3月2日公開の映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」を鑑賞した。

この映画は益田ミリの人気四コマ漫画「すーちゃん」シリーズを映画化した作品で

それぞれ30代半ばとなり頑張っているが、

将来の事を考えると色々不安になる3人の仲良し女性たちの日常を追ったストーリーである。

30代になると色々やりたい事と現実に直面するが

その現実の中でそれぞれの人生を選んでいく姿は今の女性たちにとっての現実でもある。
30代になると20代の時のようにはいかなくなるものでもある。

実際20代は勢いでできた部分があるけれど、

経験してくる30代は色々な部分で求められていくところが違う。

そして女性には妊娠という問題も大きく生じてくる問題もある。

人生の岐路に立つ3人の女性の生き方を通じて

果たしてそれぞれ出した結論の先に待っているものとは何なのだろうか?

その答えは人それぞれだが、

このストーリーでは今を生きる30代の女性が共感する部分が描かれており

そのストーリーを通じてレビューしたいと思う。

キャスト

森本好子演じる柴咲コウ

岡村まい子演じる真木よう子

林さわ子演じる寺島しのぶ

千葉恒輔演じる染谷将太

中田誠一郎演じる井浦新

木庭葉子演じる木野花

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

“すーちゃん”こと森本好子は、料理好きでカフェ勤務歴十数年。

“まいちゃん”こと岡村まい子はOA機器メーカーに勤務している。

そして、“さわ子さん”こと林さわ子は、母と2人で祖母の介護をしながら、

WEBデザイナーとして働いていた。

この3人はかつてのバイト仲間。

十数年たったいまでも友情は続いていて、

時間を見つけては集まってお出かけしたり、鍋をつついたり。

でも、一見楽しく暮らしているように見える彼女たちも、

それぞれ悩みや不安を抱えていた。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてすーちゃん、まいちゃん、さわ子さんという

仲良し3人組の女性はそれぞれ30代半ば、40代目前という年齢にあった。

元々3人はバイト仲間で今でも友情が続いている。

すーちゃんはカフェに勤務し、

まいちゃんはパソコン販売メーカー、

さわ子さんが在宅Webデザイナーという現在では職業も異なる。

それぞれ10年以上も勤務しておりそれぞれの事情も異なる。

すーちゃんは1人暮らしでカフェ勤務。

最初はバイトだったが正社員となり現在では店長候補にまでなっている。

しかし仕事に打ち込んできた事で彼氏なし。

気になる人はいるがその人には同僚の彼女がいる。

まいちゃんは大手パソコンメーカーの営業、不倫中の男がいるがいつもすれ違い。

そんな彼女は営業成績とリストラの事ばかり考えてしまい別の道を今は考えられない。

さわ子さんは介護する祖母を母と面倒を見ているためなかなか結婚に踏み出せない。

まずすーちゃんだけれどカフェ勤務でシフト制だが料理を作る事に

生きがいを感じておるも何時も母親から将来の事を心配される。

確かにこれは女性だけではないと思うけれど、

30代半ばになるとどうしても結婚と言われるのは仕方ないと思う。

私も毎日とは言わないけれど言われていますからね。

とは言っても身近にそんな人がいる訳じゃないからなかなかそういう出会いもない。

いたとしてもライバルがいるものですからね。

そんなすーちゃんに店長にならないか?

というオファーが届き色々悩むも、

すーちゃんは店長を引き受ける事にした。

すーちゃんにとっては料理の仕事に関わること以上に

さらに店長まで任されるという事はある意味認められたという事にもなるけれど、

そんなすーちゃんはオーナーからオーナーがシングルマザーとして生きてきた姿を語られ、

その娘は女としては尊敬できるけれど、母親としては失格という言葉が胸に突き刺さる。

確かにオーナーはシングルマザーとして父親のいない環境を娘に与えてしまった訳だけれど、

そういう生き方もあるのだという事も感じたが

そこではその答えが正しいとは思えなかっただろうね。

女性にとって子供がほしいというのは誰もが思っている事だと思いますし、

すーちゃんもその事を考え始めた。

しかしそんな中で気になっていた中田マネージャーが同僚と結婚する事になるも、

中田マネージャーがすーちゃんを忘れられないでいた。

この中田マネージャーですけれど、

そんなに未練があるならどうして同僚と結婚する事にしたのでしょうか?という感じです。

それ以外でもその同僚はすーちゃんに対して嫌味な言動をしますけれど、

すーちゃんにとっては付き合っていた訳じゃないし、

片思いしていただけですからすーちゃんは色々な意味で損な役回りが多いのかもしれません。

そんなすーちゃんが選んだ選択とは?

その選択は劇場で観てほしい。

まいちゃんは大手パソコンメーカーの営業として忙しい日々を過ごしている。

とてもじゃないけれど結婚の事を考えられないほどだった。

ただまいちゃんには不倫相手の男がおり、その男との関係も悪化していたり、

営業でも謝罪や取引先での嫌味に笑顔を作っている事に対して心の中で愚痴っている。

そんなまいちゃんは忙しさで肌荒れが酷くなり皮膚科へ行く事にした。

そしてそこでまいちゃんは医師から何か頑張らなくても良いんじゃない?

