11月10日公開の映画「悪の教典」(R15+指定)を鑑賞した。

この映画は貴志祐介原作の「悪の教典」を映画化した作品で、

学校では人気者の教師が裏ではサイコパス(反社会的人格障害)の持ち主で、

様々な事に対して容赦ない殺人を繰り返し、

それが生徒たちを巻き込んだ大量殺戮事件へと発展して行くストーリーである。

刑法上は死刑以外に有り得ないが、

この人物がどうしてこのような殺戮事件を起こすに至ったのか?

そしてこの人物から生徒たちは逃れる事ができるのか?
世の中には普通の技量では測れない事が起きる時がある。

最近も理解し難い事件大量集団殺害事件もその1つだ。

最近よく耳にするサイコパスという反社会的人格障害という

一種のパーソナリティ障害とされている。

おそらく人はこういう部分を少しなりとも持ち合わせているものなのだろうが、

通常ならここまで凶悪な殺人を犯すほどではない。

私もサイコパスか?と問われたら全くないとは言えないだろうし、

社会的でない部分もないとは言えないので多少なりとも持ち合わせているのだろう。

今回の事件は刑法上の話しをしても何も面白くないし

それなら死刑で終わりになってしまうので、

まずここに登場する人物がどうしてサイコパスの餌食になってしまったのか?

という部分に焦点を宛てていきたいと思う。

私もこういう感覚の人物を観ると一時現れた異常なブロガーの存在を思い浮かべるが

そういう人が自ら反社会的と語っている部分を踏まえたりすると

サイコパスを通常より多く持っている人はよりその自覚を持って行動しているのだろう。

そんなサイコパスの餌食になった人たちを追う。

キャスト

蓮実 聖司演じる伊藤英明

片桐 怜花演じる二階堂ふみ

早水 圭介演じる染谷将太

安原 美彌演じる水野絵梨奈

夏越 雄一郎演じる浅香航大

蓼沼 将大演じるKENTA

前島 雅彦演じる林遣都

柴原 徹朗演じる山田孝之

久米 剛毅演じる平岳大

釣井 正信演じる吹越満

灘森 正男演じる岩松了

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

晨光学院高校2年4組担任の英語教師・蓮実聖司は、

爽やかな風貌と明るい雰囲気で生徒や同僚教師から深い信頼を得ている。

集団カンニングの防止やモンスターペアレントの対応などにも積極的に取り組んでいた。

物理教師の釣井はそんな蓮実の動向を怪しみ、彼の過去を調べ始めていた。

同じ頃、生徒の早水圭介も蓮実に疑いを抱く。

実は蓮実が過去に勤務していた学校では、集団自殺事件が発生していたのだ。

事件に蓮実が関係しているのか…?

