2日Jリーグ13開幕戦が行われ、
アルビレックス新潟はアウエー長居スタジアムでセレッソ大阪と対戦し
0対1で終了間際にFW柿谷に一瞬の隙を突かれて2年連続開幕戦黒星スタートとなったが
昨年と違うサッカーを展開し大きな希望を持てるスタートとなった。
試合は前半から新潟が主導権を握り
新加入のFW田中達也、MF成岡、MFレオ・シルバ、DFキム・クナンが
それぞれの持ち味を発揮しセレッソゴールを脅かすも
GKとの1対1で尽く外して前半は0対0で折り返す。
後半も新潟が終始主導権を握りFW田中達也のヘッドは惜しくもゴールを捉えられず、
FWロペスも再びGKとの1対1を決める事ができなかった
後半43分セレッソは一瞬の隙を突いたカウンターから
FW柿谷がGKとの1対1で鮮やかなループシュートを決めて
これが決勝点となり新潟は2年連続黒星スタートとなった。
これでアルビレックス新潟は開幕戦を飾る事ができなかったものの
攻撃面、守備面において今後に大きな期待を持てる内容となった。
アルビレックス新潟はアウエー長居スタジアムでセレッソ大阪と対戦し
0対1で終了間際にFW柿谷に一瞬の隙を突かれて2年連続開幕戦黒星スタートとなったが
昨年と違うサッカーを展開し大きな希望を持てるスタートとなった。
試合は前半から新潟が主導権を握り
新加入のFW田中達也、MF成岡、MFレオ・シルバ、DFキム・クナンが
それぞれの持ち味を発揮しセレッソゴールを脅かすも
GKとの1対1で尽く外して前半は0対0で折り返す。
後半も新潟が終始主導権を握りFW田中達也のヘッドは惜しくもゴールを捉えられず、
FWロペスも再びGKとの1対1を決める事ができなかった
後半43分セレッソは一瞬の隙を突いたカウンターから
FW柿谷がGKとの1対1で鮮やかなループシュートを決めて
これが決勝点となり新潟は2年連続黒星スタートとなった。
これでアルビレックス新潟は開幕戦を飾る事ができなかったものの
攻撃面、守備面において今後に大きな期待を持てる内容となった。
劇的な残留劇から3か月が経て迎えた10年目のJ1の舞台は
昨年にない攻撃の展開を繰り広げて大きな得点の予感をさせながらも
最後まで決める事ができずに終わった。
ただこの試合だけで今季を見据えるとすれば確実に昨年よりもチーム力はアップしているし、
1つキッカケを掴めばゴールラッシュも十分可能なチームである事も実感した試合になった。
試合内容だけ振り返ればセレッソは再三のミスからピンチを招き何
時失点してもおかしくないほどだったし、内容も酷い部類に入るだろう。
新潟は昨シーズンの全試合を振り返ってもこれだけシュートまで持ち込めたのは
昨シーズンではまず有り得ないほどだった。
それが前線で人数を掛けて攻撃し、守備面でも昨年の堅守は健在であり、
そこに高さという武器が加わり、さらに展開力が加わった。
この試合に置いて何1つ悲観する事はないという事だけはハッキリ言える試合だった。
もちろんこれだけのチャンスを活かし切れなかった事と
90分間戦う上でどうするべきなのかを考える必要は生じたのも
事実でありその部分を振り返りたいと思う。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)
GK黒河
DF
右SB征也 CB大井 CBクナン 左SBジンス
MF
ボランチ 三門 レオ
右SH成岡 左SH亜土夢
FW 達也 ロペス
昨シーズンからCBクナン、ボランチレオ、攻撃的MF成岡、
FW達也が加わり新生新潟の布陣でスタートした。
試合は序盤から新潟が前線からのプレスでセレッソから積極的にボールを奪う。
しかしセレッソもカウンターからゴールを襲いに掛かるもGK黒河が難なく防ぐ。
今年のメンバーではまず昨年唯一CBとして残った大井がラインを統率し、
そこにクナンが高さとフィジカルを活かした守備で再三のピンチを防いだ。
クナンの加入でこれまで新潟になかった絶対的な高さを手に入れた事は非常に大きいし、
それ以上に効果的だったのは新加入の1人レオ・シルバだ。
昨年の新潟はボランチからの展開力の無さで中盤は殆どボールをキープできず、
尽く支配されていたが、レオ・シルバの加入により中盤でのピンチを未然に防ぐだけでなく、
そこからの展開力で中盤に落ち着きをつけてくれる事は近年の新潟になかった事だ。
過去10年を振り返っても2006、2007シーズンに在籍した
シルビーニョの展開力を思い出すけれど、
そこに絶大的な運動量と守備力、さらに攻撃力もあり
間違いなく新潟を大きく変えてくれる1人になる事は間違いない。
そしてそこに運動量と守備力ある三門のコンビは
昨年に匹敵する堅守を維持できる事を確信する試合でもあった。
今季の新潟は2列目に磐田時代に10番を背負った成岡の加入で
2列目でもボールをキープできるし、
展開できる事も新潟のサッカーを大きく変えてくれた。
そこに突破力あるFW達也がいる事で前線で達也の突破力は
