17日スタートのドラマ「雲の階段」を視聴した。
このドラマは渡辺淳一原作の「雲の階段」をドラマした作品で
無免許の男が過疎の島で無免許で医療行為を行い島民を救うも
ある女性との出会いで次第に運命が左右されていくストーリーである。
無免許で医療行為をする事はもちろん許される事ではないが
このドラマを通じて医師の不在の厳しさと誰もいない時に
どうやって人を救うのかを考えさせられるストーリーでもあるだろう。
このドラマは渡辺淳一原作の「雲の階段」をドラマした作品で
無免許の男が過疎の島で無免許で医療行為を行い島民を救うも
ある女性との出会いで次第に運命が左右されていくストーリーである。
無免許で医療行為をする事はもちろん許される事ではないが
このドラマを通じて医師の不在の厳しさと誰もいない時に
どうやって人を救うのかを考えさせられるストーリーでもあるだろう。
医師不足が深刻な現在それが過疎の離島ではなおさらその危機に直面している。
まして本土の過疎地ならある程度の都市まで行けば
それなりの病院があるからまだ何とかなるが、離島ではそうはいかない。
ヘリが飛べなければそれこそ命の危機だ。
そんな時どうするべきなのか?
というのがこのドラマのテーマでもあれば、
そこから繰り広げられる禁断の愛も描かれていく。
渡辺淳一氏の作品は本当に深みがあるものなので
そのドロドロな展開にも注目しながら医療行為に手を染めた男の運命を追っていきたい。
キャスト
相川三郎演じる長谷川博己
鈴木明子演じる稲森いずみ
田坂亜希子演じる木村文乃
高岡洋平演じる萩原聖人
野上雅樹演じる青柳翔
田坂沙希子演じる優希美青
垂水節子演じるキムラ緑子
宮坂静雄演じる半海一晃
村木英次演じる大友康平
田坂雄一郎演じる内藤剛志
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
伊豆諸島の過疎の島・美琴島の診療所で事務員として
働く三郎は所長の村木に頼まれて手術の助手をしていた。
医師免許を持たない三郎が医療行為を行うことに診療所の人々は反発するが、
看護師の明子だけは、三郎を温かく見守る。
島が強風に見舞われたある晩、診療所に急患が運ばれてくる。
患者は、島に遊びに来ていた女子大生・亜希子。
しかし、村木は島を留守にしており、強風のため救援のドクターヘリも島に来られない。
放っておけば亜希子の命はないという一刻を争う状況で、
三郎が亜希子の手術をすることになるが・・・・・・!
以上日テレ雲の階段HPより
今回は伊豆諸島のの過疎の島・美琴島の診療所を舞台にした医療サスペンスだけれど、
まず初回はこの島で事務員として働く三郎が
医療行為に染めていくまでの過程が描かれていく。
通常患者の体を診察するのは医師以外に認められていない。
ただこれは東日本大震災でも問題になったけれど、
絶対的に医師不足で軽傷でも医師の指示がない限り
一切の医療行為ができない事が仇となったり、
外国の医師が日本国内では医療行為ができないという問題点も発生した事は記憶に新しい。
有事の時にはそれらの法律が足かせになるケースもある事を痛感させられたものだが、
医師不足の中でこういう離島に医師が2人以上常駐する事そのものが難しいものである。
全てをたった1人の医師の判断に委ねられるという事そのものが
実際に全ての責任が1人の医師に重く圧し掛かる。
その医師にも得意分野もある訳で専門外でも対応しなければならない。
そこで医療ミスを起こせばその責任はその医師1人が背負う訳だから
そんな離島に行くとすれば余程の報酬があるか、好き好んで行くか位しかない。
そんなピンチの時に誰がこの急場を乗り切るのか?
