17日公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を鑑賞した。
この映画は新世紀エヴァンゲリオンの新劇場版の第3弾作品として公開され、
今回は碇シンジが綾波レイを助けようとしたサードインパクトから14年後が描かれており、
碇司令のネルフとそれに対抗する葛城率いる対抗組織ヴィレが対立し
人類補完計画のために渚カヲルが碇シンジに近づき
人類補完計画を完成させようとするストーリーである。
TV版や旧劇場版と全く異なるストーリーになっており
劇場で鑑賞した後これまでと違う感覚に襲われる事になるだろう。
この映画は新世紀エヴァンゲリオンの新劇場版の第3弾作品として公開され、
今回は碇シンジが綾波レイを助けようとしたサードインパクトから14年後が描かれており、
碇司令のネルフとそれに対抗する葛城率いる対抗組織ヴィレが対立し
人類補完計画のために渚カヲルが碇シンジに近づき
人類補完計画を完成させようとするストーリーである。
TV版や旧劇場版と全く異なるストーリーになっており
劇場で鑑賞した後これまでと違う感覚に襲われる事になるだろう。
前作から3年の月日を経て公開された新劇場版:Qだけれど
とにかく冒頭からこの世界観を理解しようとするのが数分では難しい状況になっている。
空白の時間はどうなってしまったの?
という感じでストーリーが進行して行く訳だけれど、
前作までが旧作の流れを汲むものだったが、今作は全く別物と捉えて良いと思う。
キャラクターは変わらないものの、
それなりにかなりアレンジされており最終的な到達点に行きつくまで
予想がつかない展開になっている。
ストーリーはほぼない状況なので観た記憶の中でレビューしたい。
今回のレビューとしてシンジがレイを助けようとした
サードインパクトの破から14年後が舞台であり、
世界はサードインパクトによりほぼ崩壊状態となっていた。
そんな中でミサトらはアスカ、マリらとネルフから離脱して対ネルフ組織ヴィレとしてネルフと戦っている。
そんな中でミサトたちはシンジ奪還作戦としてアスカ、マリが
それぞれ微妙なコンビネーションでシンジを奪還する。
しかしシンジはサードインパクトから14年間の記憶がなく、
14年間の空白のまま目を覚ましたのだった。
あのサードインパクトでシンジはレイを助けたと思っていたが
実は違っていたというのが真相だ。
そんなシンジが目を覚ましたのがミサトが指揮する飛行艇だった。
具体的には大型飛行艇=エヴァとなっておりエヴァが大型飛行艇を動かしているというところだ。
原動力としてエヴァ1号機を使っている事もあり、この機体にパイロットは必要としない。
そしてミサトはシンジにエヴァに乗る必要はない!と一言告げるのだった。
14年間に何があったのかわからないシンジはとにかく色々聞こうとするが、
そこに現れたアスカはぶん殴ろうとするほどこの世界は変わってしまっていた。
ミサトはネルフを離脱し独自部隊でネルフの野望、
いや碇ケンドウの野望を阻止するための戦いを始めていたのだった。
シンジはネルフによって14年間眠らされていた。
そしてミサトの他アスカ、マリもミサトたちと共ヴィレはネルフと戦い続けていたのだった。
そしてどうしてこの世界がこうなってしまったのか
全く分からないシンジは質問を続けるが何も答えてくれない。
そんな中エヴァがシンジ奪還に襲いかかってきた。
シンジはレイの声に導かれるようにしてエヴァの方へ向かい
そしてエヴァと共にネルフへ向かったのだった。
そしてそこにレイと新しく渚カヲルがいるのだった。
そこでシンジはレイに質問するもレイは命令?としか答えない。
そしてカヲルはそんなシンジにやさしく問い掛けてくれた。
そこでシンジはカヲルとピアノで協奏曲を奏でる。
そんなカヲルはシンジに真実を見せるのだった。
それはシンジがレイを救おうとした時に発生したサードインパクトのその後だった。
それはシンジにとって受け入れられない現実でもあった。
シンジの行動が起こした事実に当然シンジは受け入れられない。
まあ無理もないシンジの行動1つでどうなるのかシンジ自身わからなかっただからね。
そしてもう1つの真実は綾波レイは
シンジの母ユイのコピーと言える存在と冬月コウゾウに聞かされた事だ。
この真実も受け入れられないシンジがいる。
確かにレイが母ユイのコピーだなんてどうして信じられようという部分はある。
シンジはここで初めて母ユイの写真を見せられたが、それはレイそのものだったからだ。
そしてカヲルに人類補完計画の話しを聞かされたことにより
シンジは再生という中で人類補完計画に手を貸す事に引き込まれていく。
エヴァ13号機にカヲルと登場したシンジはそれを阻止しようと
攻撃してきたアスカ、マリらヴィレと交戦するが、
シンジはカヲルに導かれるようにして2本の槍を抜くのだった。
果たしてその先に待っているフォースインパクトとは一体何なのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
まずこのストーリーの趣旨は14年前後の空白を埋める作業がこのストーリーのテーマでもあり、
14年前と14年後の通算28年の中の14年の中間点でシンジはエヴァに搭乗している。
そこからシンジの記憶が空白期間と言える前後をカヲルが
そしてケンドウの側近冬月コウゾウが伝えている訳で、
その真実を知ったシンジがそれを受け止める事ができるのか
否かという部分に差し掛かってきている。
その中でシンジはカヲルを失い、
そしてカヲルを失った事でシンジは屍のように心が折れてしまった。
このストーリーのテーマは自分を見つける事ができるのか?
