16日衆議院議員選挙が行われ、

自民党が単独過半数を大幅に超える圧勝で3年ぶりに政権を奪還した。

今回の選挙は東日本大震災後初となる衆議院選挙となり、

3年間の民主党の政治に対する是非、

並びにこれから政権を任せる政党は何処なのか?

そして原発問題をどうするのか?

など焦点が多過ぎる選挙となったがこれまでの政権能力で

圧倒的な実績と経験を誇る自民党が各選挙区で多数圧勝し、

民主党は大臣が次々と落選するなど50議席代に止まる見通しだ。

逆に日本維新の会は石原慎太郎氏との合流もあり不透明な部分があったが

将来橋下副代表に託せるという見通しが有権者を後押しし

民主党と並ぶ議席を確保する見通しだ。

その他日本未来の党は新人議員が多過ぎた事と、

現実的でない脱原発を訴えた為に有権者の理解を得られず

公示前50議席を大幅に減らす事態となった。

これで衆議院選挙は自民、公明が再び政権を奪還し

3年間の反省を活かせるかが最大のポイントとなる。
3年前に自民党反省しろ!と多くの有権者が自民党にお灸をすえたが、

任せた民主党があまりにも政権担当能力不足が酷過ぎたゆえに

有権者は政権担当能力と経験がある自民党という選択になったというのが

まず選挙の結果から読み取れる。

必ずしも自民党が良いからではなく、

この3年で政権を安定して運営する必要性を国民が大きく痛感したという事だ。

3年間の民主党の政権運営は全てが悪かったとは言わないが、

あまりにも悪い部分が多過ぎた。

そこで自民でも、民主でもない政党へ入れたいという気持ちを持った

有権者も少なくなかったと思う。

しかし政権担当能力を考慮した時大きく変革する前に政治を安定させる必要性と

民主党が壊した沖縄問題や拉致問題、尖閣問題など様々な問題をまず解決させなければならない。

その上で原発問題にも向き合わなければならす

その問題を3年間の反省でどれだけ活かす事ができるのかという事だ。

私の選挙区は今回若い力に大幅にシフトチェンジしたので若い力に掛けたいのと、

これからの変革を求めるという決断を下した。

白票で誰も選ばないという選択肢もあるが、

私は国民に代わって政治をやって頂く上で必ず誰かに投票するし、

何処かの党へ投票する。

個人的には小選挙区は個人を重視し、政党はこれからの事を考えて投票している。

色々なツイートで意に沿わない投票結果だったというツイートが多かったり、

以前の失敗に上げ足を取る方もいるが、それが嫌なら自ら立候補して政策を訴えるべきだ。

安倍総裁の前回の失敗を揶揄するツイートをみるとお前だったら失敗しないと言えるのか?

と言いたくなるものだ。

とにかく私は投票した以上選んだ責任は十分全うしたし、

その結果良くなるか悪くなるかはわからない。

ただ言える事は入れた責任はあるという事だ。

まだはっきりした投票率が確定していないが約6割しか投票されていない事には正直愕然とする。

東日本大震災の後の今後を選べるチャンスを4割が放棄した訳だ。

仮に入れる人がいない、入れる政党がないというなら白票を投じれば良い。

その結果白票が10%〜20%になれば選ぶ該当者がいないと

政治家は大きな危機感を得るだろうし、その上で投票率80%以上ならその効果は十分ある。

私から言わせれば国民の義務も果たせない国民が政治批判や原発廃炉を求める事

そのものがナンセンスであり、批判する権利を自ら放棄した人には

選んだ国民の義務を果たして選んだ政治家の決めた

決定事項に何も文句言わず従いますという事だ。

それが良くなろうが悪くなろうがだ。

ハッキリ言おう!

何もしなければ何も変わらない!

何かすれば何かが変わる!

諦めたら終わりだ!

諦めなければ何かを得られる!


この1票の重みを肝に銘じて頂きたいものだ。

その上で日本国民として悲劇があるとすれば戦後の殆どを

自民党が政権を担当してきたために政権担当能力ある党が

自民党以外にないという現実だ。

アメリカのように2大政党がそれぞれ政権担当能力があれば

その選挙で2択が可能だが、日本では1択しかない。

これは日本にとって悲劇的なことではある。

ただ私個人としては若き力の中に変革の力を感じる事は今回の選挙で出て来た。

これまでのやり方を変えましょうという人たちが出て来た事は

次の選挙で1つの選択肢に加わる可能性はある。

ただ自民党の基盤が強いだけに確りこれからの人たちを育成していく必要性があるだろう。

とにかく民主党は大臣すら落選するほどなのでそれだけ酷過ぎたという事だ。

その中で評価された人は残ったという感じだ。

必ずしもそれぞれが望んだ選挙ではなかったと思う。

しかし時代は急には変えられないのも事実だ。

確り現実を受け止めて着実に変化して行く事を目指していきたいところだ。

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