5月12日公開の映画「貞子3D」を鑑賞した。

この映画は1998年に大ヒットした映画「リング」の鈴木光司原作の「エス」を映画化した

貞子シリーズの続編で呪いの動画を見た人が次々と謎の死を遂げる事件が続いている中で

ある高校の教師が呪いの動画を見た生徒の影響で巻き込まれるが、

その先にはSの復活という謎のキーワード秘められており

その先にはあの恐ろしい恐怖の復活を観る事になるストーリーである。

今回は時代が変わった事もあり呪いのビデオテープではなく、

呪いの動画として貞子がインターネット上に潜んでいる設定となっており、

その恐怖が再び再現される事になるだろう。
リングから14年の月日が経過するけれど、

当時の作品を知る者としてやはりホラー映画の傑作として今でも語られる作品だし、

貞子がどうして殺されなければならなかったのかも描かれている訳だけれど、

リング〜バースディ〜で貞子が井戸に落とされるまでを描かれている中で

その事実を知る者が殆どいなくなった現代というのが事の真相の今回だが、

元々山村貞子は超能力者の娘として生まれた事で悲劇的な人生を歩み、

その力の恐ろしさを恐れた人たちが最後には貞子を生きたまま井戸に落とされるが、

数十年後に貞子の怨念が呪いのビデオとして復活する。

それらの事は解決せずに終わってしまっているだけに

当然その事実を知る者がどこかにいる訳だけれど、

今回はその復活に手を貸す人物が動画を通じて貞子の復活を目論んでいく。

果たしてどうやって貞子を復活させようとしたのか?

キャスト

鮎川茜演じる石原さとみ

安藤孝則演じる瀬戸康史

山村貞子演じる橋本愛

中村正彦演じる高橋努

榎木演じる染谷将太

北山理沙演じる高良光莉

柏田清司演じる山本裕典

小磯勇吾演じる田山涼成

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

鮎川茜が教師を勤める女子高で、動画サイトに投稿された、自殺を生中継した映像が噂となる。

しかも、その生中継を偶然見ていた人も死んでしまったという。

茜の教え子・典子が不可解な死を遂げ、さらに時を同じくして、各地でも同じような不審死が相次ぐ。

警察は一様に自殺と断定するが、みな共通して死の直前にある動画を見ていたのだった……。

その動画からは、「お前じゃない・・・」という女の声が聞こえるのであった……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして貞子が呪いのビデオから

インターネット上の動画に乗り移って人々を恐怖に陥れていく訳だけれど、

以前の貞子はウイルスの恐怖に落としたが、

今回はウイルスではなく、完全に凶器で1撃で仕留めるという感じになっている。

そういう事を考えると前作の方が作りが確りしていたように感じるし、

着信アリシリーズを観ているだけに手法としてはそれほど驚く事ではない。

それも私がそれだけのホラー作品を経験しているからでもあり、

この時鑑賞したマナーを知らない高校生のようにリングが公開された時

3,4歳の頃だった人たちにとってはホラー作品に対する経験値が大きく異なる。

私も5年で300本以上の鑑賞数があるんだけれど、

10年で1000本以上鑑賞している人には逆に物足りなさを感じるだろうし

解り切っている中で鑑賞してしまうので経験値の違いが怖さを感じるか

そうでないかのかがあると私は感じた。

ゆえに私は怖いという観点よりも心理的にどうしてこうなったのか?

