23日Jリーグ2013ゼロックススーパーカップ

Jリーグ王者サンフレッチェ広島対天皇杯王者柏レイソル戦が行われ、

1対0でサンフレッチェ広島がFW佐藤寿人のスーパーボレーで勝利し

21年目のJリーグがスタートした。

試合は両チームこう着状態で迎えた前半29分左サイドからのクロスを

FW佐藤寿人が見事なボレーシュートを決めて先制すると、

柏も反撃に出るが今シーズンから3バックにしたシステムが機能せず前半を折り返す。

後半途中で広島がFW佐藤寿人がヒザを痛めて途中交代するアクシデントがあったが、

最後まで堅守で守り切り5年ぶり2度目のスーパーカップを制した。

これでJリーグはスタートし20年の節目のシーズンが始まった。
さすが両チームリーグ戦とカップ戦を制しただけあって激しい攻防が繰り広げられた。

ただここで差が出たのはシステムの変更だ。

広島は森脇が移籍し、ミキッチらを故障で欠いたものの

多くのメンバーが残っている事もあり戦術の精度がさらに上がった。

対して柏はシーズン最後まで戦った事もあり4バックから3バックに変更して挑んだが、

やはり新加入の選手もおりまだまだシステムが機能しないという感じだった。

広島はこの試合で不安を見せたのはFW佐藤寿人の不在時の戦い方だ。

昨シーズンは佐藤寿人がリーグ戦全試合に出場した事もあり

このポジションで交代する場合は時間を稼ぐための交代しかなかったが、

今日のように怪我などで途中で退いた場合1トップを務める選手が

どうしても寿人のようなプレーを見込めない。

石原が入ったけれど彼は前線でキープするタイプではないだけに

ここが今シーズンの広島の泣き所になる可能性がある。

ただそれでもボランチ、3バックの守備力は健在であり、

西川が離脱しない限り堅守は今季も崩れる要素はない。

対して柏は多くの移籍で入れ替わりがあり、

DF鈴木大輔、MF谷口、狩野、キム・チャンス、FWクレオら大型補強を行ったが、

3バックに変更した事によりCBの層が薄くなってしまった感じだ。

右CB大輔、リベロ近藤、左CB増嶋で組んだがその控えに不安がある。

両サイドハーフも思うように活かせていなかったし、

FWを2トップから1トップに変更した事で前線の攻撃の形が取れていなかった。

ネルシーニョはV川崎、名古屋時代に3バックを採用しているので

3バックはオプションの1つだが機能させるには少し時間が必要かもしれない。

とはいえ両チームとも上位争いするチームである事に変わりないので

対戦するチームは2チームを攻略するのに今季も苦労しそうだ。

これでJリーグがスタートした。

果たして今シーズンはどんなドラマが待っているのかリーグ戦開幕が待ち遠しい。

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