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてサイコパスの英語教師蓮実聖司は

ハスミンという相性で生徒から慕われていた。

しかし蓮実は反社会的人格障害の持ち主で、裏の顔は残忍な殺人者だった。

しかもその手口は巧妙でこれまで1度も足が付いた事が無いという人物で、

1度狙われてしまったら逃げる事は不可能に近い。

そんなサイコパスについてだけれど、実際に私も昨年そんな人物がネット上に現れた。

その人物はある映画ブロガーを標的にし、

自らの意見に沿わなければとにかく周りのブロガーに

そのブロガーの悪評を書き込んでいくという手口だった。

その人物と私もやり合った訳だが、私はある種の忠告をしたに過ぎなかったが、

とにかく相手は自分の言う事は正しいと思い込んでいる人物であり、

その意見に同意しなければその時点で敵と見なし、

まず言われなき謝罪を求めてきて、

さらに勝手な見解で中傷すると警告して、最終的に実行してきた。

今思えばこういう人物をサイコパスというのだろうと感じる。

まあ私はこの手のパターンは既に分析済みであったし、

私の周りには用意周到にそういう人物がいると告知していたので殆ど被害なしに終わったが、

こういう人物に1度狙われると自分の身は自分で守るしかないという事だ。

一度ポータルサイトに相談したものの結局警察は動かないので

自分で解決するしかないという回答を頂きました。

確かにポータルサイトが勝手知るところではありませんし、

ポータルサイトはあくまで場所を提供しているにすぎず

他のやり取りを干渉する立場にありません。

そして悟りました警察は事件にならない限り何もしない。

確かにそれが現実なんですよね。

警察は秩序を守る存在であり、人を守る存在じゃないという事を・・・

現実蓮実のような人物でも秩序を犯していなければ存在できる訳ですし、

証拠さえなければ手配できない訳です。

逆に言えば証拠を多数揃えて提出できれば事件として

警察は動いてくれる可能性があるという事です。

この劇中でも警察は事件が発生するまで何も動きません。

蓮実は14歳の時に両親を自らの手で殺していますが、

暴漢に両親が襲われたという調べとなっており、

蓮実が両親を殺したという証拠が出てこなかったようです。

そして経歴が劇中で語られていますが、

これが天変地異みたいな経歴で有名大学を中退し再入学して卒業し、

有名会社に務めた後に英語教師になるという流れです。

どうしてこういう経緯で英語教師となったのか?

という部分はあるのでしょうが、

それが劇中から辿ると、とにかく蓮実は1つでも道から外れている者を

標的にする傾向があります。

早い話蓮実の基準から道を外れていない者には手を加えません。

しかし蓮実の秘密を知った者は道を外れていなくても

秘密を知ったという道に入ってしまった事で排除対象となります。

早い話蓮実に関わり、道を外れたものは蓮実の標的となります。

標的になったら最後と思った方が良いと思いますが、

1度標的にされたら蓮実の前では死あるのみ・・・

とにかく弱みに付け込み利用するだけして葬り去られてしまう。

本当にその弱みを握られ方が実に巧妙で、

握られた方は従うしかないという状況に陥ります。

ここで登場する教師の柴原 徹朗は生徒の安原 美彌に万引きを言わない代わりに性的強要で、

久米 剛毅は生徒の前島 雅彦との同性愛で弱みを握られました。

確かにこれが公になれば柴原も久米も懲戒免職となるでしょう。

そして美彌は万引きにより蓮実に完全に利用される

モルモットとされてしまった訳です。

カンニング事件でも電波障害で圏外にしてしまう手口でカンニングを防ぎましたが、

確かにこれは電波法違反となります。

でも最近のカンニング事情を考えるとそういう手段を講じる必要性はあるでしょうね。

私はそんなことしても何もならないと割り切っていますのでそんな事はしませんし、

する気もありません。

そこから片桐 怜花、早水 圭介らが蓮実の事を疑いだし、

教師の釣井 正信は蓮実の事を調べ始めてその経歴に違和感があると察します。

しかし蓮実はこの事実を盗聴で知り釣井は見事に抹殺し、

早水 圭介もカンニングした人物を吐かされた上で始末されてしまいました。

そして運命の文化祭の夜に蓮実は予想外の展開となった事で生徒たちを皆殺しします。

果たして蓮実に狙われた生徒たちの運命は?

そして蓮実は皆殺しした後どうなったのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、どうして教師になったのか?

という疑問については私自身の解釈ですが、

教師というのは学校では絶対的な存在であり、絶対的は支配者である事です。

良く考えて頂ければよいですが、学校の教師は必ず担任になる事になり、

クラスの担任になれば生徒全員が自らの手の内になります。

つまり自らの考え通りならお咎めなしですが、

考えが違えば排除対象になるという事です。

そして自らの秘密を知ればそれも排除対象という事で生徒の皆殺しばかり目が行きますが、

そこまで辿り着くまでにはそういう心理面を理解する事で

どうしてこのような行為に出たのかという答えに辿り着くのではないでしょうか?

とにかく秘密を知ってしまった以上逃れられない。

逆に逃れたら逃れ切った方が良いという事です。

総評としてここで登場した教師、生徒、保護者とどの人物にも最大の弱みがあり、

その弱みに付け込まれ、道に外れた者は排除されました。

そして秘密を知った者たちは口封じで排除される。

この結果からサイコパスの蓮実から逃れるには蓮実の秘密を調べない。

蓮実の意見に同調し意見しない。

蓮実に弱みを見せない。

これ位ガードを固めるしかありません。

狙われて守る術があるならやり合っても良いでしょうが、

まずこういう相手には勝つのは困難です。

でもそういう人物は世の中に存在する事実、

さらにそういう人物に絡んでしまったら逃れるのは困難、

そしてやり合うなら相手のパターンを返す術を持っている事が必要です。

あなたも何時サイコパスに狙われるとも限らない

そんな恐怖を表現したストーリーだったと思います。

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