12日横浜対巨人戦がハードオフエコスタジアム新潟で行われ、

0対1で巨人が延長10回坂本選手の決勝タイムリーを守り切り

投手戦を制して交流戦に突入する。

私は11日、12日の2試合を観戦して来て2試合とも勝利と

巨人は新潟での試合は滅法強い事を改めて証明した試合でした。
2試合連続観戦してきた訳ですけれど、

前日はアルビのPVが終わった直後雨の中の観戦、

そして12日は前日と打って変わって快晴の中の観戦となりました。

2試合とも1点差ゲームとなり白熱の展開が繰り広げられましたが

2試合とも本当に紙一重の接戦で今年の横浜打線の強さと

投手陣の課題も観られた試合でした。

久しぶりの観戦ではどうしても1塁側で観た事もあり

色々な観客の声が聞こえてくるのですが

やはり横浜ファンやそれ以外のファンにとって巨人は目の敵なのだと感じました。

どうしてもプロ野球の場合は昔からいがみ合っている部分もあるので

相手を称えるようなシーンはありませんからね。

そこがサッカーや独立リーグとは違うところなのですが、

その点については個人的な考えではありますが

サムライジャパンという日本代表の活動が

今はある以上その認識が少しでも変わる必要があるのでは

と思いますがそれが変わるのは私が還暦を過ぎた先なのかな・・・

とも感じていますが今は私も色々と考えが変わり日本代表あっての

12球団とMLBでプレーする選手たちという認識になっているので

巨人の戦いぶりだけでなく横浜の今後の課題もレビューしたいと思います。

ちなみに写真については11日は雨のため撮りませんでしたので12日の試合だけにします。

11日の試合はこちらは簡潔に振り返りますが、

4対5で巨人が前日のサヨナラ負けを振り払う接戦を制しての勝利でした。

この試合は先発菅野投手が5回までに2失点して

巨人打線は先発藤井投手に抑え込まれるという展開でしたが、

6回に横浜は2死2,3塁で2番手加賀投手に交代しましたが

この交代は正直間違いだったと感じます。

確かにピンチを藤井投手は招きましたが

まだ100球まで余裕があっただけに

この交代が結局この試合展開を巨人に傾ける結果となってしまった感じでした。

横浜の場合中継ぎ陣ではソーサと抑えの山口投手まで

どう継投していくのかが1番の課題ですね。

先発投手が6回持たないと厳しい展開になるのが浮き彫りになった試合でした。

そして12日の試合ではこれまでの打撃戦が一転投手戦になり

9回まで0行進が続く展開となりました。

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巨人先発内海投手は9回までテンポよく投げて

横浜打線につけ入る隙を殆ど与えませんでした。

対してルーキー三嶋投手は序盤3回までテンポが悪く守る時間が長くなったことで

自慢の打線のリズムも崩してしまった感じです。

確かに8回まで0に抑えましたがあと一本巨人にヒットが出ていたら

間違いなく崩れていたと思いますし巨人のワンサイドゲームだったと思います。

内海投手ほどの投球をルーキーにする事は難しいでしょうが

これだけテンポが悪いとなかなか援護に結びつかないだけに

野手が守る時間は減らすようにしないと勝ち星に繋がっていかないと感じます。

とはいっても今の横浜打線はラミレスが2000本安打を達成した事で

ラミレスを完全に代打要員にした事で外野守備に不安が少なくなりました。

ラミレスがレフトを守っている時はとにかく投手陣にとっても足かせだっただけに

ラミレスの代打の切り札にすることはチームとして正解だと思います。

そしてその代わりにブランコが4番として大当たりしているだけに

いかに横浜はブランコの前に走者を出すかが最大の課題になっている状況ですね。

本来なら3番に4番に続く強打者を起用するケースが多いのですが

横浜打線の場合3番まではとにかくチャンスメークする打順であり、

4番以降で得点を狙うという打線になっております。

さらに5番の中村選手が好調という事もブランコ勝負せざる得ない状況を作っていますし、

多村選手が復調した事でさらに打線の厚みが増した印象がありますね。

ただ下位打線という視点で考えると7番が石川選手なので

長打は4,5,6番に掛かっていると言って良いでしょうね。

巨人の場合は現在由伸選手、ボウカーが離脱しているので

下位打線が若干弱くなっていますが、

それでも新外国人ロペスが当り外人だった事も幸いして

打線構成は昨年以上の打線となっております。

特にボウカーが日本野球に慣れて大当たりする打撃は

まさに驚異だっただけに復帰したら再び隙の無い打線になるでしょうね。

そして巨人としては私が記憶にある限りロペスのように

来日1年目からこれだけ活躍する外国人は日本でプレー経験ある選手を除けば

1995年から2年間プレーしたマック以来になるんじゃないかな?と思います。

とはいえマックもバリバリの現役大リーガーとして来日しましたが

20本打つだけに終わっているので現時点で

3割10本打っている事を考えると

このペースなら30本以上ペースなので来日1年目から巨人の外国人で打つとなると

1984年のクロマティ以来になるんですよね。

それだけ巨人はいかに外国人野手の獲得が下手だったかという事にもなるんですが、

現時点で首位で戦えるのもロペスの予想外の大活躍あっての事です。

当初は7番でしたが今は不動の5番になりましたからね。

そんな新潟シリーズも終わってみれば

巨人の2連勝と2010年に21年ぶりの新潟シリーズ復活してから

8勝1敗1分と抜群の成績でこの成績が続くなら

当分新潟シリーズは毎年組まれるでしょうね。

という事で次回の観戦は9月10日のホーム扱いの横浜戦となります。

次も是非勝利してほしいところです。

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