6日Jリーグ12第10節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで暫定10位FC東京と対戦し、

0対2で最初から守備的に入った事で相手に攻撃の隙を与えてしまい攻撃面は殆どいい場面を活かせずに敗れ、

2勝2分6敗勝ち点8得失点差-5で暫定16位のままだった。

守備面に問題はなく、攻撃面で今季の補強を全く活かさない起用に監督の守りの意識が

選手に伝染し選手たちも守備の意識に捉われ過ぎて

攻撃が空回りする状況にメンタル面を含めた問題を抱えたままだ。
今日はレディースとのダブルヘッダーだったので通常より早くスタジアムに到着し

対浦和レディースの試合も観戦した訳だけれど、

レディースの試合は0対1で惜敗したものの、

逆にこのスコアで済んだ事を褒めたい試合内容だった。

この試合前にB型インフルエンザでエース上尾野辺めぐみ、MF佐伯彩、MF中岡麻衣子が欠場し、

そうでなくてもFW菅澤、大石、DF小原を全治6か月の怪我で戦線離脱中であり、

攻撃面は総入れ替えで戦う事になった。

そのためベンチ入り選手はGK2人という選手不足状態に陥るなど

全選手ベンチ入りの非常事態で戦った。

その分浦和より走り相手を脅かす場面もあり大健闘と言える戦いぶりだった。

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それに引き替えトップは・・・という事になるのだが、

攻撃は最大の防御という言葉があるように、

攻撃力があればそれがそのまま守備力にもなるのだが、

攻撃力を落として守備力を上げてもそれがそのまま守備力が上がるものではないという事だ。

この試合ではこのオフに一体何のための補強をしたのか?

と問いたくなるような選手起用にやはり問いたくなるような選手起用だった。

リーグ最下位の5点という得点力解消するには一体どうするべきなのか?

そしてここから浮上するために必要な事は何なのか?

試合を振り返りながら指摘したい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

GK東口

DF

右SB内田 CB大輔 CB石川 左SBジンス

MF

ボランチ 菊地 本間

右SH三門 トップ下ミシェウ 左SH亜土夢

FWロペス

最初から守備を意識したメンバーでスタートした。

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試合は開始早々から東京に支配される時間が続く。

まずこのメンバーを見た時に攻撃の脅威になる選手は誰か?

と問われたらロペス、ミシェウ、亜土夢になるだろうが、

これまでの得点能力を考えてもこの起用事態が既に得点より守りを重視している。

元々三門はボランチを得意とする選手だし、

右SHは他に起用する選手がいない時に起用される事はあったが、

本職はボランチで運動量を活かしたプレーとタテの突破が得意だ。

その選手を選手がいる状況でどうして右SHに使わなければならないのかがまず理解不能だ。

理由があるとすればただ1つ守備のため・・・

私の三門の評価はサイドハーフでは攻撃力は半減し彼のタテへの突破は活かせないが、

ボランチでは豊富な運動量で守備に貢献し、パスに難易度はあるものの、

タテの突破力でゴールを決める力がある選手という三門評だ。

中2日という不利な状況において三門は広島戦で

後半30分過ぎからの途中出場なので

本来なら運動量を活かしてボランチで先発させるべきだった。

ベンチ入りした選手はGK小沢、DF大井、村上、MF藤田、木暮、FW矢野、平井というメンバーだったが、

どうしてアランを外したのか?

怪我なら外国人枠が空くキム・ヨングンを起用すれば良かったはずだ。

それも難しいなら最初から藤田を右SHで起用する手段もあった。

それなら本職の右SHでありクロスとパスで大きな武器にもなる。

怪我と想定したとしても起用する選手が明らかに間違っている。

そしてこの先発メンバーでは途中で内田を交代させなければならない。

内田の起用が悪いとは言わないが内田を起用するより村上を起用して

内田を両サイドバックの控えとして入れておけば

交代枠をMFやFWに集中して起用できた。

起用したメンバーを見ればわかるが、

ハッキリ言って昨シーズンと全く変わらないという事だ。

変わるとすれば左SBが高徳からジンスに代わっただけで

それ以外はベンチ入りメンバーで平井と矢野、大井が入っているだけだ。

全ての新戦力を先発で起用しろとは言わないが、

少なくても昨シーズンの課題としてGK東口のけがによる離脱を差し引いても

DFについては大きな問題はなく昨シーズンと変わらないメンバーをそろえる事に成功している。

一方攻撃面についてはやはりマルシオが抜けた事でセットプレーで

得点が取れずその為にFW不足解消で平井、

セットプレー対策でMFアラン、キム・ヨングンを獲得したのではなかったのか?

そういう選手を獲得した意味がこの試合ではまるでなかったと言わざる得ない。

最後の20分ぐらいだけあったが正しいのかもしれないが、

そういう選手たちをベンチに置くならオフの補強は何の意味もなかったと言わざる得なくなる。

私自身この補強が間違いだったとは全く思っていないし、

他チームを比べても得点力解消に繋がる選手たちを獲得できたと思っている。

特にFW平井は2年前に14ゴール、昨年も試合数と出場時間が少ないながら5ゴールを上げている。

そういう選手を平然と2か月も多くをベンチに置いておくなら

最初から補強すべきじゃなかったという結論になる。

あのガンバが快く新潟に送り出してくれた選手を

このような扱いをしている時点で私は黒崎監督に平井を見る目がないのか?