という部分に着目しているので怖い、

怖くないというよりも内容が良ければホラー作品として

怖く感じなくてもそれは良い作品として捉えるようにしている。

今回の事件はニコニコ動画で生放送された中で柏田清司という男性が

突然公開自殺を生中継した事から事件は大きく広がっていく。

当初その噂になっている事を知った中村、小磯刑事はその噂の行方を追うが、

中村はネットに熟知している事もありその手の情報を入手するが、

小磯はそういう事を良く知らず信じようともしないなど対照的だ。

まあデジタルとアナログでは水と油なのでなかなか合わないのは仕方ないところだが、

それでも共通するのがこの事件は検証する事が難しい事件だという事だった。

そんな中で女子高に勤める鮎川茜は生徒が授業中に

スマホを観ていたところを見つけてスマホを没収する。

今の高校生はスマホを持つ人も珍しくはないけれど、

個人的には高校生まではあまり持たせるのはどうかと思うんですけれどね。

私が使っていて慣れるのに苦労しているし、

そもそも授業中に使うため持って行くものではないからね。

ただこれからの時代を考慮すればスマホの授業があっても良いとは感じる。

何故なら使い方を知らないで使うのはネットを使う上でも色々問題が多いからね。

没収したスマホの電源を切ったはずの茜はどういう訳か

スマホの電源が入った事に不思議がりながらも生徒にスマホを返した。

しかしその夜その女子生徒は自宅の窓から飛び降りて自殺してしまったのだった。

その原因がわからない茜はただ困惑するのだったが、

この事件は昔ある出来事を甦らせるのだった。

そしてその自殺が呪いの動画によるものだという事が噂となり、

それを調べる友人だった女子生徒がネット上でその動画を探すが、

そこである動画から呪いの動画に辿り着き、貞子に襲われる。

それを見つけた茜は女子生徒を助けるが、茜が叫んだ瞬間貞子は消え去ったのだった。

しかしその事が信じられない茜は恋人の孝則に相談し、

彼の友人である榎木を通じてそれが呪いの動画によるものだという事を伝えられる。

それを調べ始めた茜だったが、その行動が学校では問題視され休職を余儀なくされてしまった。

そして家に戻ると茜は突然起動したパソコンから貞子が襲ってくる。

それから逃れようと孝則と逃げるが、途中で孝則が貞子に捕まってしまった。

そして小磯もまた中村が殺された事により呪いの動画が中継された部屋を再度捜索すると

そこに貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子貞子と書かれた壁を見つける。

そこで小磯はさらに過去を調べて初めてこの事件は貞子が関わっている事を知ったのだった。

そしてそれを茜にも告げて、茜を伴って井戸のある場所へ向かうのだった。

そしてそこで茜は恐ろしい貞子の真実、さらにはこの事件の真相を知る事になる。

果たして茜は孝則を救う事ができるのか?

そして茜は貞子の呪いを解く事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、この事件の真相はかつて貞子を封印したはずだったが、

貞子の事を知った犯人が貞子を復活させて人々を恐怖に陥れようとする訳だが、

貞子はそれ以上の怨念が現世に残り続けている訳で、

本来なら井戸を詮索しなければこのような事は起きない訳で、

どうして貞子の封印された井戸の場所を知り、

どうして貞子は現世で生きるための体を求めたのかは特に描かれていない。

そう考えると多少不自然な事が多くなるんだけれど、

どんな形であれ貞子が成仏する事はまずないのかもしれない。

14年前に起きた事件も結局解決しなかった訳で、

貞子の呪いが解けた訳じゃないし、

何処かで貞子が本当に自らの死を受け入れるまでは貞子の呪いは続いていくのだろう。

総評としてホラー作品としては3Dという事もありその怖さは多少なりとも感じる事はできた。

ただ私のように数多く映画を鑑賞している人にとっては冷静に観てしまうだけに、

筋金入りの映画ファンには満足できるような作品にならなかったのではないだろうか?

怖さって何度も経験してしまうと怖くなくなってしまうものだ。

ゆえに私はホラーには怖さを求めるのではなく、どうしてそうなってしまったのかを求めてほしい。

そうすればその恐怖がどうして恐怖なのかを理解する事になり感じる事に繋がるだろう。

その意味では今回の作品は内容として評価し切れない自分がいたし、

内容が伴わなければホラーの恐怖も半減してしまいかねないという事を忘れてはならないだろう。

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