29日ACL2012(アジアチャンピオンズリーグ)

決勝トーナメント1回戦が行われ、

名古屋グランパスはアウエーハインドマーシュスタジアムでアデレード・ユナイテッドと対戦し

0対1で前半のCKからの失点が重く圧し掛かり、

GKのファインセーブに阻まれ昨年に続いて1回戦敗退となった。

試合は開始早々からアデレードの攻撃に苦しむが前半34分のFWケネディのシュートを阻まれ、

決定的なシーンを尽く防がれる。

そして前半41分CKからDFマケインに決められ先制を許して前半を折り返す。

後半名古屋はFW玉田に代えてFW金崎を投入する。

再三名古屋はチャンスを作り続けるもGKガレコビッチのセーブに阻まれ、

逆に名古屋はカウンターからピンチを招くが何とかゴールを許さず

後半ロスタイムFKの決定的なチャンスをMF藤本が決める事ができずそのまま終了し

名古屋は2年連続1回戦敗退となった。

これでACLは日本勢で1番戦力が充実していた名古屋が1回戦で敗退し、

残る東京と柏に準々決勝進出を託す事になった。
またも1回戦の壁の前に名古屋が散った。

攻撃力という点では国内では屈指だが、

ACLではそれ以上の厳しい守備とチェックの前に自慢の攻撃が

機能しないケースがACL予選リーグでも目立っただけに

ACLでは3トップは効果的なサッカーを展開し難いのかもしれない。

それ以上に中盤のボランチがけが人が相次いだことで

変則システムを採用しなければならなかった事も響いた。

ダニウソン、中村がいたらもう少し違う展開に持ち込めたかもしれない。

これでACLは東京と柏に優勝を託す事になったが、

少なくても2チームは準々決勝に進んでほしいところだ。

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