と言われた事がキッカケで不倫相手の男との付き合いを止めて、

真剣に結婚を考え始めて結婚紹介所に入会する。

結婚紹介所のようなところに美人のまいちゃんが入れば間違いなく

申込者がいっぱいいるのは間違いないんだけれど、

その分条件のハードルは高いでしょうね。

実際にそこで出会った男性と結婚している訳ですが、

キャリアウーマンだった彼女はその道を捨てて専業主婦になる。

それも相手の条件が相当高くないと都会ではまずできる事じゃない訳で

おそらく出した条件は年収600万位なのでしょうね。

大手パソコンメーカーの営業の年収を考慮すればそれ位の条件になるでしょう。

それでも私自身の用の低所得者層の人間では

とてもじゃないがその条件時点で会えませんし、勝負にならない。

最も結婚紹介所に入会するなら年収400万以上の方が入会した方が良いです。

それか結婚相談所が自ら年収300万以下を条件にした会社であれば

お金じゃないで決まるかもしれませんが、

結婚相談所の現実は全てお金です。

年収300万以下で入ったら現実を知りますよ。

いかに条件に合う人がいないか・・・

私自身がこんなとこ入るのは金と時間の無駄と思っているのですが、

すーちゃんやまいちゃんの年齢位になると親がうるさいんですよね。

そういうところで出逢って結婚した人ならともかくそういう経験が無いとわからないでしょうし、

現実を理解し難いでしょうね。

まあそれでも結婚相談所はそういう結婚する人が少ない現実では

こういうぼったくり商売が流行るんでしょうけれどね。

ちょっと個人感情が入ってしまいましたが、

そんなまいちゃんもバリバリ働いていたパソコンメーカーの営業の道もあったのでは?

と思うのですから道を諦めるという事はそれだけ簡単な事ではないですよね。

その結末は劇場で観てほしい。

そしてさわ子さんだけれど、

在宅のWebデザイナーをしながら母と共に祖母の介護をしている。

父親がおらず結婚してしまうと祖母と母2人になってしまう事で

結婚に踏み切れない現実があった。

私は今両親しかいませんが、

そろそろそういう現実に直面する時が近づいていますが、

女性の場合は特に婚期を逃してしまうでしょうね。

ただ仕事の面については在宅で仕事ができるだけに

その点については今の時代だからこそ可能である仕事ですし

時間の自由度が高いんですけれどね。

そんなさわ子さんにも同級生の男性と再会した事で結婚への気持ちが傾いていく。

ただこのエピソードについては男性の理解度の無さを露呈するエピソードです。

問い方もそうなのですが、女性にとって男性から子供を産めるのか証明して?

何て言われたらそれは100人中100人が愕然とする質問ですよね。

実際に演じた寺島しのぶさんは39歳で妊娠し40歳で出産しています。

世の中には20代前半でも子供を望んでも妊娠できない体の人もいますし、

子供がほしいと思っても女性より男性に原因があるケースもあるだけに

この問題はどちらかが一方に押し付けては絶対いけない問題なのです。

確かにその親は孫の顔が見たいでしょうけれど、

それを強要するような事を結婚しようとしている女性に対して

求めるのはあまりにも暴挙というしかありません。

実際に私もその世代の人間ですので他人事ではありませんし、

自分自身が子供を作れるのかは正直1度も検査した事がありませんので何とも言えません。

そうでなくても私自身結婚できるのかわからない訳で

そんな状況では子供がほしいという前に結婚できるのか?

という問題が先ですけれどね。

このストーリーではすーちゃんの女性オーナーがシングルマザーですが、

そういう生き方が選択できる状況にある人も極少数な訳です。

そういう話を出されたさわ子さんはこの男性との結婚を断りました。

女性にとって子供が産めないという宣告がどれだけ残酷な宣告なのかという事を

この男性はあまりにも無知過ぎて話になりませんでした。

結婚するにもお互いの事を理解しあってこその結婚ですので

子供がいない人生も選択肢の1つとして考慮しなければならないとは思います。

そんなさわ子さんが下した結論とは?

その結末は劇場で観てほしいと思います。

総評としてすーちゃん、まいちゃん、さわ子さんのそれぞれの選択は

女性にとってはどれも有り得る選択だと思いますし、現実だと思います。

実際に子供を妊娠してしまうと仕事を続ける事が非常に難しいです。

特に両親と一緒に暮らしていない人の場合は1人なら何とかなっても

2人以上では困難だという事を最近身近で感じましたが、

道を諦めなければならない今の社会の現実も描かれていますし、

それでも仕事の道を選んでいる人もいるし、

両親を最後まで面倒を見る人もいる。

これは全て今30代の女性の現実です。

その現実の中でもその選択肢に後悔したり受け入れたりしている訳ですが、

どんな選択肢をしてもその道が正しいと思いたいですし、

選んだ道に後悔したくないと思いました。

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