2011年3月11日14時46分東日本大震災から2年が経過しました。
2年経ても全く進まない復興、さらに原発問題で置き去りにされた福島、
そして全国の原発問題など色々な事を考えてきた2年になりますが、
全く先に進まない現状に一体どうすべきでどうしたら良いのか?
という事を振り返りたいと思います。
2年経ても全く進まない復興、さらに原発問題で置き去りにされた福島、
そして全国の原発問題など色々な事を考えてきた2年になりますが、
全く先に進まない現状に一体どうすべきでどうしたら良いのか?
という事を振り返りたいと思います。
忘れる事もない2011年3月11日14時46分・・・
あれから日本は大きく変わってしまった。
まず津波で多くの命と財産を流され、
そして福島第一原発の事故で福島県の殆どを放射能管理区域としてしまった現実・・・
それによる全国の原発の運転停止という現実による
電気料金の高騰と問題は長期化するだけでしかない。
まず津波で流された家や工場、会社などについては
いち早く津波が押し寄せない地域への移転が求められるも
この問題で1番の問題は地権者との問題、
これまであった地域の土地の問題もあり、
この問題を解決するにはやはり国が全て買い取り、
その上で地権者たちが妥協しなければ解決しないと思う。
確かに住み慣れた地域から離れるのは辛い事だが、
その意地を張るばかりに解決する問題すら解決しない。
この件については地元住民の妥協、
そして未来のための決断が求められるだろう。
そして福島第一原発の問題についてはこれは起きてしまった事については戻れない。
その上でどうすべきだったのか?という事だが、
まずこの事故が人類史上最初の事故ではないという事だ。
ご存じのようにチェルノブイリ事故から27年を経るけれど、
27年を経ても住民が住める場所ではなくなっている現実を考えれば
事故が起きた時点でアメリカが設定した
半径80km以内の住民全てを強制避難させるべきだった。
その上で福島県の半分以上を国有化し福島県の半分を県外移住させる事が必要だった。
ここで間違ったのは必ず戻れるようにするという事だった。
この余計な約束が余計な不安との戦いを生み、
余計な費用をねん出し、余計な問題を引き起こした。
余計な約束とは必ず住めるようにするという事だ。
言うまでもなくチェルノブイリから25年後の事故であり、
その25年後にチェルノブイリで住民が戻ってきたというのはない。
その上で考えれば戻れるという確証のない約束をした時点で大罪だ。
日本は民主主義国家ゆえ当時のソ連のような
社会主義国家と違って強制退去を命じられないというジレンマはあったにせよ
これが福島県に住む多くの住民の健康を脅かすだけでなく、
将来に大きな不安をもたらす事になった。
現在の福島県の半分は事故前でいう放射能管理区域という場所になった。
その重みを解っていたらとてもじゃないが住むという選択肢はできない。
当時の民主党政権の大きな大罪がここにある。
そしてそれにより放射能廃棄物問題すら問題解決できない状況に追い込まれている。
言うまでもないが、放射能廃棄物を保管するにも土地が必要だ。
もし事故直後に福島県の半分を強制非難させて
その上で国有化してしまえば地元住民の反対を受けずに
全国に拡散してしまった放射能廃棄物を保管する施設を作る事ができた。
住民が住んでいれば当然そんな問題解決する事そのものが困難であり、
苦渋の決断にはなるが福島県の半分の住民を移住させる事で
健康問題などの問題だけは回避できたはずだ。
そしてそれにより原発の是非も問題となった。
現状原発の廃炉も含めても廃炉するためには使用済み燃料棒をどうすべきか?
という問題が全く進んでいない。
再利用するにも、処分するにもそれだけの土地が必要だ。
しかしそれすら決まっていない中で廃炉もできず、
処分もできないという問題だけが残った。
動かさなければただの金食い虫となるし、だからといって動かせば反発がある。
私自身はこの問題についてまず処分地を決める。
そしてその上で年数を限定して原発を稼働させる。
その間に再生エネルギーの増設、並びに建設をしていくのが1番現実的な方法論だ。
いずれは原発を廃炉しなければならないだけに
その上で現状の火力発電所も更新作業並びに新設作業が生じる。
今の現状は老朽化した火力を稼働させて凌いでいるに過ぎない。
その上で安全のためにはお金が必要という事を国民は妥協しなければならないという事だ。
現状問題お金なしで安全を守る事はできないという現実を受け止めるべきだろう。
2年経ても進まない復興を今年は大きく加速させていく1年にしなければならないという事だ。
私自身この問題についてはある程度の結論を出しているので最近は頻繁に語らないけれど、
1度決めた結論を簡単に転換するというのも問題なので
1つの結論として福島県の半分を移住させるべきだった。
いや今でも移住させるべきだ。
全国に過疎地が多くなっている訳だからそのコミュニティの人たちを
その地域へ移住させる方法論が必要だろう。
そしてその上で原発事故による放射能廃棄物を福島県の半分の土地に国有化して保管する。
100年後に戻れるかわからない土地に戻れるという非現実論を述べる事は
住人に対する裏切り行為と言う事だ。
そして原発は期限を決めて運転し、その間に再生エネルギー、火力新設、更新工事を行う。
1つの施設を作るのに2年以上かかる訳でそれを念頭に置き、
高放射能廃棄物の処分地を決める。
これができなければ何も進まない。
