劇的の残留から1夜が明けてまた来季もJ1の舞台で戦える喜びと

これではいけないという気持ちにさせている自分がいる。

J1昇格後9年目の今季はこれほどまでに得点力不足に悩まされるとは思わなかったし、

新潟史上初となる監督交代劇という波乱に満ちたシーズンだった。

観客動員も減少し、今季の平均は2万5千人と

これでもJ1第2位だが全盛期から比べると大幅な減少となった。

来季どう戦っていくべきなのか?

そして地方クラブとしての有り方、

そして経営面についても今回の総括ではかなり厳しい口調も含めた希望を書いていこうと思う。
昨年の総括でも書いたけれど、その課題がそのまま今季に現れたシーズンとなった。

まずは成績面から語ると今季の補強をどう踏まえるか?という点だけれど、

結果論だと失敗という結論を出してしまいがちだが、

シーズン前の課題はヨンチョルが抜けた後の得点力強化だった。

その点ではFWで平井、貴章、ブルーノ カスタニェイラ、武蔵と4人補強し、

攻撃的MFもキム・ヨングン、アラン、小谷野、

DFに大井、高徳の後釜にキム・ジンスを加入させた

補強そのものは間違っていたとは思っていない。

現実DFの補強は大輔の不在の時に大井が確り埋めたし、

ジンスも韓国U世代代表の実力を発揮して柳下監督の下で更なる成長をしてくれた。

では問題は何だったのか?という事になる。

これは昨シーズンの総括でも述べたけれど黒崎監督になってから

ミシェウをトップ下に置くシステムに合った補強ができていなかった

というより補強に合ったシステム、戦術にしなかった事が最大の原因だ。

ミシェウをFW、トップ下で起用してしまうと

もう1人のFWはロペスしかおらず昨シーズンロペスの空中戦での

競るシーンで勝てないシーンも目立っていただけに

ロペスと組むFWを強化部は補強してきた。

しかし黒崎前監督がミシェウが戦列に復帰すると

再び昨シーズンのシステムに戻してしまったために補強した

FW陣が飽和状態となり最後まで活かす事が出来なかった。

そして柳下監督になってからもシステムを大きく動かすことはせず

挑んだ事もあり最終的に最後まで得点力不足を解消する事無くシーズンを終えた。

シーズン前に黒崎前監督と強化部がどういう補強の話し合いを

したのかは私にはわからないが、黒崎監督が望んだ要望通りだった

というならこれは黒崎監督がシステムを変えなかった事に原因があり、

黒崎監督との要望の違った補強をしたなら強化部の責任となる。

FWを多く獲得するならFWを2人以上起用するシステムが必要だったし、

1トップで戦い続けるならそれこそ2列目の選手の補強が重要だった。

これも昨シーズンでミシェウシステムが破たんしていた事を

解っていながらミシェウシステムに拘った事、

さらにFW起用を最後まで決め切れなかった事が序盤だけでなく

シーズン通してFWを投入するポジションに苦悩した。

本来ならミシェウの存在が難しくさせたし、

マルシオ、ヨンチョルがいた時ならそれで機能したが、

亜土夢、征也、アランにマルシオ、ヨンチョルの役割を求める事そのものが無理だった。

その上でFWを2トップにしてロペスと平井、貴章で争えば良かったのだが

それはシーズン通して無くなってしまった。

