4日サッカーブラジルW杯アジア最終予選第8節

日本対オーストラリア戦が埼玉スタジアム2002で行われ、

1対1で1点ビハインドで迎えた後半ロスタイムMF本田がPKを決めてドローに持ち込み、

5大会連続5度目のW杯出場を決めた。

試合は前半から高さのオーストラリア、パスワークの日本の特長を存分に出して展開し、

前半19分決定なMF香川のシュートはGKシュウォーツァーに右手1本で止められる。

日本も前半34分カウンターから絶体絶命のピンチに

GK川島がスーパーセーブでゴールを割らせず前半は0対0で折り返した。

後半日本は運動量の落ちたオーストラリアゴールを攻め続けるもゴールを割れず、

ザックはここでDF栗原を入れて香川、本田、岡崎の3トップにして

内田、長友をサイドハーフに上げるが、

これが裏目に出て後半37分右サイドからのクロスが

そのままゴールに吸い込まれまさかの失点を与えてしまう。

このまま敗色濃厚だった後半44分にオーストラリアは

ゴールエリアでハンドの反則でPKを獲得し、

これをMF本田がど真ん中に蹴り込んで同点に追いつき、

このまま試合終了し日本は5大会連続5度目のW杯出場を決めた。

これでザックジャパンはW杯出場の切符を手にして

コンフィデレーションカップに開催国ブラジル、イタリア、メキシコと戦う。
本当は勝って決めたかったけれどオーストラリアも強い相手だけにこの結果は妥当だと思う。

この3年で日本はオーストラリアが高齢化して行く中で

香川らを中心に次々と海外のビッククラブでレギュラーを獲得し、

ブンデスでプレーする選手が増えた事によりチームレベルは格段に上がった。

欧州の屈強の男たち相手に戦っている選手たちにとって

オーストラリアは技術で十分戦えるまでに成長した。

少なくてもドイツの時と比べて格段に強くなっている。

そして何よりこの2チームは最後までフェアプレーに徹した事で

実にいい試合を展開してくれた。

同じアジアでもオーストラリアとはお互いリスペクトしながら

いいライバルとして戦っていきたいところだし、

オーストラリアには残り2試合連勝してW杯の切符を掴んでほしいと思います。

さてそれだけ息を呑む白熱した試合を振り返りたい。

ザックジャパンのフォーメーションは4−2−3−1

GK川島

DF

右SB内田 CB吉田 CB今野 左SB長友

MF

ボランチ 長谷部 遠藤

右SH岡崎 トップ下本田 左SH香川

FW前田

ザックジャパンベストメンバーでスタートした。

試合は前半からオーストラリアは負けられない試合の中で

前線からプレッシャーを掛けてくる。

しかしここをかわして日本はゴール前に迫るも

ゴール前を固めたオーストラリアゴールは簡単に破れない。

そして迎えた前半19分MF本田とMF香川のワンツーから

MF香川のシュートがGKシュウォーツァーに右手1本で止められる。

これはある意味相手を褒めるしかないプレーだった。

そして日本も最大のピンチを前半34分に迎えるが

こちらもGK川島のファインセーブでゴールを割らせない。

前半はそれぞれ決定的チャンスを逃して折り返した。

後半日本は運動量の落ちたオーストラリアに対して

パスから中央を崩そうとするがゴール前を固めるオーストラリアゴールを破る事ができない。

さすが中央を固められると簡単にはいかないが

それでもFKから何度もゴールを狙うもGKシュウォーツァーに止められる。

そんな中日本が切った最初のカードがFW前田に代えてDF栗原だった。

このカードの切り方には驚いたけれど、

ザックはオーストラリアのパワープレーを見込んだのだろう。

CBを3枚にする事で長友、内田が前気味にプレーできるようになるメリットもあったが

それがサイドを破られるキッカケを与えてしまい

後半37分右サイドを破られMFオーのクロスがそのままゴールに吸い込まれ均衡は破れた。

このシーンは実に難しいんだけれどリードをした段階なら

オーストラリアもケネディらを入れてパワープレーに走っただろうけれど、

同点だった事を考慮すれば代えるならむしろDF栗原ではなく、

ハーフナーを最初から入れるべきだった。

ここからハーフナー、清武を入れた事を考慮すれば尚更だった。

もし入れるならケネディを入れて来てからもでも遅くなったと感じる。

しかし日本も残り時間でゴールを目指し、

