22日BCリーグ公式戦新潟アルビレックスBC対信濃グランセローズとの試合を観戦してきました。

この試合は高津臣吾プレーイングマネージャーの現役引退試合として行われ、

6664人の観客が高津臣吾投手の現役最後の姿を目に焼き付けました。

最後は東京ヤクルトで長年バッテリーを組んだ古田敦也氏も駆けつけて

最後の終球式で現役生活に別れを告げました。
私も長年球場で野球を観戦してきたけれど、

引退試合という名目の付いた試合はこれが初めてだった。

引退試合の部隊は長岡市悠久山野球場で20年前に

野茂投手とイチローが対戦してイチローがプロ初ホームランを打った球場でもあります。

そんな球場で名球会入りした選手の引退試合が行われるとは

20年前誰が想像したでしょうか・・・

その試合が新潟の地で行われるという新潟史上初の出来事でもありました。

本当にこの試合でしか観る事ができない光景もあったし、

独立リーグでも6664人という観客はなかなか入らないだけに

それだけのサポーターが高津投手最後の雄姿を観るために集まってくれました。

ゲストには東京ヤクルト時代にバッテリーを組んで4度の胴上げ投手になった時の捕手

古田敦也氏が駆けつけて試合を盛り上げましたし、

最後にはサプライズなゲストも登場と驚かされた引退試合となりました。

その試合を振り返りたいと思うます。

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試合は既に前後期完全優勝を達成している新潟は地区シリーズで対戦する信濃と対戦し、

4回に3ランを浴びて先制を許すも、

5回に3連続四球、野選で1点、ワイルドピッチで2点、

再び2死満塁から押し出しの四球で勝ち越し、

さらに2点タイムリー、再び満塁から2点タイムリー、

死球押し出しで1点と2安打で9点を奪って主導権を握りました。

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しかしわずか2安打で9点取るシーンはなかなか観ませんね。

6回にも1点を追加したものの、

7回に3点を失い4点差になるもこれ以降信濃に反撃を許さず、

9回2アウトから高津プレーイングマネージャーが

今シーズン初登板となるマウンドに立って最後の打者を

レフトフライに打ち取り22年に渡る現役生活にピリオドを打ちました。

登板前には古田氏とキャッチボールをして肩を作る光景は

東京時代にも見た事がなかっただけに貴重なシーンでした。

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そして最後には終球式という私もあまり観た事ない光景で

現役生活の投げ納めをした訳ですが、

この試合には高津監督の息子さん2人が駆けつけて

始球式をやるなど引退試合をできる幸せ、

さらに独立リーグだからできた内容だったと思います。

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そしてBCリーグやこれまで在籍した台湾リーグのチームから記念品が贈呈されましたが、

そこにサプライズゲストとしてヤンキースの3Aを解雇され

日本復帰が噂される福留孝介選手が駆けつけて花束を渡しました。

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この登場はビックリしましたけれど、

もし訪れるなら何かと縁があった松井秀喜選手が駆けつけてほしかったかなと

思いましたがさすがに彼はそういう性格の人じゃないので無理かな?

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最後は涙を流してスピーチしていましたが、

名球会入りした選手でも引退試合を行う事なく引退する選手もいる中で

独立リーグで最後を迎えるのもまた最後まで現役選手で有り続けたい

という気持ちが大きかったからだと思うし、

最後は日本で終わる事ができたのは本当に良かったと思います。

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既に1月の後援会で今年限りで現役に目途をつけると

言っていたのでこの日が来るのはわかっていましたが、

今後は指導者として大きく成功してほしいと思いますし、

当面は若手育成で実績を作ってから

NPBで東京の監督に就任する日が来るのを楽しみにしたいですね。

高津監督ならその資格は十分得ている人ですし、

色々な地域のリーグを経験した唯一の人ですから

その経験を今後の野球界に活かしてほしいところです。

22年間ご苦労様でした。

そしてまだ監督として昨年忘れてきたBCリーグ覇者、

そして独立リーグ覇者を目指して戦っていく事になります。

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