昨年の新潟が1番苦しんだゴール前での展開を劇的に変えてくれた。
昨年までの新潟は本来MFでトップ下が主戦場だった
ミシェウをFW登録で起用していたが、
そこでしか新潟は試合をコントロールできなかった。
しかしこの試合ではサイドバック、ボランチ、2列目、
そしてFWとどこからでも展開できるサッカーを見せる事ができた事で
昨年とは明らかに違うという事をこの1試合で証明する事ができた。
チャンスを多く作る事ができれば当然シュートチャンスを作る事が
できる訳で前半でもFWロペスのGKと1対1の決定的な場面、
FW達也の枠内シュートとゴールへの予感は昨シーズンになかった事だ。
しかしそこで決められない事で次第に新潟の良い流れは
セレッソのわずかなチャンスへと繋がっていってしまう。
後半新潟は同じメンバーで積極的にボールを奪い、そしてゴールを目指した。
MF成岡がFW達也がそしてFWロペス、MF亜土夢が・・・しかし決められない。
そしてこのままドローで終わろうとした後半43分に
MF扇原のロングボールを抜け出したFW柿谷にわずかなチャンスを
決められて新潟は開幕戦を落とした。
この試合の印象では新潟が勝ってもおかしくなく、
セレッソが負けてもおかしくなかった試合内容だった。
しかし結果は新潟が負けて、セレッソが勝った。
サッカーとはどんなに良い内容のサッカーをしてもチャンスを決めれなければ
こういう結果になるという事だ。
ただその結果に対して悲観する事は何もない。
スコアは0対1という勝ち点1を取れなかった試合だ。
得点を取って勝ち点3を落とした試合ではない。
そして何より試合内容は昨年とは全く異なる。
柳下監督も常々語っているが1失点での負けは仕方ない事であり、
得点できなかった事に問題点があるのであり、
昨年の堅守はこの時点では健在と判断してよいし、
攻撃面でも昨年以上の攻撃力はある。
問題はこの1試合で悲観してはならない事だ。
結果が出ないと悲観してしまいがちだが、
サッカーは結果だけが全てではなくそこまでいくプロセスが大事でもある。
今日の試合で収穫はクナンの高さとフィジカルは必ず攻守で活かされる事、
レオの展開力、守備力、攻撃力は間違いなく新潟を変える!
成岡の実績と攻撃力、展開力は攻撃を活性化してくれる。
そして達也のドリブルは相手を翻弄するという事だ。
この4人が加わった事で新潟は大きく変わった事だけは間違いない!
ただこれを90分間として考えるとクナンとレオは問題ないが、
達也と成岡は90分間続ける事が難しいという事もある程度わかった。
達也、成岡はベテランの域に入ってきた事もあるんだけれど、
特に達也はここ数年フル出場した試合が少なくやはり90分で考えた時
どうしても途中交代する必要がある。
その事を踏まえると先発で起用した場合今日のようにリードを奪えない時に
交代すると前線での突破力を失ってしまうという事も1つの課題だ。
これは私自身の考え方だけれど達也を使う上で試合勘と
90分間プレーできる体力が戻った時に先発で起用した方が良いと思う。
もちろん先発で起用すれば今日のような展開が期待できる訳であり、
積極的なシュートとドリブル突破は観る事ができる。
しかし退いた後の戦いに課題を残した事も忘れてはならない。
リードを許した場面で堅碁、ロペス、岡本の3トップにしたけれど、
似たタイプが3人いるのはどうなのかな?と私は感じてしまった。
この試合では途中で成岡に代えて菊地を投入したが、
私はどうしてここでSB専門の選手をベンチ入りさせなかったのか?と疑問視している。
このメンバーだと両サイドバックで故障者が発生した時に
両サイドバックができる坪内をベンチに入れなかったのが
私には疑問視する部分だ。
私なら菊地をベンチ入りさせる事は有り得ないが、
柳下監督が使えると判断した以上その判断が正しかったのだろうが、
本来なら適材適所の選手を入れる事が必要でありポジション的にも
CB水輝、SB坪内、ボランチ勲、FW武蔵、堅碁、岡本で良かったと思う。
今日の展開とメンバーならボランチ、DFのポジションを変える必要性は生じなかった。
征也の守備に不安があったのかもしれないけれど、
スタミナは問題なかった訳であのまま交代するなら達也、成岡、亜土夢を交代して
堅碁、岡本の2トップ、武蔵、ロペスの2列目でも面白かったのではと思う。
ゆえこの試合で代えるとすれば2列目とFW1枚だけで良かった。
そう考えると途中で達也を使った方が違ったタイプのFWがいる事で
違った展開を見せる事が可能だし、
リードした段階でもカウンターからのドリブルが有効だ。
ちょっと攻撃面では少しタイプと展開を合わせた起用が必要だったのかもしれない。
次節のホーム開幕戦では昨年の王者広島を迎える。
昨シーズンのホームでは尽く広島の瞬殺サッカーに敗れたが
今季は必ず新加入の4人がこの展開を打開してくれるはずだ。
ホームでサポーターが集結して勝ち点3を勝ち取ろう!