という部分もこのドラマでは描かれる訳だけれど、
その急場で手術と医学書を観て読んで医療の事を学んでいた
事務員三郎は医師の村木の元で手術を手伝っている事があった。
三郎は手先が器用でその器用さを村木が買っていた。
こういう場所では人手が絶対的に足りない訳でその手伝いをするケースもあるだろうが、
これも実際には医療行為となるため看護士でなければ医師の治療は手伝えない。
しかし村木はそこで最初の医療行為を三郎にやらせる。
それは虫垂炎・・・子供がこの症状になる事があれば命を落としかねない訳で
それをいきなり実践でやらせる事そのものが本来は無茶な事ではある。
しかし三郎は村木の指示とこれまで医学書で学んだ事を実践して
見事にやり遂げてしまうのだった。
いくら医師がいるからと言ってやってはいけない事ではあるが、
もしここで医師がいなければこの子は助からないかもしれないと考えると非常に厳しいものだ。
その時それをそのまま見殺しにするのか?という事も問われている。
そしてそれを支える明子はそんな三郎に惹かれていくのだった。
三郎も明子の支えがあったからこそ執刀する事ができたと言えるんだけれど、
この島で看護士を続けているとどうしてもこういう時に頼れる人が
必要と考えるのは普通かもしれない。
これが本土ならこれはいけない事だという認識が当然だろうが、
こういう離島ではそれがいけないというだけでは片づけられない。
違法です以上!
ではこのドラマを語る意味もないので深く切り込むと、
村木は突然この島を離れる用ができた事でこの島は医師不在となる。
そんな中で三郎はある女性と出会う。
その女性は東京の病院の娘で亜希子という。
亜希子はこの離島に誰にも言わず友人だけで訪れたのだが
それがどうしてなのかはここでは語られない。
そんな亜希子が突然診療所に運ばれてきた。
この時村木は不在で、さらに嵐でヘリも飛べない。
そしてそんな中三郎は診察をすると亜希子は子宮外妊娠で
このままでは命を落とすという瀬戸際に立たされていた。
そこに東京の病院から亜希子の父と名乗る男性から
電話が掛かってきて亜希子を救ってほしいと頼まれてしまい三郎は返事をしてしまった。
こうなったらやるしかなく、三郎は村木の指示で執刀を行う。
当初は上手くいっていたが、途中で出血が止まらず三郎と周りはパニックになるが
必死で執刀した結果一時危険な状態になるも次第に安定を取戻し
亜希子は無事救ったのだった。
そしてその経過を聞いた亜希子の父はその医療行為にパーフェストだと告げたのだった。
あれだけ必死にオペをしたもののその中で子宮外妊娠した胎児を
見つけられたのはそれだけ潜在能力が三郎にあったのだろう。
ただこの行為により三郎は引き返せない禁断のメスを握り続ける事になった。
次回は亜希子の命を救った三郎は東京から亜希子の父が訪れ病院に務めないか?
と誘われるが三郎は無免許もありこの島だけの医師で生きる決意をする。
果たして三郎はこのままこの島の医師としてやっていく決意をどう決めたのか?
その決意に注目だ。
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新装版 雲の階段(上) (講談社文庫) [文庫]
著者:渡辺 淳一
出版:講談社
(2013-03-15)
新装版 雲の階段(下) (講談社文庫) [文庫]
著者:渡辺 淳一
出版:講談社
(2013-03-15)
まして本土の過疎地ならある程度の都市まで行けば
それなりの病院があるからまだ何とかなるが、離島ではそうはいかない。
ヘリが飛べなければそれこそ命の危機だ。
そんな時どうするべきなのか?
というのがこのドラマのテーマでもあれば、
そこから繰り広げられる禁断の愛も描かれていく。
渡辺淳一氏の作品は本当に深みがあるものなので
そのドロドロな展開にも注目しながら医療行為に手を染めた男の運命を追っていきたい。
キャスト
相川三郎演じる長谷川博己
鈴木明子演じる稲森いずみ
田坂亜希子演じる木村文乃
高岡洋平演じる萩原聖人
野上雅樹演じる青柳翔
田坂沙希子演じる優希美青
垂水節子演じるキムラ緑子
宮坂静雄演じる半海一晃
村木英次演じる大友康平
田坂雄一郎演じる内藤剛志
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
伊豆諸島の過疎の島・美琴島の診療所で事務員として
働く三郎は所長の村木に頼まれて手術の助手をしていた。
医師免許を持たない三郎が医療行為を行うことに診療所の人々は反発するが、
看護師の明子だけは、三郎を温かく見守る。
島が強風に見舞われたある晩、診療所に急患が運ばれてくる。
患者は、島に遊びに来ていた女子大生・亜希子。
しかし、村木は島を留守にしており、強風のため救援のドクターヘリも島に来られない。
放っておけば亜希子の命はないという一刻を争う状況で、
三郎が亜希子の手術をすることになるが・・・・・・!
