29日アニメ「機動戦士ガンダムAGE」第29話を視聴した。

今回はフリットがクーデターで連邦の癒着を一掃してから22年の月日が流れていた。

そんな中でアセムに息子キオが誕生するも、その直後にアセムは消息不明艦の捜索任務中、

所属不明の大型機動兵器と交戦してAGE-2は大破して

アセムはMIAとなりそのまま死亡認定された。

そしてA.G.164年、13歳になったキオは平和な町オリバーノーツで暮らしていたが、

ヴェイガンの進行で総司令部ビックリングは1撃で落とされ、

地球各地に潜んでいたヴェイガンMSが一斉に動きだし、

イゼルカントが宣戦布告宣言をして地球上は戦闘状態となる。

そしてキオは祖父フリットからAGE-3を受け継ぎ

AGE-3のパイロットとして初陣を飾るシーンがメインだった。
今回は前回のフリットのクーデターから22年後が描かれる訳だけれど、

連邦政府は粛清され、新体制に移行したものの、

ヴェイガンに地球進行を許してしまっているという状態だ。

その間にアセムとロマリーの間にキオが誕生したものの、

アセムはその直後1つの決心をつけるために最後の任務に就くという話となっているが、

年齢的にも退役する年齢でもなく、フリットが健在な以上別の決心があったという見方ができる。

その上で任務についたアセムはAGE-2は交戦で大破し、

アセムは連邦の捜索でも発見されずMIA扱いの死亡認定を受けるという事になっている。

実際に死亡が確認されていないし、AGE-2そのものがどうなったのか扱われていないだけに、

アセムがどこかで登場する可能性は否定できない。

AGEデバイスだけ戻ってきたというのはどうも不可解な点が拭えないのだが、

ゼハートとの関係がアセムにはあったというのが今後描かれるかもしれないし、

実際にゼハートはコールドスリープ状態のままこの時代で復活しており

ゼハートが最大の敵になるのは間違いない。

そしてキオは父アセムを知らないまま育ったものの、

フリットが軍を退役したもののまだまだ健在という事もあり、フリットによって育てられていた。

ここで注目はロディ・マッドーナが開発していた戦闘シミュレータを幼い時から

キオに扱わせていた事によりAGE-3をいきなり稼働させる事ができた。

これもフリットが過去の経験からそうさせたというべきだろう。

しかし軍の資金を頼らずに完成させた今回のAGE-3はマッドーナ工房の協力があったもので

あることは容易に想像できる。

既にバルガスはいないし、2代目が受け継いでいる事も踏まえてもそうなるだろうね。

そしてフリットが退役した経緯もここでは描かれていない。

あれだけの事をやったなら軍を掌握しても不思議じゃないのだろうが、

早い話連邦の大きな組織ではヴェイガンに対抗する事は難しいという点もあったのだろう。

そしておそらく連邦に残ったと思われるフレデリック・アルグレアスたちが

連邦軍をそれなりにコントロールしているのだろうが、

それでもこれだけの大規模な侵攻は想定外なのだろう。

その意味でもフリットが今後どういう役割を担っていくのかも注目したいし、

ゼハートとの決着が付くのかも注目したい。

次回はいよいよ動き出したヴェイガンとの地球での戦闘にキオはどう向き合って戦う事になるのか?

その戦闘に注目だ。

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