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最後まで決める事ができずに終わった。
ただこの試合だけで今季を見据えるとすれば確実に昨年よりもチーム力はアップしているし、
1つキッカケを掴めばゴールラッシュも十分可能なチームである事も実感した試合になった。
試合内容だけ振り返ればセレッソは再三のミスからピンチを招き何
時失点してもおかしくないほどだったし、内容も酷い部類に入るだろう。
新潟は昨シーズンの全試合を振り返ってもこれだけシュートまで持ち込めたのは
昨シーズンではまず有り得ないほどだった。
それが前線で人数を掛けて攻撃し、守備面でも昨年の堅守は健在であり、
そこに高さという武器が加わり、さらに展開力が加わった。
この試合に置いて何1つ悲観する事はないという事だけはハッキリ言える試合だった。
もちろんこれだけのチャンスを活かし切れなかった事と
90分間戦う上でどうするべきなのかを考える必要は生じたのも
事実でありその部分を振り返りたいと思う。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−4−2(4−2−2−2)
GK黒河
DF
右SB征也 CB大井 CBクナン 左SBジンス
MF
ボランチ 三門 レオ
右SH成岡 左SH亜土夢
FW 達也 ロペス
昨シーズンからCBクナン、ボランチレオ、攻撃的MF成岡、
FW達也が加わり新生新潟の布陣でスタートした。
試合は序盤から新潟が前線からのプレスでセレッソから積極的にボールを奪う。
しかしセレッソもカウンターからゴールを襲いに掛かるもGK黒河が難なく防ぐ。
今年のメンバーではまず昨年唯一CBとして残った大井がラインを統率し、
そこにクナンが高さとフィジカルを活かした守備で再三のピンチを防いだ。
クナンの加入でこれまで新潟になかった絶対的な高さを手に入れた事は非常に大きいし、
それ以上に効果的だったのは新加入の1人レオ・シルバだ。
昨年の新潟はボランチからの展開力の無さで中盤は殆どボールをキープできず、
尽く支配されていたが、レオ・シルバの加入により中盤でのピンチを未然に防ぐだけでなく、
そこからの展開力で中盤に落ち着きをつけてくれる事は近年の新潟になかった事だ。
過去10年を振り返っても2006、2007シーズンに在籍した
シルビーニョの展開力を思い出すけれど、
そこに絶大的な運動量と守備力、さらに攻撃力もあり
間違いなく新潟を大きく変えてくれる1人になる事は間違いない。
そしてそこに運動量と守備力ある三門のコンビは
昨年に匹敵する堅守を維持できる事を確信する試合でもあった。
今季の新潟は2列目に磐田時代に10番を背負った成岡の加入で
2列目でもボールをキープできるし、
展開できる事も新潟のサッカーを大きく変えてくれた。
そこに突破力あるFW達也がいる事で前線で達也の突破力は
昨年の新潟が1番苦しんだゴール前での展開を劇的に変えてくれた。
昨年までの新潟は本来MFでトップ下が主戦場だった
ミシェウをFW登録で起用していたが、
そこでしか新潟は試合をコントロールできなかった。
しかしこの試合ではサイドバック、ボランチ、2列目、
そしてFWとどこからでも展開できるサッカーを見せる事ができた事で
昨年とは明らかに違うという事をこの1試合で証明する事ができた。
チャンスを多く作る事ができれば当然シュートチャンスを作る事が
できる訳で前半でもFWロペスのGKと1対1の決定的な場面、
FW達也の枠内シュートとゴールへの予感は昨シーズンになかった事だ。
しかしそこで決められない事で次第に新潟の良い流れは
セレッソのわずかなチャンスへと繋がっていってしまう。
後半新潟は同じメンバーで積極的にボールを奪い、そしてゴールを目指した。
MF成岡がFW達也がそしてFWロペス、MF亜土夢が・・・しかし決められない。
