18日ドラマ「35歳の高校生」第6話を視聴した。

今回は駅伝部が全国大会出場に近い所にいた。

エース格の美月、萌が中心で全国大会を果たせば

美月はスポーツ推薦も決まるところまで来ていた。

しかし直前に萌が怪我をしてしまいピンチなところに

萌に代わり衛藤が出場する事になる。

予選では美月の快走でリードを広げてアンカーの衛藤に託すも

衛藤がリタイヤとなり全国大会出場が無くなったしまった。

それに自暴自棄になった美月は衛藤に八つ当たりし

その弾みで衛藤はロッカーの下敷きになってしまう。

それを萌が発見し、その直後亜矢子が訪れるが

衛藤は駅伝部を想いこれは自らの不注意として発見される事にした。

しかし学校内ではこの問題で更なる事態に発展し

萌が衛藤に暴力を振るった事にしたと思えば、

顧問が萌に暴力を振るったためと真実がすり替わり、

その結果駅伝部は廃部になってしまう。

しかし亜矢子は真実を知り、

教師に代わって生徒として美月を殴って目を覚ませと言ったシーンがメインだった。
ストーリー

国木田高校の女子駅伝部は全国大会出場が有力視され、

駅伝部に所属する美月と、萌はエースとして期待されていた。

しかも、美月は全国大会出場を果たせば

大学へのスポーツ推薦も決まることになっていた。

そんな中、萌が美月とお揃いで作った大切なチャームを、

亜矢子が踏みそうになったことが元で萌がケガをしてしまう。

萌は県予選を欠場し、代わりに2軍生徒の衛藤が出場することになった。

そして、県予選当日。第一走者の美月がトップを取り、

国木田高校は独走でアンカーの衛藤にタスキが渡る。

誰もが勝利を確信したその時、ゴール地点に現れたのは別の高校の選手だった!

唖然とする美月たち。実は衛藤は途中で脱水症状を起こしてリタイアしてしまったのだ。

衛藤のせいでスポーツ推薦が白紙になってしまった美月の怒りは収まらず

「アンタみたいな無能な2軍がいくら頑張ったってムダなのよ!」と、

駅伝部の部室で必死に謝る衛藤を何度も殴り続ける。

そして、美月に突き飛ばされた衛藤はバランスを失い、

ロッカーの下敷きになってしまった。

悲鳴を聞いた萌がいち早く部室へ行くと、ロッカーの下で動けない衛藤を発見する。

しかしそこへ、亜矢子と駅伝部顧問の北島が駆け付け、

萌は、亜矢子と北島に見つからないように身を隠してしまう。

衛藤を助けながら亜矢子は、

切れたタスキの横に萌たちが持っていたチャームが落ちているのに気付き、不審に思う。

翌日、萌は衛藤にケガをさせたのは自分だとウソの告白をする。

衛藤も本当のことを言おうとしない。

さらに、北島までもが、自分が衛藤に暴力を振るったと言い出し―――

以上日テレ「35歳の高校生」HPより


今回は部活動を舞台にした暴力に関する話題だった訳だけれど、

私も昔部活動に入っていた事もあった訳で

その中で今回のような暴力を受けた事もあった。

やはり実力ある人ほど実力ない人に対して暴力を振るう事は少なくない。

これはどの世界でも有り得る話なんだけれど、

弱い者に対して強いものが弱い者をいじめるという図式は何時の時代もある。

ただここで忘れてはいけない事は本当に強い者は弱い者をいじめないという事だ。

強いと思っている人ほど実は心は弱いという事だ。

常に人より有利になっていなければ安心できないという心理があるのだと思う。

もちろん期待されているストレスもあるだろうが、

そういうはけ口を弱い者に対して行う人ほど弱いという事だ。

そして今回の件は一体何を守りたいのか?という部分だが、

日本の場合悪しき部分として隠ぺいがある。

隠ぺいする事でなかった事にしようとするものだが、

実際になかった事にしようとすれば発覚した時に散々叩かれるのは言うまでもない。

問題はこういう時どうすべきなのかだ。

正直なところ顧問の接し方もあるだろうし、

生徒が教師は体罰を振るえないという悪意の弱みを握ってしまっている事だ。

もちろん手を上げてしまう事はよろしくない訳であり、

では今の時代こういう生徒に対してどうすべきなのか?という事だ。

これはずばり確りした理由を告げる事だ。

まず顧問がしなければならなかった事は大会の時に

衛藤がリタイヤした時に衛藤が責められない様に部員全員を集めて状況を説明し、

メンバーを責めない事を解く事が不可欠だ。

結局ここを怠ってしまったばかりに嘘で嘘を重ねていく事になった訳だが、

駅伝とはチームの総合力に関わってくる。

当然何かのアクシデントによってメンバーが代わる事も当然ある。

その中で不測の事態も有り得るという事をメンバーに告げるべきである。

例えエースと呼ばれる選手でもリタイヤしないとは限らない。

箱根駅伝ではエースと呼ばれた選手がリタイヤして棄権になった事もある訳で

それがエースだろうがそうでなかろうがこういう事は起こる可能性が

あるのだと説明し納得させる事だ。

リタイヤした衛藤も萌の分まで頑張ろうと思って走った結果が

リタイヤとなった訳でそれをお前のせいだと言う事事態人間として弱いという事になる。

本当に強ければ責める事はしないし受け入れる。

多分美月のようなタイプだと大学に進学しても大学に入るためにやっていただけであり、

その後の目指す目標があったとは思えない。

そういう人がエースと呼ばれるのは本来はどうなのかな?と思うが、

周りは実力があるからエースと呼ぶ。

エースとは本来チームの柱な訳で

その結果を受け止めるほどでなければ本来エースじゃない。

エースと呼ばれるならそういう事も確り教えておかないと今回のような事になってしまうだろう。

あと最近の生徒は体罰できない事を良い事に教師より悪質になるケースが本当に多い。

いじめももはや学校内で納めるより警察に突き出す時代になったのだと思うし、

そういう社会の厳しさを身を持って教えなければ解らない生徒が増えてしまったのかもしれない。

次回はさらにいじめがエスカレートしてきた中で亜矢子はどう向き合っていくのか?

そのいじめの対処に注目だ。

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