14日スタートのドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」を視聴した。

このドラマは三上延さん原作のビブリア古書堂の事件手帖シリーズをドラマ化した作品で

美しき古都・鎌倉の片隅にある古書店「ビブリア古書堂」を舞台に古書にまつわる謎、

秘密を解き明かし、時を超え人と人との絆を紡いでいくヒューマンミステリードラマである。

原作のイメージを強く持っている人にとっては

どうしても違和感を持つ人もいるかもしれないが

ここはそのイメージをクリアして1つのドラマとして視聴したいところだ。

スタートする前から原作とイメージがかけ離れているという話題が先行していたけれど、

それは原作ファンが原作のイメージしか描けないからというのが強いと思う。

私もこれまで数多く映画やドラマで原作ものを視聴したり鑑賞したりしてきたけれど

私ももちろん原作を知ってみた作品もある。

もしドラなんてそうだったけれど、その時は原作と全く別物として鑑賞した。

筋書きは確かに知り尽くしているんだけれど、

それは言葉の中の世界に抑えて実際に演じる俳優、

女優はあくまで役柄として観るように心掛けている。

特に私のように年間60本以上鑑賞する人にとってどうしても同じ俳優、

女優が複数作品に出演している事は数多い訳で

いちいちその作品のイメージや本人のイメージをそのままにして

鑑賞すれば正当な作品評価ができなくなってしまう。

もちろん素の演じる本人の事を知っている事は悪くないけれど、

1度スクリーンや画面でその役柄になったら

その役柄の人だという事を確り割り切らないと

いい作品なのに観る人のエゴで悪い作品として捉えてしまいがちだ。

髪の長さなんて私は特に気にしていないし、

こういう役柄の人なんだとしてその作品を観る。

まあ作品を観る前の心構えを書く事は珍しいのだがまずは内容、

そしてその演技として評価して行きたいところだ。

この作品の初回に感じた事は古書の内容や自筆などから

その本に秘められている内容を推理し読み取っていくという内容だ。

確かにその本の執筆している作者だけでなく、

読者も含まれていく訳でそれはそれで色々な推理ができるものだ。

果たして古書に秘められている思いとその先にみる真相とは?

キャスト

篠川栞子演じる剛力彩芽

五浦大輔演じるAKIRA

笠井菊哉演じる田中圭

藤波明生演じる鈴木浩介

横田奈津実演じる北川弘美

篠川文也演じるジェシー

小菅奈緒演じる水野絵梨奈

佐々木亜弥演じるトリンドル玲奈

橋本さやか演じる内藤理沙

篠川智恵子演じる安田成美

五浦恵理演じる松坂慶子

志田肇演じる高橋克実

ストーリー

「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子のもとに、

古書の査定をしてほしいと五浦大輔がやってくる。

大輔が持ち込んだのは、亡くなった祖母の蔵書『夏目漱石全集』で、

その『第八巻 それから』に「夏目漱石」と署名があったため、

サインが本物なら高く売れるのでは、と期待した母・恵理から頼まれたものだった。

本を手にじっと考え込んだ栞子は、やがてサインは偽物だと言った。

しびれを切らした大輔は礼を言い立ち去ろうとするが、

栞子はサインを書いたのは祖母自身としか考えられない、と話す。

唐突な話に、証拠はあるのかと尋ねた大輔に、

栞子は祖母にまつわる驚くべき推論を展開していく。

後日、「ビブリア古書堂」を訪ねた大輔は、恵理に確認した結果、

栞子の推論が事実だったと話す。

本を見ただけでなぜそこまでわかるのか、と興奮気味の大輔に、栞子は困惑し言葉を濁す。

その数日後、栞子と再会した大輔は再び「ビブリア古書堂」へやってくる。

そこで、自分は本を読むと気分が悪くなる体質だと明かすが、

栞子は大輔にこの店で働いてみないか、と言った。

古書店の人間に必要なのは、本の内容ではなく市場価値の知識だと説く栞子。

迷いながらも大輔は、その申し出を受けることに。

翌日、大輔が「ビブリア古書堂」にいると、志田肇がやってきた。

志田は荷物をカウンターに置くと、栞子に小山清の『落ち穂拾ひ』が盗まれたと言った。

それを聞いた栞子は…。

以上フジテレビビブリア古書堂の事件手帖HPより


今回は「ビブリア古書堂」の店主を引き継いだ篠川栞子の元に

五浦大輔というフリーターが古書の査定を頼みに訪れる。

古書だけになかなかの年代物だけにこれを評価するためには

それらに触れている古書店でなければ査定できないのは確かにうなづける。

これが不通のブックオフだったらまず1冊10円位しか値がつかないだろうからね。

そんな古書を査定した栞子は大輔にこの古書に記載されている

サインは本物じゃないと告げたが、

その先にこの本は祖母自身が記載したという話をし始め

どうしてそんなことがわかるのか?と大輔は不思議がる。

そして栞子はその持ち主だった祖母の話をわかったかのように

話し始めその展開に驚く大輔だった。

大輔は家に戻ると母親恵理に祖母の事を尋ねると

栞子の推理した事を話しはじめ愕然としてビブリア古書堂に再び向かうのだった。

そこで大輔は自分は本を読めない体質だと告げた上でどうしてそんなことが解ったのか?

という問いに栞子は本はかつてビブリア古書堂で購入されたもので、

これにサインした祖母が購入したのは結婚後の3年経ていた事を告げるのだった。

それがわかったのはビブリア古書堂がオープンした祖母が結婚した年が

3年前に結婚していたためにビブリア古書堂の冊子が挟まっており

そこで推理したという事だった。

そして驚く事にこの古書に書かれている内容から祖母はある人と

不倫関係にあった事を告げだしてさらに驚いた。

そしてそれを確かめようと大輔は恵理に確認するとそのような形跡が残されていた。

それは大輔が本のトラウマになったキッカケに隠されていた。

驚くべき推理力に栞子の元へ三度向かうと本の真実に辿り着く見事な推理に

大輔は納得するしかなかった。

そして栞子は働き口がない大輔にビブリア古書堂で働いてほしいと頼み、

本の内容ではなく市場価値の知識が必要だと告げて採用したのだった。

そして後日ビブリア古書堂に志田肇という市場価値がわからないまま

売られている本を高く売るせどり屋が飛び込んできて

小山清の「落ち穂拾ひ」が盗まれたと言って栞子は盗まれた推理をするのだった。

次回は盗まれた小山清の「落ち穂拾ひ」を追い栞子が推理する。

果たして栞子の推理はいかに・・・その推理に注目だ。

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