そしてこのままドローで終わろうとした後半43分に
MF扇原のロングボールを抜け出したFW柿谷にわずかなチャンスを
決められて新潟は開幕戦を落とした。
この試合の印象では新潟が勝ってもおかしくなく、
セレッソが負けてもおかしくなかった試合内容だった。
しかし結果は新潟が負けて、セレッソが勝った。
サッカーとはどんなに良い内容のサッカーをしてもチャンスを決めれなければ
こういう結果になるという事だ。
ただその結果に対して悲観する事は何もない。
スコアは0対1という勝ち点1を取れなかった試合だ。
得点を取って勝ち点3を落とした試合ではない。
そして何より試合内容は昨年とは全く異なる。
柳下監督も常々語っているが1失点での負けは仕方ない事であり、
得点できなかった事に問題点があるのであり、
昨年の堅守はこの時点では健在と判断してよいし、
攻撃面でも昨年以上の攻撃力はある。
問題はこの1試合で悲観してはならない事だ。
結果が出ないと悲観してしまいがちだが、
サッカーは結果だけが全てではなくそこまでいくプロセスが大事でもある。
今日の試合で収穫はクナンの高さとフィジカルは必ず攻守で活かされる事、
レオの展開力、守備力、攻撃力は間違いなく新潟を変える!
成岡の実績と攻撃力、展開力は攻撃を活性化してくれる。
そして達也のドリブルは相手を翻弄するという事だ。
この4人が加わった事で新潟は大きく変わった事だけは間違いない!
ただこれを90分間として考えるとクナンとレオは問題ないが、
達也と成岡は90分間続ける事が難しいという事もある程度わかった。
達也、成岡はベテランの域に入ってきた事もあるんだけれど、
特に達也はここ数年フル出場した試合が少なくやはり90分で考えた時
どうしても途中交代する必要がある。
その事を踏まえると先発で起用した場合今日のようにリードを奪えない時に
交代すると前線での突破力を失ってしまうという事も1つの課題だ。
これは私自身の考え方だけれど達也を使う上で試合勘と
90分間プレーできる体力が戻った時に先発で起用した方が良いと思う。
もちろん先発で起用すれば今日のような展開が期待できる訳であり、
積極的なシュートとドリブル突破は観る事ができる。
しかし退いた後の戦いに課題を残した事も忘れてはならない。
リードを許した場面で堅碁、ロペス、岡本の3トップにしたけれど、
似たタイプが3人いるのはどうなのかな?と私は感じてしまった。
この試合では途中で成岡に代えて菊地を投入したが、
私はどうしてここでSB専門の選手をベンチ入りさせなかったのか?と疑問視している。
このメンバーだと両サイドバックで故障者が発生した時に
両サイドバックができる坪内をベンチに入れなかったのが
私には疑問視する部分だ。
私なら菊地をベンチ入りさせる事は有り得ないが、
柳下監督が使えると判断した以上その判断が正しかったのだろうが、
本来なら適材適所の選手を入れる事が必要でありポジション的にも
CB水輝、SB坪内、ボランチ勲、FW武蔵、堅碁、岡本で良かったと思う。
今日の展開とメンバーならボランチ、DFのポジションを変える必要性は生じなかった。
征也の守備に不安があったのかもしれないけれど、
スタミナは問題なかった訳であのまま交代するなら達也、成岡、亜土夢を交代して
堅碁、岡本の2トップ、武蔵、ロペスの2列目でも面白かったのではと思う。
ゆえこの試合で代えるとすれば2列目とFW1枚だけで良かった。
そう考えると途中で達也を使った方が違ったタイプのFWがいる事で
違った展開を見せる事が可能だし、
リードした段階でもカウンターからのドリブルが有効だ。
ちょっと攻撃面では少しタイプと展開を合わせた起用が必要だったのかもしれない。
次節のホーム開幕戦では昨年の王者広島を迎える。
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