9日Jリーグ13第2節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

昨年の覇者サンフレッチェ広島と対戦し、

1対2で前半20分にDF藤田が退場となり70分間1人欠く厳しい状況を戦ったが

最後まで守り切れず2年連続開幕戦2連敗となった。

昨年とは違うサッカーを見せるはずだった開幕戦は前半20分でプランが崩れ

厳しい70分間を耐えたものの10人で1点を取れた事は昨年にない

攻撃オプションを見る事ができただけに

これまで続けてきた事を継続して行きたいところだ。

今年もいよいよ始まったJ1での10年目のシーズンだけれど

昨年の戦いがあるゆえにどうしても開幕戦に敗れた事で

ネガティブになりかねない部分が大きい。

ただこれまでキャンプで積み重ねてきたところは間違っていないし、

補強したポイントも間違っていない。

開幕戦同様の戦いができれば十分勝機はあった試合だ。

しかしそれが前半20分で狙っていたプレーができなくなるという

アクシデントに対して70分という長い時間10人での戦いが強いられた。

その中で今季の戦い方を見つけていく事になった訳だけれど、

10人でも得点を狙えるだけのオプションが

今年はあるという事がこの試合最大の収穫と言える。

その前に試合前には3月30日公開の映画ドラゴンボールZの孫悟空とのコラボが実現し、

そしてWe are ONE!の合言葉で戦い抜く原動力となった

応援ソングを歌う難波章浩さんが会場に駆けつけてくれた。

そして試合前にはメインスタンドで決起集会にも参加してきたけれど

1つになって闘おうとしているサポーターがいる代わりにそうじゃないサポーターがいた。

そんなイベントもありこれから新潟が上位を戦う上で必要な事、

そして新潟が盛り上がっていく事をレビューしたいと思う。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)

