。

正しいのか間違いだったのかは第3者のそれぞれの見解に委ねますが、

今回の記事に対して私自身に落ち度があったと認識し

継続して行く事で邁進して行く所存であります。


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