という問いであり、このQというテーマはその問いを指している。
この時点でシンジは現実を突きつけられ、
そしてその現実に対してどう自分で考え答えを出すべきなのか?
という部分を見つけられないままシン・エヴァンゲリオン劇場版:Iへと繋がっていく訳だが、現実逃避をしてはならない。
現実を捉え、そしてその現実を受け入れ、
そして前へ進む進むための答えをシンジは見つけていく事になるのだろう。
完結編へ向けてシンジはサードインパクトの罪、さらにそこからの贖罪、
そして再生への自らの考えによる答えをシンジが見つける事ができるのか?
今のシンジは自分の考えすら持てない中の14歳のままであり、
そこからどうシンジという自分を作るのだろうか?
全てはIの中にある。
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空白の時間はどうなってしまったの?
という感じでストーリーが進行して行く訳だけれど、
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キャラクターは変わらないものの、
それなりにかなりアレンジされており最終的な到達点に行きつくまで
予想がつかない展開になっている。
ストーリーはほぼない状況なので観た記憶の中でレビューしたい。
今回のレビューとしてシンジがレイを助けようとした
サードインパクトの破から14年後が舞台であり、
世界はサードインパクトによりほぼ崩壊状態となっていた。
そんな中でミサトらはアスカ、マリらとネルフから離脱して対ネルフ組織ヴィレとしてネルフと戦っている。
そんな中でミサトたちはシンジ奪還作戦としてアスカ、マリが
それぞれ微妙なコンビネーションでシンジを奪還する。
しかしシンジはサードインパクトから14年間の記憶がなく、
14年間の空白のまま目を覚ましたのだった。
あのサードインパクトでシンジはレイを助けたと思っていたが
実は違っていたというのが真相だ。
そんなシンジが目を覚ましたのがミサトが指揮する飛行艇だった。
具体的には大型飛行艇=エヴァとなっておりエヴァが大型飛行艇を動かしているというところだ。
原動力としてエヴァ1号機を使っている事もあり、この機体にパイロットは必要としない。
そしてミサトはシンジにエヴァに乗る必要はない!と一言告げるのだった。
14年間に何があったのかわからないシンジはとにかく色々聞こうとするが、
そこに現れたアスカはぶん殴ろうとするほどこの世界は変わってしまっていた。
ミサトはネルフを離脱し独自部隊でネルフの野望、
いや碇ケンドウの野望を阻止するための戦いを始めていたのだった。
シンジはネルフによって14年間眠らされていた。
そしてミサトの他アスカ、マリもミサトたちと共ヴィレはネルフと戦い続けていたのだった。
そしてどうしてこの世界がこうなってしまったのか
全く分からないシンジは質問を続けるが何も答えてくれない。
そんな中エヴァがシンジ奪還に襲いかかってきた。
シンジはレイの声に導かれるようにしてエヴァの方へ向かい
そしてエヴァと共にネルフへ向かったのだった。
そしてそこにレイと新しく渚カヲルがいるのだった。
そこでシンジはレイに質問するもレイは命令?としか答えない。
そしてカヲルはそんなシンジにやさしく問い掛けてくれた。
そこでシンジはカヲルとピアノで協奏曲を奏でる。
そんなカヲルはシンジに真実を見せるのだった。
それはシンジがレイを救おうとした時に発生したサードインパクトのその後だった。
それはシンジにとって受け入れられない現実でもあった。
シンジの行動が起こした事実に当然シンジは受け入れられない。
まあ無理もないシンジの行動1つでどうなるのかシンジ自身わからなかっただからね。
そしてもう1つの真実は綾波レイは
シンジの母ユイのコピーと言える存在と冬月コウゾウに聞かされた事だ。
この真実も受け入れられないシンジがいる。
確かにレイが母ユイのコピーだなんてどうして信じられようという部分はある。
シンジはここで初めて母ユイの写真を見せられたが、それはレイそのものだったからだ。
そしてカヲルに人類補完計画の話しを聞かされたことにより
シンジは再生という中で人類補完計画に手を貸す事に引き込まれていく。
エヴァ13号機にカヲルと登場したシンジはそれを阻止しようと
攻撃してきたアスカ、マリらヴィレと交戦するが、
シンジはカヲルに導かれるようにして2本の槍を抜くのだった。
果たしてその先に待っているフォースインパクトとは一体何なのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
まずこのストーリーの趣旨は14年前後の空白を埋める作業がこのストーリーのテーマでもあり、
14年前と14年後の通算28年の中の14年の中間点でシンジはエヴァに搭乗している。
そこからシンジの記憶が空白期間と言える前後をカヲルが
そしてケンドウの側近冬月コウゾウが伝えている訳で、
その真実を知ったシンジがそれを受け止める事ができるのか
否かという部分に差し掛かってきている。
その中でシンジはカヲルを失い、
そしてカヲルを失った事でシンジは屍のように心が折れてしまった。
このストーリーのテーマは自分を見つける事ができるのか?
という問いであり、このQというテーマはその問いを指している。
この時点でシンジは現実を突きつけられ、
そしてその現実に対してどう自分で考え答えを出すべきなのか?
という部分を見つけられないままシン・エヴァンゲリオン劇場版:Iへと繋がっていく訳だが、現実逃避をしてはならない。
現実を捉え、そしてその現実を受け入れ、
そして前へ進む進むための答えをシンジは見つけていく事になるのだろう。
完結編へ向けてシンジはサードインパクトの罪、さらにそこからの贖罪、
そして再生への自らの考えによる答えをシンジが見つける事ができるのか?
今のシンジは自分の考えすら持てない中の14歳のままであり、
そこからどうシンジという自分を作るのだろうか?
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