6日サッカー国際親善試合キリン・チャレンジカップ

日本対UAE戦が東北電力ビックスワンで行われ、

1対0で日本がFWハーフナーのヘッドで勝利しイラク戦に向けて色々なテストを試した。

地元新潟サポーターにとって

この試合は新潟ユース出身の酒井高徳がA代表デビューという試合でもあり、

これからの日本代表にとっても両SBができる選手の出現は大きな戦力となるだろう。

1年ぶりの新潟での代表戦はW杯予選の前哨戦となるUAE戦!

このカード4年前にも同じ対戦をしているが、

あの時もW杯ウズベキスタン戦直前の試合だったが1対1のドローに終わっていた。

あの時は香川が代表初ゴールという記念の試合でもあったけれど、

この試合では新潟ユース出身の酒井高徳がA代表デビューを飾る試合となった。

さて試合の方だけれど内田、今野、栗原の3人を出場停止で欠く中で

どうやってディフェンスラインを埋めるのか?

そしてチームを事実上の戦力外となっている長谷部に代わる選手は誰になるのか?

FWは誰を起用するのか?この試合で色々見えてきただけにまずこの試合を振り返りたい。

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ザックジャパンのフォーメーションは4−2−3−1

GK川島

DF

右SB酒井宏樹 CB吉田 CB伊野波 左SB駒野

MF

ボランチ 長谷部 遠藤

右SH清武 トップ下本田 左SH香川

FWハーフナー

ディフェンスラインには右SBに酒井宏樹、CBに伊野波が入り、

FWには前田ではなくハーフナーを起用した。

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試合は前半日本はUAEの守備をなかなか突破できず、

逆にUAEの攻勢を受けてしまう。

全員の体調面が万全でない事もあるけれど、

それでもこれだけ攻撃が機能しないだけでなく守備面の連携が悪かったのが前半だった。

特に左SBの駒野、CBの伊野波の連携の悪さは

左SBの裏側を突かれるケースも目立ち

何とかUAEのミスで助かったが1つ間違えばゴールを許していても不思議でなかった。

やはり左SBの長友の次という課題が見えたし、CBの控えの底上げも必要だと感じた。

さらにボランチは長谷部の試合勘が少なかった事も

影響しボランチからの展開があまり多くなかった。

長谷部はチームでは出場機会がなく、殆ど試合に出場していない状況だが、

この機会は日本にとっても長年遠藤、長谷部のボランチコンビに代わる選手を探せ!

という合図なのだと感じる。

実際に日本代表の場合2列目の選手は人材豊富で2人故障したとしても困る事はあまりない。

しかしボランチとなると現状では3番手に細貝、

それ以降高橋秀人と中村憲剛位しか候補がいない。

そう考えると次のボランチ候補を考えなければならない。

現状では細貝と本田圭祐の2人をボランチにしてしまった方が

攻守の面でもプラスに働くと思うし、

本田がボランチに下がれば香川をトップ下で使えるし、

両サイドも岡崎、清武、宮市、藤本ら候補者は多数いる。

もちろん下の世代もいる訳で本田をW杯予選突破後に

ボランチへコンバートした方が日本代表として最善の選択肢だと私は感じる。

前半はGK川島が正面というシュートもあり消化不良で終わった。

後半日本はMF香川に代わって岡崎、MF長谷部に代わって細貝、

DF伊野波に代わって水本を投入して各自のテストと疲労軽減の交代も含めたものとなった。

まず水本だけれど前回よりも落ち着いてプレーしていただけに代表慣れしてきた感じだ。

最も水本は北京五輪の最終ラインの柱だったから

ようやく代表に呼ばれる日が来たという事かもしれない。

攻撃面では上手くサイド攻撃ができていたけれど、

思うほどゴール前でシュートに持ち込めないケースが目立った。

ここはイラク戦ではかなり改善されると思うけれど香川、

本田抜きでもゴールを奪う事ができたのは1つの及第点になると思う。

特にFWハーフナーの1トップの動きは悪くなかったし、

高さという点ではやはりいるといないとでは相手の脅威が違ってくる。

そしてついに新潟サポーターにとって待ちに待った瞬間が訪れた。

DF酒井宏樹の負傷交代で出番が巡ってきたDF酒井高徳が待望のA代表デビューを飾った。

初の代表のピッチになったけれど、多少危なっかしいシーンもあったが、

それ以上に光るシーンも多かった。

シュツッドガルトでレギュラーを獲得した高徳のプレーは

新潟時代とは比べものにならないほど成長していた。

特に攻撃面では新潟時代より積極的だし、フィジカルは新潟時代よりさらに強くなった。

ポジショニングもそれほど悪いとは感じなかったし、

駒野に代わる両サイドができるSBとして代表のサイドバックは10年安泰にするほどの選手だ。

将来的にはダブル酒井が両サイドでプレーする可能性が高いだろうし、

日本のサイドバックはこれまで内田、長友に続く選手がいなかっただけに

その点ではダブル酒井の登場は内田、長友に大きな刺激を与える事になるだろう。

特にダブル酒井がこの1年間チームでレギュラーを獲得すれば

日本のサイドバックは一気に世界レベルになる。

それ位ダブル酒井の登場にA代表にとって大きなことだ。

新潟出身選手として生え抜きでは初の代表選手となった訳だけれど、

これから新潟ユースに所属する選手の多くは彼を目指す事になるだろう。

試合はこのまま終了しイラク戦へ向けて色々な収穫を得た試合だった。

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まず最大の改題だったディフェンスラインだけれど、

おそらく右SBには酒井宏樹、CBには水本が入る事になると思う。

そしてボランチについても長谷部が場合によってはベンチに回って細貝が入るかもしれない。

細貝に守備は実によかったし、後半だけなら細貝が確り中央とカバーリングを果たしていた。

2列目については清武が良かっただけに岡崎を先発させるのか?

それともこのまま清武を出すのか難しいところだ。

そしてFWはハーフナーが1トップらしいプレーをした事で

イラク戦に向けて高さが大きな武器になる。

1番の懸念材料だったディフェンスラインは概ね埋まったし、

控えの高徳、細貝も先発で出場してもおかしくないだけのプレーをしたので

埋められるところは埋められたと思う。

次はいよいよジーコのイラクと対戦する訳だけれど

ここで勝ち点3を獲れば予選突破へ大きく近づく訳で

確り実力通りの力を発揮すればイラクに負ける事はないはずだ。

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