正直今シーズンを振り返れば新潟がシーズン通して闘えなかった訳じゃなかった。

このデータを見れば一目瞭然だが、

今季新潟はシーズン34失点とリーグ2位の最少失点だった。

4位までのチームの失点内訳を比べると、

アルビレックス新潟失点内訳 完封13 1失点13 2失点6 3失点1 6失点1 1失点以内26

サンフレッチェ広島失点内訳 完封10 1失点15 2失点8 3失点1 1失点以内25

ベガルタ仙台失点内訳 完封9 1失点14 2失点7 3失点3 6失点1 1失点以内23

浦和レッズ失点内訳 完封10 1失点14 2失点5 3失点3 4失点1 5失点1 1失点以内24

横浜Fマリノス失点内訳 完封12 1失点13 2失点7 3失点2 1失点以内25


このデータからも上位4チームの失点内訳でを比べても

新潟は26試合で1失点以下の試合を達成しており完封も4チームより多く達成している。

今季勝利した10試合は全て1失点以内の勝利だった訳だけれど、

これが26試合で2点取れる試合が15試合あれば

勝ち点50台でACLを争えた内容だったわけだ。

守備の内容においては上位4チームを上回っていた。

ゆえにシーズン通しての得点力不足が全てだったと言える。

その意味でも来季は守備陣を維持しつつ攻撃陣の抜本的な再構築が絶対に必要だ。

今季の問題点として得点力不足に陥った要因、

ゲームを組み立てるMFの不在、ミシェウがFW扱いなのでミシェウを除いて

MFで試合を落ち着かせる選手がいなかった。

昨シーズンまではヨンチョル、2年前はマルシオがいた時は彼らに預ければ良かったが、

今シーズンは最後までいなかった。

その意味でも補強ポイントとしてボランチのできる

シルビーニョのような外国人MF、外国人FWストライカーか

SHとトップ下ができる攻撃的外国人MFが必要だ。

現時点でロペス、ミシェウ、アランは来季の構想から外れざる得ないだけに、

ここは慢性的に得点力不足に陥った以上新しい外国人選手の獲得が必要だ。

現時点で私が来季の契約を更新し残留を望む選手は

GK 黒河、東口、小沢、渡辺

DF 大輔、石川、大井、ジンス、坪内、村上

MF 亜土夢、征也 三門、本間、ヨングン、宣福

FW 武蔵 貴章

新加入DF川口 MF小塚


20人はまず確実に残さなければならない。

その上でDF増田、MF木暮、小谷野、FWカスタニェイラの4人については

レンタル移籍でJ2のチームに期限付き移籍で実力を磨いてほしいと思う。

そして期限付き移籍中の選手ではやはりJ2で3位の18ゴールを上げた川又を復帰させる。

この1年でゴールに対する執念を養い、

新潟で活躍する土壌は十分整っただけに来季は18番か11番、

もしくは貴章と背番号を交換して9番をつけてFWでゴールを量産してほしい。

DFの大野のカムバックを求める。

J2で38試合出場した経験を新潟に活かしてほしいし、

場合によっては大輔と同級生コンビで新潟の最終ラインを支える存在として活躍してほしい。

そして武者修行している西村も復帰させて次のCB育成として考えたいところだ。

加藤についてはまだ何とも言えない部分があるので来季も期限付き延長になるだろう。

アンデルソンは・・・復帰はないかな?

