27日Jリーグ12第30節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで9位サガン鳥栖と対戦し

0対2で前半開始早々の3分、さらに前半38分にFW豊田に決められて勝ち点差5以上開き

7勝10分13敗勝ち点31得失点差-9で17位のまま残り4試合を戦う。

誰もが絶望的な状況の中でも戦い続けるしかない中で可能性ある限り戦い続けるしかない。
正面玄関で選手たちの出迎えに参加して応援団の気迫、

そして参加した人たち誰1人諦めていない気持ちは十分受け取ったし、

その想いは選手たちには届いた。

しかし気持ちだけで勝てるほど甘いものではないのも事実で、

これだけ絶望的な状況になってどう闘うべきなのか?

と苦悩している人たちは少なくない。

敗戦の要因や敗戦の弁を述べる事は正直それほど難し事ではない。

ただこの状況でサポーターはどう闘い続けなければならないのか?という点では難しい。

そんな試合を振り返りたい。

alb20121027(1)


alb20121027(3)


alb20121027(4)


alb20121027(5)


アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

GK黒河

DF

右SB村上 CB大井 CB石川 左SBジンス

MF

ボランチ 三門 本間

右SH征也 トップ下ミシェウ 左SH亜土夢

FWロペス

大輔の出場停止で大井がCBに入った。

alb20121027(2)


alb20121027(6)


alb20121027(7)


alb20121027(8)


alb20121027(9)


試合は開始早々に新潟がチャンスを掴むも、決められず、

逆に鳥栖はカウンターからシンプルにFW豊田に合わせて

これが決まりあっさり先制されてしまった。

この先制点が大きく響いたというよりこの失点が全てだった。

0対0で戦い続けていればまだ良かったけれど、

この失点で2点以上取らなければならない状況が

イレブンに重い空気を背負ってしまった。

得点力あるチームなら1点が何だ!となるけれど、

今のチームにはこの時間の1点はあまりにも重過ぎた。

浮足立ったチームはその後再三鳥栖のカウンターに苦しむが、何とか跳ね返す。

しかし前半39分に鳥栖はまたもFW豊田がヘッドで決めて2点リードを許してしまった。

この状況では2点跳ね返すしかなくなった。

そして後半早々に新潟はMF本間に代えてMF酒井、

MF征也に代えてFW武蔵を起用した。

しかしそれでも流れを劇的に変えるに至らず、

逆にカウンターからピンチを招く場面もあったし、思うようにボールを運べない。

正直ゴールまでどういう展開でゴールを目指すのかという図式が見えなかったし、

鳥栖のように起点が機能していない状況ではゴールを目指す事そのものが難しい状況だった。

結局FW矢野を投入しても鳥栖の堅いゴールを破れず新潟は勝ち点差5以上となり苦しくなった。

alb20121027(10)


alb20121027(11)


どうやってゴールを目指すのかという図式が最後まで見えなかっただけに

パワープレーをするにも中途半端な状況ではゴールは遠い。

最初からFWを起用した方がまだ良かったではないかと思えるほどではあるが、

課題は変わらないままだ。

最初からFWを起用しようという方向性になれば違うのかもしれないが、

それは次の試合で起用する選手次第になる。

この時点で勝ち点差5・・・数字だけ見れば相手次第で2試合差だ。

過去にそういうチームが残留したケースがない訳じゃないが

データだけ見れば厳しい事に変わりない。

だから最後まで可能性を残すためには33節で2差以内にしなければならない。

残り3試合でそれができるか?

とデータ上ではそうなる訳だけれど、

もうそれしかないと割り切るしかないし、ここまで来たら全て勝つしかない。

それでだめなら諦めがつくものだ。

その状況の中で闘う事は容易じゃない。

その容易じゃない闘いを今新潟サポーターは経験している。

他のチームもそういう経験を乗り越えているチームもあるだけに、

新潟にとってこれが初めての経験だ。

ただ初めての経験だとどう闘えば良いのかわからないものだ。

でもこの闘いにおいてそういう戦い方を知っている人も少なからずいる。

諦める事は簡単だ。

でも絶望的な可能性を信じて闘う事は難しい。

何事もそうだけれど、人は誰もが難しい事を率先してしたくないものだ。

でも今新潟サポーターはその選択肢をしなければならない。

選択肢が可能性を信じないと選ばない限りは・・・

でもこういう経験を経て乗り越えた時に見えてくるものがある。

それは人それぞれ違う。でも乗り越えなければ知る事はまずない。

諦めた、絶望的だ、あれもダメだ!これもダメだ!実に簡単だ。

でも逆にダメだとわかるなら良くなる方法があるから言えるのでは?と思うがそれがない。

無いなら言うべきじゃないし、今いる選手たちをとことん信じ続ける事だ。

諦めたら全てが終わり!でも諦めなければ可能性ある限り戦い続けられる。

次節は清水戦だけれどもう勝つしかない中で選手たちはどれだけのプレーを出し尽くせるのか?

そして10日間の調整でどうやってゴールを目指すのか?

最後まで諦めない!

そして信じて闘い続けよう!

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。
mixiチェック