後半44分にオーストラリアがDFマケイのハンドでPKを日本が獲得し、

これをMF本田がど真ん中に蹴り込み同点に追いついた。

そしてこのまま試合終了し日本は5大会連続5度目のW杯出場を決めた。

最後はやはり本田が決めてくれたけれど、

やはり持っている選手は違うというのを最後に見せてもらった。

そしてお互いのプレーは本当にフェアプレーに徹した中で激しいものだったし、

この相手ならドローでも十分納得の試合だったと思う。

もちろんこれ以上上を目指す上ではこれではいけないのだが

今の段階ではW杯は簡単ではない事を感じられた事は

次の1年後の歓喜へ向けて大きな意味あるドローだったと思う。

さてW杯出場は今の代表にとって通過点に過ぎない。

問題はここからブラジルでベスト8以上目指す上でどうすべきなのか?という点だ。

ここまでの3年間メンバーをほぼ固定して戦ってきた。

今日のスタメンがアジアカップからのベストメンバーという事になるのだが

ここから1年後に向けて当然個々のレベルアップも含めて考えなければならない。

まず個々については本田、香川、長友、清武、乾、

内田、酒井高徳、吉田らがクラブで専念できる。

W杯予選を戦っているとなかなかクラブに専念できないが

最速で決めた事でクラブに専念しながら

個々のレベルアップを図れるという点では

これからの1年間欧州クラブに在籍する選手にとっては大きな1年となる。

各選手ともCL、ELとカップ戦に出場できる訳でここでレベルアップしてほしい。

そして代表チームとしての課題だけれどGK、サイドバック、2列目については

人材豊富なので問題ないが、センターバック、ボランチ、FWについては層が薄い。

特にボランチに関しては深刻だ。

2007年以降遠藤、長谷部が固定されて以来かれこれ6年代わっていない。

二人に続くのが細貝がいるけれど、高橋秀人はいまいちな感は否めない。

遠藤、長谷部の後釜が細貝以外にいない状況は深刻である。

Jリーグでもボランチで有望なのは鹿島の柴崎、

C大阪の山口、扇原のロンドン五輪コンビ位だが

この3人については東アジア選手権でザックが起用して使える目途を見出してほしいところだ。

そしてCBも吉田、今野が不動のCBだがそれに続くのが

栗原、伊野波、岩政、水本になるもどの選手も決め手を欠いている。

ここも東アジア選手権の3試合を使ってCBの底上げを図りたい。

そしてFWについては現状前田とハーフナーのどちらかになるが

ザックの求めるCFを考慮すればここも探す必要性がある。

現状では本田が入ってというケースもあっただけに

2列目の選手が豊富な故に回してしまうのだが

2人に続くFWという点では最低でも182cm以上の選手でなければ

ザックは選ばないという事を踏まえてもJリーグで1番近い位置にいるのが

鳥栖の豊田になるのだろう。

佐藤寿人を推す声もあるが、世界を見渡せば170cmの1トップで戦っている国はまずない。

そういう選手は世界ではウイングでプレーしている訳で

彼が後10cm以上高ければ文句なしに選ばれているだろう。

柿谷を推す声もあるものの、彼の場合は裏への抜け出しを得意とする選手なので

本来はFWという選手じゃない。

チーム事情でFWにコンバートされたが本来は香川、清武、乾らと

同じ2列目の選手なので1トップでの起用は考えづらいところだ。

1トップができる長身選手でないと起用される可能性は低いのが事実だ。

これから6月の4試合は今の実力で何処まで通用するのかを試す4試合になり、

7月の3試合は欧州組不在で国内組だけによる新戦力発掘をする事となる。

次は消化試合となったイラク戦だけれど今日先発したメンバー全員控えに回して

サブだけでどれだけ戦えるのかを試すには良い真剣勝負の場だと思う。

GK西川(権田)

DF

右SB酒井宏樹 CB栗原 CB伊野波 左SB酒井高徳

MF

ボランチ 細貝 高橋秀人

右SH清武 トップ下中村憲剛(東) 左SH乾

FWハーフナー(工藤)

これで十分だと思うし、逆にこれまで起用できなかった選手を90分間観る上では丁度良いと思う。

次の試合では控え選手だけで戦いベストの状態で今日のベストメンバーを起用しよう。

次の真剣勝負の場ブラジルとのコンフィデレーションカップでの対戦が楽しみだ。

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