GK黒河

DF

右SB征也 CBクナン CB大井 左SBジンス

MF

ボランチ 三門 レオ

右SH成岡 左SH亜土夢

FW

ロペス 達也

開幕戦同様のメンバーでスタートした。

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試合は前半から広島の後方からのパス回しからの展開に

新潟の布陣が間延びするケースが目立った。

広島の戦い方は後方でボールを回しながら相手が前へ来たところに

長いパスを出してこぼれ球を2シャドーかダブルボランチが拾ってサイドへ展開して行く。

ゆえに2列までボールを奪いに行くと中盤と最終ラインが大きく空いてしまうという展開になる。

これは広島独特の戦い方ではあるんだけれど

この相手に対して1番厄介なのは守備が異常に堅いという事だ。

守れば5バック、攻めれば5トップという感じになるだけに中盤も3バック、ボランチと堅い。

ただこの布陣はそのサイドを突く事で打開策が見える部分でもあるし、

上手くボランチ、最終ラインで奪ってゴールを目指すというプランが1番効果的だ。

現在広島は高萩、ミキッチがいないのでそこにアイディア的な展開はなかなかできない。

そこがある意味狙い目だったがその展開に持ち込む前に新潟にアクシデントが襲う。

2度のカウンターで新潟はMF征也が2度の警告を受けてしまい退場処分となってしまった。

退場になったのが前半20分という事で残り70分を10人で広島相手に

戦う事になってしまった事でプランが大幅に狂う事になった。

退場になったのが右SBという事で現在出場している選手と控え選手でも

このポジションができるのはMF菊地しかおらず

戦術上の理由でFW達也を20分で交代させなければならなかった。

難しい所ではあるけれど、下げるとしたら誰を下げるか?という部分になる。

当然10人なので運動量が求められるし、守備も求められる。

その上でボールをキープできる選手も必要だ。

そうなると候補は達也か成岡になった訳だけれど、

この状況ではまずディフェンスを入れなければならない。

その上でどういう布陣を敷くかだが、

新潟の現在の柳下監督のオプションでは4バックしかオプションが無かった。

ここで本来ならサイドバックができる選手を入れておけば何の問題もないのだが、

坪内がベンチ外という事でいれる選手が限られてしまった。

私にはどうして坪内をベンチ外にしているのか正直わからない。

怪我なら仕方ないが、そうでないなら両サイドバックの本職は坪内なのだから

坪内が入っていたらその問題点は解消されるが、

菊地をベンチ入りさせている理由が怪我以外で正直見つからない。

私自身が彼を構想外選手という位置づけなのもあるが、

私自身の考えが適したポジションに起用する考えもあり

本来ならCBに水輝、サイドバックに坪内、ボランチに勲が入れば起用に迷う必要はない。

攻撃的ポジションは3トップや武蔵が2列目もできる事もあるので

FW3枚入れている事に異論はない。

そもそも今の新潟は特に右サイドバックは村上、内田、川口、坪内、征也の5人

できる選手がいる訳でその選手をベンチ外にしてしまう事が

私には無駄な補強だったになるのでは?と考えてしまう。

確かに村上の故障もあるけれど、

川口当りを思い切って使う位の事をしても良いのではとは感じている。

その上で代えるのは達也か?成岡か?になる訳だが、私なら成岡を代えていた。

別に達也が90分プレーする事は考えていないので行けるところまで行けば良かった。

どのみち10人では前線は3人が限界な訳でドリブル突破ができる達也を残せば

サイドからの崩しができると判断した。

展開できる成岡も捨てがたいが、

現状前で脅威を与えられる選手が最低2人いないと得点する事が難しい。

その意味で達也を下げた事は個人的には残念な選択だった。

当然前半の残り25分は終始広島ペースとなり、新潟も広島にチャンスを与えず前半を終了した。

後半も終始広島ペースで進みこう着状態のまま迎えた

後半21分新潟はDF大井が足がつってしまい

ここで2枚目のカードにDF水輝を投入しこれが新潟デビューとなった訳だけれど、

DFを2枚変えるという事で連携面で大きな支障が出た事は否めない。

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本来CBは故障が無い限り終盤に人数を増やす事が

ある程度しかないからこの交代も痛かったと言えば痛かった。

それによりセットプレーで綻びが出てしまう。

後半29分広島はCKからMF石原が決めて先制を許してしまう。

これで攻めるしかなくなった新潟はこれまで消極的だったサイドを使い出し、

後半36分CKからDFクナンのヘッドがさく裂して同点に追いついた。

これが昨年になかった新潟の高さだ。

特にDF水輝が入った事で高さある選手が4人になり

これが相手にとって脅威を与えられた。

しかしその直後の後半39分広島はFKからDF千葉が決めて勝ち越しを許してしまい。

新潟は反撃できる力は残っておらず終了し2年連続開幕2連敗となった。

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この試合については前半20分までしか新潟のサッカーができなかった。

残り70分はできない中でどう戦うか?

というのが1番のポイントだった訳だけれど、

こういう展開になるとチャンスは多くて2,3回しかない。

そこで決められるか?決められないかで勝ち点1か勝ち点3にできるか?という事になる。

私自身取れて1点と思っていたのでその可能性があるとすれば

セットプレーしかないという部分でもその通りの得点となったので

10人でプレーする事になっても今季は高さがあるので

セットプレーからの得点力は期待できる事がわかった。

セットプレーなら1人欠いても条件は変わらないだけに

その点が昨年と違うのは新潟にとって大きな収穫だ。

ただこの試合もし11人でプレーを続けられたら勝利できたか?

と問われると難しいところだけれど、ドローに持ち込めた可能性はあったと思う。

失点内容がセットプレーからなのでこれは11人でも条件は変わらない。

完全に崩された訳じゃない部分は昨年と変わらないだけに

セットプレーで失点しない事が課題になっていく。

この試合ではセットプレー以外で得点が入る予感が全くなかっただけに

11人でプレーを続ける事ができたとしても結果は大きく変わったとは言えないだろう。

そしてこの試合で感じた事は昨年もそうだけれど、

ホームになるとサポーターが主審の判定に非常にネガティブになるという事だ。

どんな不利な判定の中でも受け入れその中で勝って行く事が

必要と昨年学んだと思ったが、どうやら学んでいなかったサポーターが多い。

この試合終了後も以前から主審を中傷するフーリガンがスタッフに止められていたが、

こういう態度が主審に不利な判定をさせる事にどうして気づかないのか?

こういうフーリガンは新潟サポーター以前にJリーグサポーターとしても失格!

フェアプレーという精神の欠片もない!

お金だけ落として自宅で観戦した方がチームの為だ。

あまりに酷い事が続くようだと今度スタッフに観戦禁止させては?と進言しようと思う。

そのおかげで叱咤激励や励ます言葉も声が大きいだけで

警備員やスタッフに暴言止めてくださいとまた言われてしまう。

フーリガンさんよ!

あなたの行為はチームに悪影響を及ぼしている事に気づくには入場禁止しかありませんか?

これもサッカーというものは生き物であり嫌な事を言われて

良い判定をされる事はないと学ばなければならないし、

チームのホームが主審のアウエーではホームの意味がない。

チームも主審もホームにしていく事だ。

そして試合終了後We are ONE!を購入したので難波さんのサイン会に参加しました。

そこで難波さんに直接ツイッターでアルビの事つぶやいてくださいと言ってきました。

どうしても#albirexのタグのフォロワーさんの数が少ないので

8万以上フォロワーを持つ難波さんがPRしてくれればそれだけで

8万人以上にアルビの事をアピールできるだけにお願いしたいところです。

次節はアウエーで大宮と対戦するけれど

これまでのサッカーを継続すれば十分勝てる相手だ。

やってきた事をやり続ければ必ず結果がついてくる!

サポーターはそれを信じてサポートする事がサポーターの役目であり、

確り信じてサポートしたいところだ。

我慢を覚えた信じる事で実現できると学んだ事を確り活かしていこう!

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