6日Jリーグ13第10節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで8位ヴァンフォーレ甲府と対戦し

1対1で前半に先制を許したものの後半FW堅碁の2試合連続ゴールでドローに持ち込み

3勝2分5敗勝ち点11得失点差-4で14位に後退した。

甲府の粘り強い守備に苦しみながらもFW堅碁の2試合連続ゴールで

次第に攻撃の起点が定まりつつあるゲームでもあった。

2年ぶりの川中島ダービーだけれど、2年までは2敗しているし、

甲府もアウエーで強豪鹿島、横浜にドローを勝ち取っているだけに

多く点を取れない試合と割り切って挑んだ。

新潟は前節でFW堅碁にゴールが生まれ、

DF川口も連続スタメンで試合に出場し続ける事で成長してきている。

そんな中で甲府の堅い守りをどう崩すのか?というのがこの試合のポイントだった。

その試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK黒河

DF

右SB尚紀 CB大井 CBクナン 左SBジンス

MF

ボランチ 三門 レオ

右SH成岡 左SH亜土夢

FW 達也 堅碁

達也がスタメン復帰してスタートした。

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試合は前半から新潟が中盤での主導権を握った。

今日の両チームのメンバー構成をみればどちらが中盤をコントロールできるのか?

という点については新潟の方がテクニックある選手が揃っている分

新潟の方がボールをコントロールできた。

甲府はこの試合では水野がベンチ外でクロスを上げられる選手が

いなかった事もあるんだけれど、

やはり少ないチャンスをカウンターで沈めるというのが

甲府のサッカーでまず守備からという点では新潟と変わらない。

2年前の甲府はとにかく攻撃重視で守備が脆かった印象があったけれど

守備は城福監督が徹底的に整備した事で昨年のようなダビィという

化け物ストライカーこそいないが堅実なサッカーを展開する印象だ。

確かに中盤ではボールを支配できた。

しかしゴール前でシュートが打てない。

さすがに中盤ではそれほど厳しいチェックを入れなかったが

ゴールまででは自由を与えられなかった。

ここでは崩す形よりもゴールをミドルで狙う姿勢が必要だった。

そうすれば次第にDFが前へ来るようになるので裏にスペースを開ける事が可能だった。

攻撃し切れない中で甲府は前半22分カウンターからの折り返しを

MF佐々木に決められ甲府に先制点を許す展開になる。

本当に前半このシーンだけが勿体ないシーンだったし

ここでボランチが引き付けられた事が失点の原因だった。

その後はこう着状態のまま前半を折り返した。

ここで途中からサイドからの突破を目指して

成岡をボランチに下げて三門をサイドハーフに変えたけれど

私自身このシステムにするならむしろ堅碁の1トップにして

達也を右SHかWにして成岡をトップ下にした方がサイド攻撃が機能するんじゃないかと思う。

2トップに拘るのは正直解らない訳じゃない。

しかし実際に三門は運動量はあるけれど、

彼の持ち味は中央での献身的な守備と時とした縦への突破である。

サイドだとその持ち味が活きないし、

限定したポジションより中央の広い範囲でボールを拾う役割が適している。

成岡のサイドハーフは確かにキープ力があるけれど、

彼のサイドでのプレーに関してはドリブル突破というよりも

パスで散らす事に適している。

これは私個人のサッカー論だけれど成岡を活かすという点を

考えた時にどんなサッカーを展開するか?という点が問題だ。

柳下監督はボールをボランチで落ち着かせて展開させたい

という趣旨があるようだけれど、

それなら得点も取れて展開もできるなら今日のメンバーならトップ下にして

達也を右でプレーさせた方がより活かされるのではないかと思う。

これまでの達也の新潟でのプレーと浦和時代のプレーを考慮すると

達也は確かに2トップの一角と3トップの右で輝いた。

彼の持ち味はドリブル突破だ。

それを実現する意味では2トップでも十分実現できるが、

今のメンバー構成を考慮した時に2トップの起用が完全なる正解とは言えないと思う。

これまでコンビを組んでいたロペスは中央だけでなく

サイドにも流れるプレーで中央が不在になったが、

堅碁ならそれはないだけにむしろロペスでは勝てなかった空中戦で勝てる力がある。

岡山では1トップで18ゴールしている訳だから

逆に拘って達也を2トップで使うより右で使った方がサイド攻撃というシステムを

考慮したら機能するのではないかと思う。

柳下監督がサイド攻撃による戦術を重視するなら誰ならサイド突破と

パス、クロスの精度があるのか?

という事を踏まえると選択肢はいくつかある訳で三門と成岡を入れ替えるよりも

達也をそのまま2列目の右にスライドさせて成岡トップ下の方がより機能するし、

ゴールまでの決定力ある選手を残せる。

後半新潟は積極的に前線からプレスを掛けた後半10分左サイドからのクロスに

FW堅碁が見事ヘッドで決めて2試合連続ゴールは同点ゴールとなった。

その後も新潟は攻め続け後半14分にも同じシーンがあったがこれはGKに弾かれた。

新潟も終盤にピンチを迎えたものの

そこは踏ん張り新潟は勝ちこそ掴めなかったが勝ち点1を獲得した。

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後半のサッカーを前半にできていたら間違いなく2点は取れた試合だ。

それだけ新潟の方がボールを支配している時間が長かった。

ただそれができなかった要因はとにかくゴールまで間で繋ごうとするのは良いのだが、

ゴール前で誰かに決めてもらおうという意識が選手に強過ぎる。

堅碁のように1度ポストプレーでサイドに散らすのは良いが、

シュートを狙えるシーンでパスやクロスが多過ぎる。

これが半々位になればバランスも良くなり相手も

シュートとクロスに備えなければならず判断ミスを誘えるが、

現状のプレーの多くは8割以上パスとクロスを選択している。

終盤のロペスが角度30度のところで躊躇して中央でドリブルで回ってきたが、

これが今チームにとって停滞させるプレーの1つだという事だ。

これは1度GKの練習をしたらわかるのかもしれないが、

GKにとってサイドからシュートを打たれると確かに

コースは限定できるけれどこれが意外と守り難いものだ。

そう考えればあの角度からシュートを放っても良い訳だ。

誰が角度の少ない所から狙うな!と指導したのか?

と逆に聞きたいがサイドからでもシュートを狙う事で

相手の守りもこれまでクロスに備えた守りだけじゃない守りになるので

その分クロスでゴール前が空く事になる。

私自身極端ではなく半々の判断が今は打開する上で必要だと思う。

セットプレーでの守備もマンツーマンだけでなくポジショニングと併用してよいと思う。

ポジショニングを決めた上のでマンツーマンの守備をして初めて守備は機能する。

この試合でもマークする選手ではなく、

マークしていない選手に決められたが伏兵を侮らない事が今後浮上する上で必要だ。

次節はアウエーで鳥栖と対戦する。

ナビスコでは2失点で敗れたが今季の鳥栖は高さを失った事により

堅守ではなく攻撃的サッカーに変わっている。

相手を焦らせるためにも先取点を取って有利に進められるかが勝利へのポイントになる。

苦しいアウエーになるが勝ち点を獲って新潟に戻ろう!

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