10月6日公開の映画「神秘の法」を鑑賞した。
この映画は幸福の科学大川隆法の著作をアニメ化した作品で
202×年東アジアの大国が日本に侵攻して植民地化されてしまうが、
それを阻止すべく秘密結社のメンバーが大国と戦うストーリーである。
だいたいは何処の国の事なのかは言うまでもないが、
ストーリーとして考えるとあまりにも非現実的な描かれ方に
現実主義者には全く合わない作品となっている。
この映画は幸福の科学大川隆法の著作をアニメ化した作品で
202×年東アジアの大国が日本に侵攻して植民地化されてしまうが、
それを阻止すべく秘密結社のメンバーが大国と戦うストーリーである。
だいたいは何処の国の事なのかは言うまでもないが、
ストーリーとして考えるとあまりにも非現実的な描かれ方に
現実主義者には全く合わない作品となっている。
今年は妙に大川隆法氏の活動が多いけれど、
確かにこれから先東アジアの大国が各地を侵略する可能性は否定できない訳で、
その警告作品という訳だ。
今の時代は国力の強い国ほど強い時代ですから
このような現実が何時起きるとも限らないものの、
だからといって非現実的な解決方法の提示は如何なものか?というところだ。
多くのアニメを観ている人でもさすがにこれは・・・
と思うだろうこの作品のレビューをしたい。
キャスト
獅子丸 翔演じる子安武人
張 麗華演じる藤村歩
タターガタ・キラー演じる平川大輔
木花開耶姫演じる柚木涼香
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
202X年、東アジア共和国でクーデターが勃発し、
軍部出身の皇帝が支配する帝国ゴドムが誕生。
ゴドムは謎の技術で軍事力を強化し、日本をはじめとする周辺国を次々と占領してしまう。
国連もアメリカもお手上げ状態であったが、
そんなゴドムに抵抗を続ける「ヘルメス・ウィングス」という国際的秘密結社があった。
ヘルメス・ウィングスに所属する予知能力者の獅子丸翔は、
仏教僧に救世主が再臨するという予言を告げられる。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして202X年、東アジア共和国でクーデターが勃発して各国を侵略し始め、
その脅威が日本にも向けられたというのがこのストーリーだ。
確かに日本は軍事技術には優れているものの、
やはり多勢に無勢という感じで最初から宣戦布告されない限り
ストーリーのようにあっさり占領されるのは否定できない。
そんな中で秘密結社であるヘルメス・ウィングスはその侵攻に立ち向かおうとするのだが、
今の時代こういう秘密結社のような組織が存在するとしてもできる事は非常に限られるものだ。
それだけの軍事力を持っているならともかく、
そうじゃなければまず対抗できないというのが現実だ。
それでも対抗して行く秘密結社のヘルメス・ウィングスは次第に追い込まれていく。
そんな時ヘルメス・ウィングスの獅子丸翔はある人物と出会い、
東アジア共和国のクーデターの真相を聞かされるのだった。
しかし獅子丸翔もやがて東アジア共和国に捕まってしまうが、
果たして獅子丸翔は日本を、世界を救う事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、さすがにストーリーに無理がある終盤だけれど、
東アジアの大国が進行してくるという予言だけなら十分だろうが、
その解決方法があまりにも非現実的すぎるのが頂けない。
これまでの歴史を振り返ればそういう大国が滅びてきたのは
何時も他国の侵略ではなく自国の反乱によるところが大きいからだ。
この軍事国家は内部からの支持がある訳じゃないので、
崩壊する可能性があるとすれば内部から崩壊して行く事になるだろう。
どんな国民でも重税や弾圧が厳しければそれに反発するのが現実だ。
エジプトやリビアなどを観れば全ては国民の反発から政権は崩壊した。
その意味ではこのストーリーも最終的には国民よ立ち上がれ!
という事なのだろうがさすがにアニメ好きの現実逃避している人でも
このストーリーは酷いと言わざる得ないのではないだろうか?
