14日Jリーグ12第18節が行われ
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで3位浦和レッズと対戦し、
0対0で両チーム決定的なチャンスを決める事ができず、
新潟はGK東口のファインセーブでゴールを割らせずホーム対浦和戦では5年ぶりの勝ち点を獲得し、
4勝5分け9敗勝ち点17得失点差-11で16位のままだったが15位との勝ち点差は2に縮まった。
後半戦初戦はこれまで8シーズンで1勝しかしたことのない
強豪浦和相手に2試合で勝ち点2を獲得できた事は
今後の戦いにおいて大きな意味を持つ勝ち点となるだろう。
アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで3位浦和レッズと対戦し、
0対0で両チーム決定的なチャンスを決める事ができず、
新潟はGK東口のファインセーブでゴールを割らせずホーム対浦和戦では5年ぶりの勝ち点を獲得し、
4勝5分け9敗勝ち点17得失点差-11で16位のままだったが15位との勝ち点差は2に縮まった。
後半戦初戦はこれまで8シーズンで1勝しかしたことのない
強豪浦和相手に2試合で勝ち点2を獲得できた事は
今後の戦いにおいて大きな意味を持つ勝ち点となるだろう。
後半戦最初の試合が鬼門浦和戦という事で過去8年間で
ホームでは1勝6敗1分と対戦した相手の中で最も相性が悪く勝ち点を取れるかどうかという相手だった。
前回のさいたま2002では2年連続ドローに持ち込んだ事で
ある程度戦えるという確信を得たものの、
ホームでは4年間負け続け、最後の勝ち点を得たのは2007年までさかのぼる。
GK東口、DF陣がどこまで踏ん張る事ができるのか?
そして今後の戦いにおいてどう攻撃力を改善していくのか?
その試金石にもなる試合だった。
GK東口の奮闘で勝ち取った勝ち点1の試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK東口
DF
右SB征也 CB大輔 CB石川 左SB菊地
MF
ボランチ 三門 本間
右SH亜土夢 左SHアラン
FW ロペス ミシェウ
DF村上が出場停止で征也がSBに下がってスタートした。
試合は前半から新潟が積極的に中盤でボールを奪いカウンターを仕掛ける。
これまでカウンターを仕掛けてもシュートまで至らなかった事を踏まえると
狙う姿勢がそれぞれ浸透しており以前よりも確実に攻撃の姿勢は出ているものの
最後の決定的なシーンで決め切れないのはまだまだ変わらない。
ただ確実にゴールには近づいている。
対する浦和も両SH、2シャドーからゴールを狙うもDF陣が踏ん張りゴールを許さない。
前半は一進一退の攻防が続いて折り返した。
後半新潟はサイドから仕掛ける。MF亜土夢、MFアランとシュートを放つも
GK加藤のセーブに阻まれる。
ここのシーンについてはミドルレンジからシュートを放つ事でDFを前へ出す事になるので
ミドルレンジからのシュートをもっと増やしていきたい。
亜土夢のシュートもアランのシュートも枠を捉えていただけに惜しいシーンだった。
浦和も両SHから積極的に攻撃を仕掛けるも今の浦和はFWに原口を据えているものの、
1トップに慣れた選手じゃないので
やはりここの部分で1枚強力な選手がいるといないとでは違ってくるだろう。
強力な2シャドーがいるだけに浦和の課題は1トップになるだろうね。
新潟も再三のピンチをGK東口、大輔中心のDF陣が踏ん張りゴールを割らせなかった。
ただ新潟としてこれから難しくなるのは攻撃のカードの切り方になるだろう。
この試合では平井を入れるためにロペスと交代したが、
平井の1トップ亜土夢、アランのSHをウイング気味にしてミシェウのトップ下という
4−2−1−3を敷いたが今の新潟では1トップができるのは
ロペス位で矢野はまだまだ本来の姿でない以上1トップで戦うのは無理があると感じる。
平井が出場したものの殆どプレーに関与できていなかったし、
ゴール前まで行けないシーンが多かった。
私自身平井を最初から先発で起用した方が彼の持ち味を活かせると考えているし、
先発するなら2トップ、途中出場でも2トップの一角でプレーさせたいと思うが、
やはりそのためにはミシェウの使い方が非常に難しくなる。
もしミシェウをトップ下しか使えないというなら
今のメンバー構成を考えた時思い切って4バックを3バックにしてしまった方が
良かったのではないかと思う。
今日の先発メンバーと途中出場した大井を含めれば
征也を下げた後はCB4枚で守ったようなものなので
なら3バックにして3−4−1−2にした方が攻撃的に行けると感じる。
そうすればサイドバックという概念ではなくサイドハーフとして考えればよいので
サイドバック1枚分を2トップに使える。
個人的にはミシェウを使いたいだけにミシェウがサイドハーフができないとなれば
トップ下システムの構築も必要なのではないかと感じる。
この試合に関してはミシェウを下げていたら中盤が機能しなかったのは事実なので
攻撃カードの切り方に難しさを残した。
結局試合はスコアレスドローに終わったけれど
今のチームの状況を考えれば浦和から勝ち点2を取れた事はこれ以上ない結果といえる。
過去8年で勝ち点0のシーズンが5シーズンあった訳で勝ち点1のシーズンが2回、
勝利した6年前で勝ち点3しか得られていない。
その相手に対して勝ち点2を分け合えた事は苦しい残留争いの中で
大きな光を指してくれる内容だったと思う。
5試合で勝ち点8を積み上げられた事そのものは全く悪い結果ではないし、
これから16試合戦う中で直近5試合を勝ち点8以上重ねる事ができれば
15試合で24以上積み重ねられる。
次の直近5試合は東京、柏、横浜、広島、鹿島とこの5試合で勝ち点8以上を積み重ねる事は
容易ではないがこの5試合で勝ち点8以上積み重ねられれば15位へ浮上できると感じるし、
並べると感じる。
守備が確りしているだけに攻撃をどこまで向上させられるかこの2週間の期間は非常に重要だ。
次節はアウエーで東京と対戦するけれど、
東京はGK権田、DF徳永、MF米本が五輪で不在なだけにDFに若干の隙がある。
攻撃もここ数試合決定力不足なだけにチャンスは十分ある。
アウエーで勝ち点を勝ち取ってきてほしい。
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ホームでは1勝6敗1分と対戦した相手の中で最も相性が悪く勝ち点を取れるかどうかという相手だった。
前回のさいたま2002では2年連続ドローに持ち込んだ事で
ある程度戦えるという確信を得たものの、
ホームでは4年間負け続け、最後の勝ち点を得たのは2007年までさかのぼる。
GK東口、DF陣がどこまで踏ん張る事ができるのか?
