14日第91回全国高校サッカー選手権決勝鵬翔対京都橘戦が行われる予定だったが

大雪のため大会史上初となる天候不順による中止となった。

試合開始前の10時頃から降り始めて当初は人海戦術で除雪を行ったが

雪が激しく降り続き積雪が5cmを超えた為に中止を決断した。

これで決勝は19日12時05分キックオフとなり仕切り直しとなった。
過去に1998年にも同じ雪の中での決勝戦があったものの、

あの時は試合開始まで降っていなかったが、

今回は開始前から雪が積もり出した事で人海戦術による除雪が間に合わず開催を断念した。

仮にこの状況で開催したとしても選手達が90分間プレーするのはまず困難であるし、

何より観客が国立まで辿り着けなかったり辿り着いたとしても帰宅困難者になる可能性がある。

その意味ではこの判断は正解だった。

ただ時期を考慮すればこういうケースもあるだけに

大会運営者側は予備日を設けておく必要が来年以降あるだろう。

問題は来週にセンター試験が重なる事だったようだが、

幸い出場選手の中にセンター試験を受ける生徒がいなかった事で来週となった。

人生が掛かったセンター試験が受けられないとなれば

この大会を断念しなければならなかったがその意味では

選手に該当者がいなかった事は幸運だったが

来年以降こういうケースの場合該当者を予め確かめておく必要があるだろう。

そして何より最も問題なのが鵬翔と京都橘の経費でしょうね。

ここまで進出しただけでも相当な経費が掛かっているだけに

この追加経費をどうするかという問題もある。

通常は高校のOBのカンパで賄うらしいが京都橘の25日間公欠含む

関東に留まり練習するというのも学校の問題を考えると難しいところがある。

通常公式行事に出場する場合は公欠扱いにできる訳だが後の補習が相当大変そうだ。

首都圏や雪の降らない地域に住まれている方はわからなかったかもしれないが

これだけの雪が降れば選手がプレーできないだけでなく

観客もスタジアムに辿り着けないし、着いても帰る事が大変だという事だ。

秋春制に移行しようとしている話題が出てくるけれど、

こうなったらどうなるか確り認識して頂ければと思います。

とはいえ19日は私自身も仕事なので前半位しか視聴できないが

選手達はコンディションを整えて悔いのない戦いを繰り広げてほしい。

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