15日大河ドラマ「平清盛」第28話を視聴した。

今回は平治の乱に敗れた義朝は東国へ落ち延びるが途中で頼朝ははぐれてしまった。

一方首謀者の藤原信頼らの処分は後白河上皇が処分を清盛に一任し、

清盛は武士で初めて貴族を処分するという歴史的な快挙を果たし、

武士の力は大きくなった事を証明した。

義朝は尾張長田忠致の元に身を寄せたが、裏切りを悟り義朝は正清と共に自害して果てた。

一方頼朝は東国へ逃亡する途中で捉えられ、清盛に処分を一任されいたらが、

池禅尼らに斬首を避けるように告げられるが、

その直後常盤御前が3人の子を従えて清盛に命乞いをする。

時子は側室にというが清盛は時子の気持ちを案じてそれを1度は断ったものの、

清盛は誠の武士がまやかしの武士に負けた事を確り遠くから見ていろ!

と頼朝を伊豆へ流罪にしたが、これが清盛の失態になっていくシーンがメインだった。
ストーリー

清盛は平治の乱の首謀者である藤原信頼を斬首にした。

武士の判断により貴族が処分できるほどに、時代は変わっていた。

東国へ源頼朝らと落ち延びようとしていた義朝であったが、

皆とはぐれ、ついに正清と二人だけになり、

彼の舅(しゅうと)になる尾張の長田忠致の館にたどりつく。

しかし、長田の裏切りを察知した義朝は正清とともに自害する。

一方とらえられた頼朝は京で清盛と対面。

平氏一門は源氏の嫡男・頼朝の首をはねるべきだと清盛に進言する。

一方、頼朝に息子・家盛の面影を見た池禅尼は、断食をしてまでも清盛に助命を迫る。

熟慮を重ねた末、清盛が下した決断とは?

そして常盤御前は、牛若丸(のちの義経)を産んだ。

以上NHK平清盛HPより


今回は清盛に敗れた義朝が東国へ逃亡する事になったが、

途中で頼朝が義朝一行とはぐれてしまった。

しかしこれがもし一行と一緒だったら頼朝も自害して果てていただろう。

そして清盛は平治の乱の処遇を全て後白河上皇から一任されていた。

これは武士にとってこれ以上にない快挙であり、武士が貴族を処分する時代の到来だった。

これで時代は武士の時代となった訳だけれど、

本当に武士の時代にするのは清盛が権力をさらに振るったからこそでもあり、

そこから武士の時代の流れを観る事になる。

そんな中で義朝は尾張の長田氏を頼ったものの、

結局裏切りを悟り、これ以上逃れられないと悟った義朝は正清と共に自害して果てたのだった。

もっと東国へ逃げていればまだわからなかったかもしれないが、

さすがに身内に裏切られるのは源氏のお家芸という事をこの時代から察していたのだろう。

そして頼朝もまた捕まり、その処分は全て清盛の一存に委ねられた。

当初清盛は頼朝を斬首するつもりだった。

しかし周りから斬首を思い止まるようにと助言したが清盛の決断は変わらなかったが、

それを変えたのは常盤御前の命を顧みない直訴だった。

3人の子の命と引き換えに清盛に申し出たのだった。

清盛も常盤御前とは面識があり、清盛も常盤御前は殺せない。

そんな中で時子の事などもあり、清盛は最終的に頼朝を伊豆へ流罪、

常盤御前は3人の子らと京で暮らす事を許されたのだった。

これが平氏の滅亡の種となる訳だけれど、

ここで頼朝、義経らを斬首しておけば平氏は清盛亡き後も長く続いたのかもしれない。

次回は朝廷で権力を増した清盛はそれを完全なものとするために

滋子を後白河上皇に嫁がせようとする。

果たしてこの婚礼で清盛の朝廷への権力はどう強くなっていくのか?

その婚礼に注目だ。

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