そして今後の戦いにおいてどう攻撃力を改善していくのか?
その試金石にもなる試合だった。
GK東口の奮闘で勝ち取った勝ち点1の試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK東口
DF
右SB征也 CB大輔 CB石川 左SB菊地
MF
ボランチ 三門 本間
右SH亜土夢 左SHアラン
FW ロペス ミシェウ
DF村上が出場停止で征也がSBに下がってスタートした。
試合は前半から新潟が積極的に中盤でボールを奪いカウンターを仕掛ける。
これまでカウンターを仕掛けてもシュートまで至らなかった事を踏まえると
狙う姿勢がそれぞれ浸透しており以前よりも確実に攻撃の姿勢は出ているものの
最後の決定的なシーンで決め切れないのはまだまだ変わらない。
ただ確実にゴールには近づいている。
対する浦和も両SH、2シャドーからゴールを狙うもDF陣が踏ん張りゴールを許さない。
前半は一進一退の攻防が続いて折り返した。
後半新潟はサイドから仕掛ける。MF亜土夢、MFアランとシュートを放つも
GK加藤のセーブに阻まれる。
ここのシーンについてはミドルレンジからシュートを放つ事でDFを前へ出す事になるので
ミドルレンジからのシュートをもっと増やしていきたい。
亜土夢のシュートもアランのシュートも枠を捉えていただけに惜しいシーンだった。
浦和も両SHから積極的に攻撃を仕掛けるも今の浦和はFWに原口を据えているものの、
1トップに慣れた選手じゃないので
やはりここの部分で1枚強力な選手がいるといないとでは違ってくるだろう。
強力な2シャドーがいるだけに浦和の課題は1トップになるだろうね。
新潟も再三のピンチをGK東口、大輔中心のDF陣が踏ん張りゴールを割らせなかった。
ただ新潟としてこれから難しくなるのは攻撃のカードの切り方になるだろう。
この試合では平井を入れるためにロペスと交代したが、
平井の1トップ亜土夢、アランのSHをウイング気味にしてミシェウのトップ下という
4−2−1−3を敷いたが今の新潟では1トップができるのは
ロペス位で矢野はまだまだ本来の姿でない以上1トップで戦うのは無理があると感じる。
平井が出場したものの殆どプレーに関与できていなかったし、
ゴール前まで行けないシーンが多かった。
私自身平井を最初から先発で起用した方が彼の持ち味を活かせると考えているし、
先発するなら2トップ、途中出場でも2トップの一角でプレーさせたいと思うが、
やはりそのためにはミシェウの使い方が非常に難しくなる。
もしミシェウをトップ下しか使えないというなら
今のメンバー構成を考えた時思い切って4バックを3バックにしてしまった方が
良かったのではないかと思う。
今日の先発メンバーと途中出場した大井を含めれば
征也を下げた後はCB4枚で守ったようなものなので
なら3バックにして3−4−1−2にした方が攻撃的に行けると感じる。
そうすればサイドバックという概念ではなくサイドハーフとして考えればよいので
サイドバック1枚分を2トップに使える。
個人的にはミシェウを使いたいだけにミシェウがサイドハーフができないとなれば
トップ下システムの構築も必要なのではないかと感じる。
この試合に関してはミシェウを下げていたら中盤が機能しなかったのは事実なので
攻撃カードの切り方に難しさを残した。
結局試合はスコアレスドローに終わったけれど
今のチームの状況を考えれば浦和から勝ち点2を取れた事はこれ以上ない結果といえる。
過去8年で勝ち点0のシーズンが5シーズンあった訳で勝ち点1のシーズンが2回、
勝利した6年前で勝ち点3しか得られていない。
その相手に対して勝ち点2を分け合えた事は苦しい残留争いの中で
大きな光を指してくれる内容だったと思う。
5試合で勝ち点8を積み上げられた事そのものは全く悪い結果ではないし、
これから16試合戦う中で直近5試合を勝ち点8以上重ねる事ができれば
15試合で24以上積み重ねられる。
次の直近5試合は東京、柏、横浜、広島、鹿島とこの5試合で勝ち点8以上を積み重ねる事は
容易ではないがこの5試合で勝ち点8以上積み重ねられれば15位へ浮上できると感じるし、
並べると感じる。
守備が確りしているだけに攻撃をどこまで向上させられるかこの2週間の期間は非常に重要だ。
次節はアウエーで東京と対戦するけれど、
東京はGK権田、DF徳永、MF米本が五輪で不在なだけにDFに若干の隙がある。
攻撃もここ数試合決定力不足なだけにチャンスは十分ある。
アウエーで勝ち点を勝ち取ってきてほしい。
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