そして残るDF内田、MF中村、菊地、アラン、小林、ミシェウ、FWロペス、平井の8人については

期限付き移籍選手は更新せず、それ以外は契約を更新しないという事になるだろう。

内田と小林は年齢的な事もあるし、

チームの若返りも踏まえるとこれまで長年チームで活躍してくれた

功績を踏まえてもチームでスタッフ及びコーチとして残るか

現役を続ける意思があれば移籍して頑張ってほしいと思う。

期限付き移籍の中村、平井については期限付き移籍終了で

クラブに戻る事になると思う。

ただ平井についてはガンバが降格しただけにどう考えているのかというのはあるし、

クラブがもし戻らなくて良く契約を終了するなら完全移籍で引き取っても良いと思う。

彼にとってこの1年気の毒な1年だったし、まだ死んでいないと思っている。

ブラジル3人についてはアラン、ロペスは期限付き移籍終了に伴いになるだろうし、

ミシェウも新しいチーム作りを踏まえると今季限りでの契約終了した方が良い。

好きな選手ではあったけれど、勝負の世界には時として情けを出してはならないだけに

3人には新天地での活躍を期待したい。

そして最後の問題の人である菊地だが柳下監督が彼をベンチ入りさえ

最後はさせなかったのは大正解だった。

これまで降格請負人という負の部分もあったし、

何よりチームの和に支障のある人物であり、

本来ならとっくに引退していなければならない選手だったが、

柳下監督の続投によりここで菊地には引退勧告を促したいと思う。

これは最後の愛情と思って頂きたい。

私も各チームのサポーターとも交流があるけれど、

磐田のサポーターは今だに傷は癒えず、

他のチームのサポーターもその存在に大きな不信感を抱えている。

他チームがリスペクト出来ない選手をいるチームに好感を覚える事は

一切ないので本来ならこの獲得を決めた強化部、

黒崎前監督が引責辞任して頂きたいところだったが、

既に獲得の意思を持って獲得した黒崎前監督は辞任し、

柳下監督も当初は仕方なく起用したが、

坪内の獲得でベンチ外にした事でももうこのチームに居場所が無いし、

クラブライセンス制度の下では獲得したいチームはまずないだろう。

君の存在はチームにマイナスだけをもたらした。

チームの事を思うなら今すぐにスパイクを置いて社会人として1から出直して頂きたい。

私はサッカー界のルールを守れなかった選手を断じてサポートできないので

その意味でも社会人としてリスタートしてほしい。

ただこれでクラブが来季も契約するというなら

私は田村社長にそれこそ辞任をして頂き、

彼を解雇して頂ける社長が就任して頂き解雇して新しいチーム作りを始めて頂きたいと思う。

個人的には新潟出身で浦和社長の橋本氏あたりにやって頂くとビッククラブのノウハウを知り、

チームを立て直した実績、サポーターの屈辱に耐えた忍耐力ある人物として

1番適任だと感じますけれどね。

さて経営面についてだけれど、確かに新潟はJ1でも下の方の財政力しかなく、

2011シーズンの営業収入は22億、人件費8億しかない。

それでも今季鳥栖が営業収入10億、人件費4億で一時ACLも夢じゃなかった事を踏まえると

在籍9年でユース環境の整った新潟は施設面ではクラブライセンス制度を完全に満たし、

あとは営業収入の改善だけで十分な訳だが、

地方クラブの悩みとしてビックスポンサーが付きにくいというのはある。

来季はビックスワンも東北電力が契約を更新せずネーミングライツも来季は白紙だ。

観客動員についても2万5千人と全盛期を下回っているが、

それでも2万5千人は維持した。

このマイナス要因についてはやはりフロントがリスペクト出来ない選手を獲得し

サポーターがチームに不信感をもたらした事とスポンサーが

その事で撤退したであろうと予想できるし、

それだけのマイナスは2年で大きな影響があった。

私は既に菊地に引退勧告すべきという事をしているし、

他チームも彼がいる事で良く思っていない。

まず菊地を解雇する事で負の連鎖を切る事がフロントには求められる。

あとこれは私個人の事ですが、

実はシーズンパスを所有しておりながらエキサイトシステムで

他人にチケットを譲れる人が私の周りにはあまりおらず苦労しております。

エキサイトシステムというシステムは非常に良いシステムですので

このシステムを利用するに当たり知人だけではなく、

例えば被災地の子供たちの招待や行きたい人に

配る招待券の1枚に使って頂ければと思います。

席を開ける位なら最初から行けないと事前申告して行きたい人に

私の確保している席から試合を堪能して頂ければと個人的には思います。

という事で知人だけでなく招待者へという項目を検討して頂ければと思います。

あとこれまで以上にサポーターとの意見交換を密にして

連携した対応をさらに強化してほしいと思います。

なかなか経営と戦力方針を一緒に考えるのは簡単ではありませんが、

仮に今の田村社長の交代を求めるなら誰を社長にしてどういう経営方針にするのか?

そして今の営業収入を伸ばすためにどこをスポンサー先として交渉するべきか?

も意見する上で必要な訳でただ代えろ!

という意見は慎んで頂きたいと思います。

ただ個人的にスポンサーの宛てがあるとすればBCリーグにも出資して頂いている

DeNAにチームスポンサーとビックスワンのネーミングライツを取得して

頂きビックスワンに1億2千万、チームに5億ほどのスポンサー料を支払って

頂ければとは思ったりします。

創業者が地元の方ですし、いずれ地元に貢献したいと

仰っている方ですのでまずはサッカーから

そしていずれはプロ野球を新潟に移転させてくれば

より大きなスポーツイベントのある地域になると思います。

これは個人的な希望であり、実際にそうなる宛がある訳ではありません。

色々厳しい事も書かせて頂きましたがJ1に残れた事で

来季やり直すチャンスを与えられた事を確り活かせるシーズンにしてほしいし、

今度こそ新潟がACLに行けるチームになってほしいと思います。

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