とはいえこれは苦渋の選択である事に変わらないし、
消えない問題を残す事になるかもしれない。
それでも生きている人たちは前へ進まなければならない。
それをこの1年で感じていかなければならない1年にしたい。

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まず津波で多くの命と財産を流され、
そして福島第一原発の事故で福島県の殆どを放射能管理区域としてしまった現実・・・
それによる全国の原発の運転停止という現実による
電気料金の高騰と問題は長期化するだけでしかない。
まず津波で流された家や工場、会社などについては
いち早く津波が押し寄せない地域への移転が求められるも
この問題で1番の問題は地権者との問題、
これまであった地域の土地の問題もあり、
この問題を解決するにはやはり国が全て買い取り、
その上で地権者たちが妥協しなければ解決しないと思う。
確かに住み慣れた地域から離れるのは辛い事だが、
その意地を張るばかりに解決する問題すら解決しない。
この件については地元住民の妥協、
そして未来のための決断が求められるだろう。
そして福島第一原発の問題についてはこれは起きてしまった事については戻れない。
その上でどうすべきだったのか?という事だが、
まずこの事故が人類史上最初の事故ではないという事だ。
ご存じのようにチェルノブイリ事故から27年を経るけれど、
27年を経ても住民が住める場所ではなくなっている現実を考えれば
事故が起きた時点でアメリカが設定した
半径80km以内の住民全てを強制避難させるべきだった。
その上で福島県の半分以上を国有化し福島県の半分を県外移住させる事が必要だった。
ここで間違ったのは必ず戻れるようにするという事だった。
この余計な約束が余計な不安との戦いを生み、
余計な費用をねん出し、余計な問題を引き起こした。
余計な約束とは必ず住めるようにするという事だ。
言うまでもなくチェルノブイリから25年後の事故であり、
その25年後にチェルノブイリで住民が戻ってきたというのはない。
その上で考えれば戻れるという確証のない約束をした時点で大罪だ。
日本は民主主義国家ゆえ当時のソ連のような
社会主義国家と違って強制退去を命じられないというジレンマはあったにせよ
これが福島県に住む多くの住民の健康を脅かすだけでなく、
将来に大きな不安をもたらす事になった。
現在の福島県の半分は事故前でいう放射能管理区域という場所になった。
その重みを解っていたらとてもじゃないが住むという選択肢はできない。
当時の民主党政権の大きな大罪がここにある。
そしてそれにより放射能廃棄物問題すら問題解決できない状況に追い込まれている。
言うまでもないが、放射能廃棄物を保管するにも土地が必要だ。
もし事故直後に福島県の半分を強制非難させて
その上で国有化してしまえば地元住民の反対を受けずに
全国に拡散してしまった放射能廃棄物を保管する施設を作る事ができた。
住民が住んでいれば当然そんな問題解決する事そのものが困難であり、
苦渋の決断にはなるが福島県の半分の住民を移住させる事で
健康問題などの問題だけは回避できたはずだ。
そしてそれにより原発の是非も問題となった。
現状原発の廃炉も含めても廃炉するためには使用済み燃料棒をどうすべきか?
という問題が全く進んでいない。
再利用するにも、処分するにもそれだけの土地が必要だ。
しかしそれすら決まっていない中で廃炉もできず、
処分もできないという問題だけが残った。
動かさなければただの金食い虫となるし、だからといって動かせば反発がある。
私自身はこの問題についてまず処分地を決める。
そしてその上で年数を限定して原発を稼働させる。
その間に再生エネルギーの増設、並びに建設をしていくのが1番現実的な方法論だ。
いずれは原発を廃炉しなければならないだけに
その上で現状の火力発電所も更新作業並びに新設作業が生じる。
今の現状は老朽化した火力を稼働させて凌いでいるに過ぎない。
その上で安全のためにはお金が必要という事を国民は妥協しなければならないという事だ。
現状問題お金なしで安全を守る事はできないという現実を受け止めるべきだろう。
2年経ても進まない復興を今年は大きく加速させていく1年にしなければならないという事だ。
私自身この問題についてはある程度の結論を出しているので最近は頻繁に語らないけれど、
1度決めた結論を簡単に転換するというのも問題なので
1つの結論として福島県の半分を移住させるべきだった。
いや今でも移住させるべきだ。
全国に過疎地が多くなっている訳だからそのコミュニティの人たちを
その地域へ移住させる方法論が必要だろう。
そしてその上で原発事故による放射能廃棄物を福島県の半分の土地に国有化して保管する。
100年後に戻れるかわからない土地に戻れるという非現実論を述べる事は
住人に対する裏切り行為と言う事だ。
そして原発は期限を決めて運転し、その間に再生エネルギー、火力新設、更新工事を行う。
1つの施設を作るのに2年以上かかる訳でそれを念頭に置き、
高放射能廃棄物の処分地を決める。
これができなければ何も進まない。
とはいえこれは苦渋の選択である事に変わらないし、
消えない問題を残す事になるかもしれない。
それでも生きている人たちは前へ進まなければならない。
それをこの1年で感じていかなければならない1年にしたい。



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