2月2日公開の映画「きいろいゾウ」を鑑賞した。

この映画は小説家の夫と幼い時に病気をして

動物や植物の声を聞ける妻との生活を描いた映画で

夫が忘れられない女性の事を小説で書いているが、

妻はその事を知らず暮らしていたが

ある日に夫宛に届いた手紙で夫婦の関係がギクシャクしていくストーリーである。

それぞれ結婚前にあった出来事を知らないまま暮らしている事も多いが、

過去を受け入れられるか?

そしてその過去とどう向き合うかでその後の夫婦生活が変わってくるのかもしれない。
運命的な出会いをして結婚した2人にはそれぞれの過去があり、

それぞれの過去を知らないまま結婚生活をしている事は少なくないものだ。

このストーリーに登場するツマとムコもまたそれぞれの過去を知らないまま暮らしていた。

正直お互いの過去の全てを知ろうとする事は難しいと思うけれど、

長く生活していると知ってしまう事はあると思う。

そんな2人は一目を避けるように田舎で暮らしていた。

そんな2人の生活は質素で贅沢とは程遠い生活だったが

そんなある日ムコの元に手紙が届き2人の関係が揺らぎ始める。

果たしてムコに届いた手紙で2人の絆はどう変化して行くのか?

キャスト

妻利愛子演じる宮崎あおい

無辜歩演じる 向井理

緑演じる緒川たまき

夏目演じるリリーフランキー

セイカ 演じる松原智恵子

アレチ演じる柄本明

大地演じる濱田龍臣

洋子演じる浅見姫香

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

小説家の無辜歩と妻の愛子は田舎の一軒家で二人暮らし。

お互いをムコさん、ツマと呼び合いながら、

二人で仲良く暮らしていた。

ツマは病気で寝ていた幼い頃、満月の夜に“きいろいゾウ”と会って以来、

植物や動物と話ができるようになっていた。

ある日、ムコあてに差出人の名前のない手紙が届く。

その手紙が気がかりなツマはだんだんと不機嫌になっていく。

その手紙は、かつてムコが想いを寄せていた女性の夫から届いたものだった…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてツマとムコの2人は田舎で細々と暮らしていた。

ムコは小説家と介護施設で働き、ツマは専業主婦という家庭だ。

ツマは小さい時に病気で長期入院をして以来

動物や植物の声を聴く事ができる不思議な力があり、

それ以来動物と植物と話しをするようになった。

ムコはツマと出会う前にある女性の事で忘れられない体験をしており、

それぞれツマとムコはお互いの秘密を知らない。

まあこれは誰でもそうだと思うけれど相手の秘密を全て知って

結婚する人って実際に少ないと思うし、全て話せるほどの時間もそんなにないと思う。

これが長年付き合ったなら知るかもしれないが、

ツマとムコのように交際期間が短期の場合は知らないままの場合が多いと思う。

当初は上手くいっていた2人の生活だったけれど、

ツマがムコの仕事の事を知ると次第にギクシャクし始める。

ここで不思議なのはツマがムコの仕事の事を仕事場で観て初めて知るという事だ。

確かに勤め先は知っていても実際にどんな仕事をしているか知らない人も少なくないけれど、

勤め先位知っていればどんな仕事をする会社なのか位は察する事は出来る。

ツマが世間知らず的な部分もあるのかもしれないが、

ムコの仕事を知りツマはこれまで抱いていた気持ちに変化をもたらす。

そんななかでムコの元に1つの手紙が届くのだが、

ムコもまたツマと出会う前に忘れられない女性がいた。

その女性は病気を患い長くないという事と結婚していたという事で結ばれる事はなかったが

ムコの背中にはその女性が刻んだ入れ墨が入っていた。

ムコがどうしてこういう田舎で暮らしているのかを問うには

もちろん都会の空気に合わなかった事もあるけれど、

忘れられない女性の事を忘れる為でもあった。

しかしそんなムコは小説の中でその女性の事を書き綴っている事で

何かを吹っ切ろうとしていた。

そんなツマとムコは次第にギクシャクし始めて

ムコが小説の打ち合わせと題して東京へ行った事でツマは孤独に苛まれる。

果たしてツマとムコは再び元の関係に戻れるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、題材としては難しいんだけれど、

誰にでもある秘密は夫婦は乗り越えられるのか?

というのがこのストーリーのテーマでもあり、

それをどう乗り越える事ができるのかという1つの形でもある。

秘密は突然知る事が少なくないんだけれど、

その秘密を知った事で夫婦はどう乗り越えた先に再び夫婦の絆が深まるという事でもある。

知られたくない秘密って誰にでもあるんだけれど

その秘密を知っても乗り越えられる絆こそ夫婦の絆なのだと感じた。

総評としてそれぞれの秘密の先まで2人は知ることはなかったけれど、

その秘密を知ったからと言って2人の絆が壊れるほど弱いものでなく、

2人の絆はさらに深まった。

夫婦は相手の事を信頼し合ってそして信用してこそ夫婦であり、

例え秘密を知る事が無くても相手の事を信じ合う気持ちこそ

このストーリーが伝えたかった事なのだと思います。

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