と抗議したいところだ。

これではガンバサポーターから今すぐ平井を返せ!

と言われても反論すらできない状態だ。

10試合全て先発起用して結果が出せないなら話は別だが、

私のFWの定義はとにかくゴールを決める能力があるかないかという点だ。

いくら身体能力に優れていても得点力のない選手は私はあまり評価しない。

矢野はその典型になるんだけれど、

今の矢野の立場として考えれば平井をベンチに下げてまで起用する選手じゃないという事だ。

過去2年間0ゴールを選手を2年で20ゴール近い選手どちらを起用するか?

と問われれば私は迷わず20ゴールの選手を起用する。

それが悔しければ起用された時にゴールを決め続ける事だ。

私は今の状況を踏まえても矢野をレギュラーで起用するのは賛成できない。

今矢野を起用するとすればリードした時にFWで起用するか、

ビハインドでMFからFWを投入するかの2つだ。

この時点で起用方法が間違っていると断言したい。

試合に戻ると守備から入ってしまった事で終始引き気味の状況が続き、

最終ラインで回せばFWにボールを奪われるなど引いた戦いをしたために

東京に攻撃の隙を大きく与えたが、

それでも前半はGK東口の奮闘でゴールを許さず、

攻撃では前半23分の亜土夢のシュートがゴールポストを叩くのが1番惜しい場面だった。

後半は一時新潟のペースを握りかけたものの、

後半5分にMF梶山に決められ先制ゴールを許すと

新潟は後半14分にDF内田に代えて村上、MF亜土夢に代えてFW矢野を投入した。

この起用はFKを捨てるのは良くないと毎回言い続けている事だが、

どうして惜しいシュートを放った亜土夢を代えたのか?

この試合出場したメンバーの中で攻撃力のある選手の1人だったはずだ。

攻撃に転じるならやはり3枚あるボランチを2枚に削って攻撃を4人体制にすべきだが、

攻撃体制は3人のままだった。

結局東京の攻撃を怖がったばかりに相手に脅威になる攻撃カードを切れなかった。

そして後半25分に守勢に回った新潟は東京の攻撃を止める事ができなかった。

後半29分にミシェウに代えてFW平井を投入するが

既に攻撃の形すら作れない状況となっており

この交代の意味合いが無いものになっていた。

結局反撃らしい反撃は殆ど空回りし続け新潟はゴールがはるかに遠いまま敗れた。

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この試合を観ていると昨年何を反省したのか?

と言わざる得ない試合内容だ。

補正するとすれば補強面で矢野が戻ってくるとは思っていなかったと

言ってしまえばそれが起用法を難しくしている面を考慮したとしても

攻撃的な選手は十分補強しており、矢野の加入が攻撃の形を難しくした理由にならない。

そして絶対的に矢野を本職でない右SHで起用しなければならないのか?という点もある。

私だったら右SHにはアラン、亜土夢、小谷野、藤田、木暮らがおり

MFが本職の選手から起用すべきであり、

矢野をわざわざMFで使う必要性はない。

それに矢野に右サイドの適性があるとは私は思わない。

中央で活きる選手をわざわざサイドで使う必要性がないのではないか?

それよりも補強した選手を積極的に起用していく事が必要だ。

堅守速攻のためにアランが合わないと判断したのならそれは間違い!

アランの2列目の攻撃センスはあるし、

FKもCKも精度は高く十分起用するだけの価値はある。

やはりそうなるとミシェウの使い方が難しくなるのだけれど、

ヨングンがミシェウに代われるだけの司令塔のセンスがあればヨングンの起用を考えるのも1つだ。

私なら守備陣は現行通りとしても攻撃陣については

MF

右SHアラン 左SHヨングン

FWロペス 平井

この4人だけでも個人技能力が高く試すだけの価値は十分あるはずだ。

色々な組み合わせの中で今日の組み合わせほど

昨シーズンの課題を何も解消していなかったと言わざる得ない起用だけに

新しいメンバー起用を真剣に考えるべきだし、その為に補強した事を忘れてはならない。

そして最後に黒崎監督には弱気は最大の敵である事だ。

結果が出ていないゆえにどうしても失点を恐れているが恐れていたら結果は出ないし勝つ事もできない。

攻撃は最大の防御という言葉通り相手に脅威を与えられる攻撃構築こそ必要だ。

次節はアウエーで浦和戦だけれど、

今回は私もアウエーへ行くので翌日にはなりますが観戦ルポを書きます。

埼玉2002で勝つのは1%あるかないかですけれど、

サポーターとして勝つ事を信じなければ何を信じるという事になりますので

サポーターとして選手を支えるのみです。

弱気は最大の敵!攻撃は最大の防御!という言葉を監督、選手たちには植えつけて

この1週間を送ってほしいと思います。

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