以上日テレ雲の階段HPより
今回は伊豆諸島のの過疎の島・美琴島の診療所を舞台にした医療サスペンスだけれど、
まず初回はこの島で事務員として働く三郎が
医療行為に染めていくまでの過程が描かれていく。
通常患者の体を診察するのは医師以外に認められていない。
ただこれは東日本大震災でも問題になったけれど、
絶対的に医師不足で軽傷でも医師の指示がない限り
一切の医療行為ができない事が仇となったり、
外国の医師が日本国内では医療行為ができないという問題点も発生した事は記憶に新しい。
有事の時にはそれらの法律が足かせになるケースもある事を痛感させられたものだが、
医師不足の中でこういう離島に医師が2人以上常駐する事そのものが難しいものである。
全てをたった1人の医師の判断に委ねられるという事そのものが
実際に全ての責任が1人の医師に重く圧し掛かる。
その医師にも得意分野もある訳で専門外でも対応しなければならない。
そこで医療ミスを起こせばその責任はその医師1人が背負う訳だから
そんな離島に行くとすれば余程の報酬があるか、好き好んで行くか位しかない。
そんなピンチの時に誰がこの急場を乗り切るのか?
という部分もこのドラマでは描かれる訳だけれど、
その急場で手術と医学書を観て読んで医療の事を学んでいた
事務員三郎は医師の村木の元で手術を手伝っている事があった。
三郎は手先が器用でその器用さを村木が買っていた。
こういう場所では人手が絶対的に足りない訳でその手伝いをするケースもあるだろうが、
これも実際には医療行為となるため看護士でなければ医師の治療は手伝えない。
しかし村木はそこで最初の医療行為を三郎にやらせる。
それは虫垂炎・・・子供がこの症状になる事があれば命を落としかねない訳で
それをいきなり実践でやらせる事そのものが本来は無茶な事ではある。
しかし三郎は村木の指示とこれまで医学書で学んだ事を実践して
見事にやり遂げてしまうのだった。
いくら医師がいるからと言ってやってはいけない事ではあるが、
もしここで医師がいなければこの子は助からないかもしれないと考えると非常に厳しいものだ。
その時それをそのまま見殺しにするのか?という事も問われている。
そしてそれを支える明子はそんな三郎に惹かれていくのだった。
三郎も明子の支えがあったからこそ執刀する事ができたと言えるんだけれど、
この島で看護士を続けているとどうしてもこういう時に頼れる人が
必要と考えるのは普通かもしれない。
これが本土ならこれはいけない事だという認識が当然だろうが、
こういう離島ではそれがいけないというだけでは片づけられない。
違法です以上!
ではこのドラマを語る意味もないので深く切り込むと、
村木は突然この島を離れる用ができた事でこの島は医師不在となる。
そんな中で三郎はある女性と出会う。
その女性は東京の病院の娘で亜希子という。
亜希子はこの離島に誰にも言わず友人だけで訪れたのだが
それがどうしてなのかはここでは語られない。
そんな亜希子が突然診療所に運ばれてきた。
この時村木は不在で、さらに嵐でヘリも飛べない。
そしてそんな中三郎は診察をすると亜希子は子宮外妊娠で
このままでは命を落とすという瀬戸際に立たされていた。
そこに東京の病院から亜希子の父と名乗る男性から
電話が掛かってきて亜希子を救ってほしいと頼まれてしまい三郎は返事をしてしまった。
こうなったらやるしかなく、三郎は村木の指示で執刀を行う。
当初は上手くいっていたが、途中で出血が止まらず三郎と周りはパニックになるが
必死で執刀した結果一時危険な状態になるも次第に安定を取戻し
亜希子は無事救ったのだった。
そしてその経過を聞いた亜希子の父はその医療行為にパーフェストだと告げたのだった。
あれだけ必死にオペをしたもののその中で子宮外妊娠した胎児を
見つけられたのはそれだけ潜在能力が三郎にあったのだろう。
ただこの行為により三郎は引き返せない禁断のメスを握り続ける事になった。
次回は亜希子の命を救った三郎は東京から亜希子の父が訪れ病院に務めないか?
と誘われるが三郎は無免許もありこの島だけの医師で生きる決意をする。
果たして三郎はこのままこの島の医師としてやっていく決意をどう決めたのか?
その決意に注目だ。
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新装版 雲の階段(上) (講談社文庫) [文庫]
著者:渡辺 淳一
出版:講談社
(2013-03-15)
新装版 雲の階段(下) (講談社文庫) [文庫]
著者:渡辺 淳一
出版:講談社
(2013-03-15)