20日Jリーグ13第7節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで首位横浜F・マリノスと対戦し、

1対0で途中出場のFW岡本が値千金のゴールで横浜の独走をストップさせ、

2勝1分4敗勝ち点7得失点差−4で13位に浮上した。

リーグ戦ではまだまだ得点力不足のままだが、

そのキッカケになるホームでの勝ち点3は

今後の戦いにおいて浮上のキッカケを掴んだ勝利となった。
3月、4月と8試合何処も楽な相手はない中で戦い続けているけれど、

それでも戦えていない訳じゃないだけに下を向く事は何もない。

ただ昨年からの課題であるゴール前での冷静さが

今のチームの最大の課題ではある。

この試合では首位横浜相手に厳しい試合は最初から予想していたので

少ないチャンスをどう活かすか?というところが最大の課題だった。

そのためには絶対に前半0に抑えるという条件をクリアする必要があったし、

アクシデントで堅碁を早い時間に投入する事になった事で

これまでと違ったリーグ戦での戦い方も見えた。

最後まで粘り強く戦った試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK黒河

DF

右SB征也 CB大井 CBクナン 左SBジンス

MF

ボランチ 三門 レオ

右SH成岡 左SH亜土夢

FW 達也 ロペス

リーグ戦はこれまで通り同じメンバーでスタートした。

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試合は前半から新潟が積極的にゴールを目指しCKからチャンスを作る。

前半は相手の出鼻を挫く位前でボールをキープできたし、

上手くセットプレーに持ち込んでいた。

しかしセットプレーでは相手の高さの前に尽く跳ね返された。

まあ無理もないが中澤、栗原が守るディフェンスは簡単に破れるほど

甘くないだけにこれは仕方ない部分があるし、

先発メンバーの中ではクナン以外に180cmを超える選手が3人しかいないので

考え方次第ではクナンがマークされてしまうとゴール前でのセットプレーが

あまり活かされないケースもある。

ここはもっと高い選手を入れておきたいところだ。

それでも前半はマルキーニョス、中村俊輔を確りマンマークしていた事で

仕事を封じる事に成功した。

横浜のシステムはマルキーニョスの1トップなので

サイドを封じればそれほど高さに警戒する事もなく、

数的有利を作っていればゴール前で脅威になるケースは前半はなかったが、

やはり中村俊輔のFKの精度はワールドクラス級なので

何度か通るとピンチという場面をクナンが高さで殆ど跳ね返していた。

前半30分にFWロペスが左足を負傷して

FW堅碁と途中交代するアクシデントがあったけれど、

逆に言えばこの交代は新潟にとって速攻以外に違った攻撃を見つけるチャンスになったし、

堅碁と達也だと役割が被らないだけに意外とマッチしたプレーをできていた。

前半は0対0で折り返した。

後半新潟は横浜に押し込まれる時間が続く。

サイドを上手く使われ、サイドから崩そうと掛かったがDFクナンが高いボールを尽く跳ね返し、

数的有利を作り続けていた。

そして後半17分に新潟はFW達也に代えてFW岡本を投入する。

堅碁、岡本だけの2トップはリーグ戦では初めてだったが

カップ戦では1度組んでいただけにカップ戦で結果を出していた2人に注目した。

攻め続けられていた後半33分相手ボールをカットし

FW堅碁からのパスにFW岡本がDFをかわして

見事なミドルシュートが突き刺さり新潟が待望の先取点を上げた。

リーグ戦ではFWがまだゴールを決めていなかっただけに

FW陣初ゴールは岡本が決めた。

しかしその直後新潟は絶体絶命のピンチに襲われるが

DF小林のシュートはゴールポストを叩いて難を逃れた。

その後新潟は横浜の攻勢を冷静に跳ね返し新潟は

リーグ戦ホーム初勝利で横浜の独走を止めたのだった。

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まずこれまで再三の課題だったセットプレーの守備が大幅に改善されていた。

やはりこれまでの失点の半数以上はセットプレーからの失点だっただけに

課題のセットプレーを克服した事は非常に大きい。

そして攻撃面でもこれまでロペス、達也のコンビだったけれど、

リーグ戦では途中からながらも堅碁、岡本のコンビでゴールを目指した。

これまでロペス、達也のコンビだとどうしても速攻ばかりの一辺倒となってしまい

高さも活かせない展開ばかりだった。

この試合でもそうだったけれどロペスがサイドからクロスを上げても

残った選手は達也、亜土夢、成岡と平均170cmちょっとしかない選手で

空中戦を競ってもまず勝てる確率はノーマーク意外は断トツで確率が下がってしまう。

ただ堅碁と岡本の2トップなら2人とも183cmあるので

中澤クラスの高さがなければ競り勝つ可能性が十分ある。

そこで重要になるのはサイドからの突破だ。

この試合では左SBのジンスが2度ペナルティエリアに侵入する事に成功した。

ここで高さで勝負できるし、低いボールでも勝負できる状況を作れる。

ロペスと達也ではこの状況を作れていなかっただけに

中央へのポジショニングという点では堅碁と岡本のコンビの方が上手く機能している。

先発した達也も再三ドリブルからの抜群のキープ力で上手く周りを活かしていたが

やはり60分が現状限界だけにここでどうやって達也を活かして戦うべきか?

という課題は確かに残った。

後半の戦いを考えると堅碁、岡本の2トップは悪くないのだが

2列目でボールをキープできる選手が現状不在になるし、

サイド突破できる選手に苦労している。

今の達也のプレーを考えるとこの試合でもそうだったけれど

三門をサイドハーフで使うなら途中から達也を投入して

サイドハーフでプレーすれば格段にサイドを突破できるし、キープもできる。

私が監督なら堅碁、岡本の2トップでスタートして途中から2列目に

達也を入れた方がより機能すると感じる。

それ以上に今の新潟の2トップを色々な組み合わせを試した結果

堅碁、岡本の2トップが現状最も得点感覚に優れているという事は

結果としてハッキリしたと思う。

三門をサイドハーフに回す位なら達也をスタートから

2列目のサイドハーフで起用する事を考えても良いのかもしれない。

次節のリーグ戦はナビスコ杯で苦杯を舐めた鹿島戦だ。

ここで勝利すれば中盤の順位で戦えるし、5月の戦いを自信を持って挑める。

その前にナビスコ杯はロペスの故障でFW登録が3人になってしまったが

場合によっては宣福をFW起用してしまう手もあるだけにそこは気にしていない。

まずナビスコを諦めている鳥栖相手に確り勝利してからホームで鹿島を倒して

5月の戦いを有利に進めるようにしたいところだ。

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