8日東京ヤクルト対巨人戦がハードオフエコスタジアム新潟で行われ、

2対5で巨人が阿部捕手の2点タイムリー、矢野選手の4安打などで勝利しCS進出を決めた。

43分間の雨での中断があったもののその後東京ヤクルトの反撃を許さず勝利した試合は

巨人が新潟で滅法相性が良い事を大きく証明した試合でもあった。

今年初のNPBプロ野球観戦という事で本当なら4月に観戦する予定だったんだけれど

あいにく仙台旅行が決まったために断念した経緯があった。

しかしこの2連戦はだいぶ前から席を取っていた事もあったし、

何よりこの試合に勝利すれば文句なくCS進出が決まる試合という事で

いい巡り合わせの試合にもなった。

新潟での巨人戦はこれで3年連続となりすっかり新潟に定着した感がある。

主催チームの地方とはいえ2万5千人入る試合は本拠地でも

難しい事もあるだけに比較的地方ゲームとしては大入りなゲームでもある。

そんな試合も43分間の雨による中断があった訳だけれど、

試合展開としては巨人の大量ヒットで東京ヤクルトを圧倒した試合だった。

そんな試合を振り返りたい。

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試合は東京ヤクルト先発村中投手、巨人先発ホールトンの投げ合いで始まり、

初回から両チームとも四球で走者を出してからチャンスを掴んだ。

巨人は先頭の長野選手が四球で出塁し、

2番藤村選手が犠打を決めて1死2塁から3番坂本選手が

ヒットで繋ぎ1死1,3塁から4番阿部捕手が左中間へのタイムリ2ベースであっさり先制する。

この試合の先発村中投手はボール球がハッキリしており、

打者はストライクゾーンだけ狙っていれば打ち返せる投球内容だった。

そして6番に起用させた矢野選手がセンター前タイムリーで追加点を上げて

巨人が3点リードを奪った。

矢野選手の打球はセンターの判断ミスと守備のミスによるところが大きかったけれどね。

その裏東京ヤクルトも先頭に四球、

2番に死球を与えて無死1,2塁のピンチに3番バレンティンに右中間を破られ

無死2,3塁となり1点を与えてしまう。

しかし4番ミレッジにライトへの犠牲フライを与えたものの

その後は後続を抑えてピンチを切り抜けた。

このシーンではヒットを与えなければ良かったシーンでもあっただけに

1点を失ったけれど犠牲フライでアウトカウントを取れた事で

ホールトンの立ち直るキッカケとなった。

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その後巨人はチャンスを作るも打順の巡り合わせもありなかなか追加点を奪えない。

そんな中3回東京ヤクルトの攻撃中に雨で43分間の中断があった。

新潟では珍しくない集中豪雨だったけれど、

さすがにカミナリが走った時には大丈夫か?と思いましたけれど、

エコスタの水はけは良いので雨が降りそうなところで中断したのはある意味効判断だった。

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そして巨人は4回に坂本選手のタイムリー2ベースで追加点を上げて、

5回には9番ホールトン自らのバッティングで5点目を取り試合を楽にした。

先発ホールトンは2回以降立ち直りピンチらしいピンチは殆どなかった。

この試合のホールトンは初回だけ不安定だったけれど

2回以降は安定した投球で東京打線につけ入る隙を与えなかった。

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6回以降は比較的早く進み結局巨人が7回から福田投手、

8回に山口投手、最後に抑えの西村投手が確り抑えて6年連続CS出場を決めた。

この試合は初回に全ての流れが決まった試合でもあった。

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初回に東京ヤクルトが2点で抑えていたらこの試合展開は互角に進んだかもしれない。

特に初回の矢野選手の打球をセンターが落とさなければ

分らなかっただけに初回の攻防が明暗を分けた。

2回以降は完全に巨人の流れで試合が展開しただけに

東京ヤクルトにつけ入る隙は6回だけだった。

巨人は7回まで15安打を浴びせて長野選手が全打席出塁、

矢野選手に至っては4安打と見事に期待に応える活躍を見せた。

ただ7番太田選手はこのチャンスに活躍できなかったのは

本人にとって厳しい結果となったけれど、

試合としては打つべき選手が確り打ってくれた事で打線の流れは非常に良かった。

巨人打線は長野選手、坂本選手、阿部捕手が3割を打っているだけに

3人の存在が打線に安定感をもたらしているし、

やはりリーグで4人しかいない3割打者がチームに3人いるのは非常に大きい。

ホームラン数こそ確かに物足りなく感じるけれど、

アベレージを残す方が相手にとって大きなインパクトを与えるのも事実であり

3人とも追い込まれても無茶振りがなく確りボールに対応した打撃をしている。

そして無理せず四球を選ぶ事で打線が繋がっている。

これでCS進出を決めていよいよリーグ1位を目指す訳だけれど

今のところ死角は見当たらないだけに23日までには決める事ができると思う。

9日も観戦するので2連勝して新潟シリーズを終わってほしいところです。

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