4日Jリーグ12第20節が行われ

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで4位柏レイソルと対戦し、

1対1でFW矢野のゴールで同点に追いつきキャプテン本間の退場も10人で最後まで守り切り、

5勝6分け9敗勝ち点21得失点差-9で15位に後退した。

王者柏相手にリードを許しながらも追いつき5試合負けなしとなり

貴重な勝ち点1を積み重ねゴールの予感も以前よりしてくるようになった。

丁度五輪の試合時間と重なるという事もあったけれど、

サポーターとしては大輔不在のチームをサポートできるのは

やはりサポーターしかいない訳ロンドンで大輔が頑張っている分

私たちも頑張らなければならない気持ちで挑んだ。

この試合ではミシェウが出場停止でアランがFWで出場したが、

アランの特徴と失わないキープ力は今後の残留争いで必ず必要になる事を実感したし、

矢野も以前より試合勘も戻り2010年までの新潟時代のプレーを取り戻しつつあった。

シュートへの意識も高まり残留争いのキーマンになるのは誰なのかが見えてきた試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK東口

DF

右SB村上 CB大井 CB石川 左SB菊地

MF

ボランチ 三門 本間

右SH征也 左SH亜土夢

FW ロペス アラン

ミシェウの出場停止でアランがFWに入った。

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試合は前半から新潟が積極的に攻撃を仕掛けゴールを襲うもGK菅野の前にゴールを奪えない。

柏もレアンドロ中心に攻撃を仕掛けるも組織的な守備とGK東口がゴールを許さない。

この試合ではアランがFWに入ったけれど、

アランのキープ力とフィジカルの強さはミシェウにないものがある。

ミシェウは確かにスピードがあり柔軟だがフィジカルが弱くボールを失うケースもあるが、

アランは簡単には失わない強さは今後常時スタメンで使うべきだと感じる。

ただ使うなら元々2列目の選手なので攻撃的MFでの起用がベストだろう。

FWで起用するとスピードはないのでカウンター攻撃には不向きだ。

前掛かりになった前半45分柏はカウンターからMFジョルジ・ワグネルに

ゴールを許し1点ビハインドで折り返す。

後半新潟はサイドから攻撃を仕掛け後半12分に

FW矢野を投入した後半17分CKからFW矢野が見事なヘディングシュートが決まり

新潟が同点に追いつく。

しかし新潟は後半23分にMF本間が2枚目の警告で退場となると守勢に回り、

再三柏の攻勢を受けるも10人でゴール前を確り固め最後までゴールを許さず、

新潟は王者柏相手に貴重な勝ち点1を手にした。

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本間の退場がなければ勝てる可能性があったけれど、

王者柏相手に一歩も引かない戦いをできた事は

これからの残留争いにとって非常に大きなターニングポイントになる試合だったと思う。

当初は10試合で降格圏を脱出できればと思っていたのが

6試合で脱出できた訳でそう思えば4試合早かった訳だ。

柳下監督就任から7試合で3勝3分1敗で勝ち点12を積み重ね、

得点こそ5得点だが失点は3と4試合完封している。

大崩れした試合を1試合もしていないし、浦和、柏相手に負ける事はなかっただけ十分な結果を得ている。

特に8月は上位争いする柏、横浜、広島と1番厳しい相手が続く時であり、

この相手に対して勝ち点を積み重ねられるかが今後の残留争いを続ける中で最大のポイントになる。

その中で昨年の王者柏に本間が退場するまで押していた。

大輔、ミシェウがいない中でも戦える事を見せられたし、

何よりMFアランがようやく覚醒し始めたのも大きい。

元々攻撃力あるMFとして期待されたが調整不足で4節以降出場機会を失っていたが、

暑さでようやくコンディションが良くなり精度の高いFK、CKは今後新潟にとって大きな武器になるし、

簡単に失わないキープ力とフィジカルの強さは常時試合で起用したいと思わせてくれるプレーだった。

そして矢野もようやく新潟時代の動きに戻りつつある。

復帰した当初は試合勘不足が大きく響き移籍する前の矢野とは程遠いプレーをしていたが、

途中出場で高さある打点はやはり新潟にとって大きな武器になる事を

再確認できただけに復活を予感させる。

ディフェンス面では層が薄い状況だが、

キム・ジンスもあと1か月で戻れるだけに8月は辛抱の時だ。

次節はアウエーで横浜と対戦するが、

FWロペス、矢野、MF本間が出場停止と苦しい布陣だ。

ミシェウが出場停止が解けるけれど、FWをどう起用するかがポイントになる。

平井を先発から起用する事も考えて良いし、

ボランチに小林か木暮を入れて対処すれば十分カバーできると思う。

苦しいアウエーでの闘いになるが勝ち点を1つでも積み重ねられるような戦いに期待したい。

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