総評として予言としては悪くないが、解決方法が悪い。
幸福の科学の会員の方たちはこの映画をどう観たのかわからないが、
個人的には非現実的な方法論で解決すると思わないでほしい。
これは思想の中の解決方法であり、現実的な解決方法ではないという事だ。
理想はもちろん掲げるべきだ。
しかし理想や現実から大きな離脱をしてはその説得力を失う。
ブッタの教えを説くのは大いに結構だが
その教えを説く上であまりにも現実逃避するような教えは極力避けてほしいし、
一般の人が見せるならより理想と現実に近い描き方をしてほしいと思います。
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その警告作品という訳だ。
今の時代は国力の強い国ほど強い時代ですから
このような現実が何時起きるとも限らないものの、
だからといって非現実的な解決方法の提示は如何なものか?というところだ。
多くのアニメを観ている人でもさすがにこれは・・・
と思うだろうこの作品のレビューをしたい。
キャスト
獅子丸 翔演じる子安武人
張 麗華演じる藤村歩
タターガタ・キラー演じる平川大輔
木花開耶姫演じる柚木涼香
他多数のキャストでストーリーが進行する。
ストーリー
202X年、東アジア共和国でクーデターが勃発し、
軍部出身の皇帝が支配する帝国ゴドムが誕生。
ゴドムは謎の技術で軍事力を強化し、日本をはじめとする周辺国を次々と占領してしまう。
国連もアメリカもお手上げ状態であったが、
そんなゴドムに抵抗を続ける「ヘルメス・ウィングス」という国際的秘密結社があった。
ヘルメス・ウィングスに所属する予知能力者の獅子丸翔は、
仏教僧に救世主が再臨するという予言を告げられる。
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとして202X年、東アジア共和国でクーデターが勃発して各国を侵略し始め、
その脅威が日本にも向けられたというのがこのストーリーだ。
確かに日本は軍事技術には優れているものの、
やはり多勢に無勢という感じで最初から宣戦布告されない限り
ストーリーのようにあっさり占領されるのは否定できない。
そんな中で秘密結社であるヘルメス・ウィングスはその侵攻に立ち向かおうとするのだが、
今の時代こういう秘密結社のような組織が存在するとしてもできる事は非常に限られるものだ。
それだけの軍事力を持っているならともかく、
そうじゃなければまず対抗できないというのが現実だ。
それでも対抗して行く秘密結社のヘルメス・ウィングスは次第に追い込まれていく。
そんな時ヘルメス・ウィングスの獅子丸翔はある人物と出会い、
東アジア共和国のクーデターの真相を聞かされるのだった。
しかし獅子丸翔もやがて東アジア共和国に捕まってしまうが、
果たして獅子丸翔は日本を、世界を救う事ができるのか?
結末は劇場で観てほしいけれど、さすがにストーリーに無理がある終盤だけれど、
東アジアの大国が進行してくるという予言だけなら十分だろうが、
その解決方法があまりにも非現実的すぎるのが頂けない。
これまでの歴史を振り返ればそういう大国が滅びてきたのは
何時も他国の侵略ではなく自国の反乱によるところが大きいからだ。
この軍事国家は内部からの支持がある訳じゃないので、
崩壊する可能性があるとすれば内部から崩壊して行く事になるだろう。
どんな国民でも重税や弾圧が厳しければそれに反発するのが現実だ。
エジプトやリビアなどを観れば全ては国民の反発から政権は崩壊した。
その意味ではこのストーリーも最終的には国民よ立ち上がれ!
という事なのだろうがさすがにアニメ好きの現実逃避している人でも
このストーリーは酷いと言わざる得ないのではないだろうか?
総評として予言としては悪くないが、解決方法が悪い。
幸福の科学の会員の方たちはこの映画をどう観たのかわからないが、
個人的には非現実的な方法論で解決すると思わないでほしい。
これは思想の中の解決方法であり、現実的な解決方法ではないという事だ。
理想はもちろん掲げるべきだ。
しかし理想や現実から大きな離脱をしてはその説得力を失う。
ブッタの教えを説くのは大いに結構だが
その教えを説く上であまりにも現実逃避するような教えは極力避けてほしいし、
一般の人が見せるならより理想と現実に近い描き方をしてほしいと思います。
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