7日Jリーグ12第5節1日目が行われ、アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで

14位横浜F・マリノスと対戦し、0対0のスコアレスドローとなるもGK東口の復活セーブ、

MFミシェウの復帰もあり今後に大きな光も差した試合で

0勝3敗2分け勝ち点2得失点差-3で15位に浮上した。

試合は前半は横浜がMF中村俊輔を中心に新潟に迫るも組織的な守備で封じる。

新潟も攻撃に出るも横浜の堅い守りの前に跳ね返され続ける。

前半終了間際にはFKからMF中村俊輔に狙われるが

GK東口のファインセーブでピンチを切り抜け前半は0対0で折り返す。

後半新潟は守勢の時間が続き苦戦する。

しかしFW矢野に代えてMFミシェウが今季初出場をすると

少しながらもボールを溜める事ができるようになり、

FW平井を投入して反撃に出るも後半42分のFWロペスのヘディングは

バーを叩き結局ゴールを割れずにスコアレスドローで終わった。

これでアルビレックス新潟は今季初完封で勝ち点1を拾い、

GK東口の復活、MFミシェウの復帰で今後に明るい見通しが見えた。
リーグ戦勝利のない両チームにとって非常に厳しい内容の試合にはなったものの、

それでも悲観する内容ではない試合だった。

特に新潟はGK東口が復帰した事により守備面で大きな力を発揮し、

MF中村俊輔のセットプレーを何度も止めるなどGK東口の奮闘が勝ち点1を拾ったと言って良いほどだ。

やはりこの試合で感じた1つとしてGK東口がゴールを守るのと守らないのでは

大きく守備面で違ってくるという事だ。

最終ライン、ボランチも今季初完封で乗り切っただけに今後に繋がる守備を見せてくれた。

一方で攻撃面についてだけれど、多くの人たちはやはり守備面よりも攻撃面を心配しているけれど、

確かにこの5試合の攻撃面を観る限りボールをキープできない。

フォローが少ないというシーンが目立ったのは否めない。

それは認めるところだし、攻撃陣の組み合わせについていろいろ迷うところはあったのも事実だ。

その中で収穫がなかった訳ではなく、

FKについてはアランが使える目途がつき、

それに続く亜土夢が控えるという事では起用面でのポイントも見えたし、

FWの組み合わせについても一定の目途はみえた。

まず今の選手層を考えた時MFの控えは充実しているものの、

FWについてはやはり3人同時に起用する場合は

後半ビハインドのシーン以外はしない方が良いという結論に至っているという事だ。

ロペス、平井、矢野の3人を同時に起用するのではなく、

1人はスーパーサブに控える方がどんな展開でも対応できる。

それにやはり新潟というチームは司令塔抜きにしては

戦術を起用させる事が難しいという事もこの5試合で大きく痛感した。

鈴木政権以降新潟には必ず司令塔が存在しゲームの中心にいる。

シルビーニョ、マルシオ、ミシェウこの7シーズン1人も欠いた事が無い。

彼らがいない時は極度に勝率が落ち、試合を組み立てる事さえ難しい試合も多い。

今日の試合がまさにそうだ。

前半の多くを横浜の中村俊輔に支配され、

新潟は司令塔というよりアタッカーのアランからコントロールしようとしたが

結局コントロールできず攻撃が機能しなかったが、

後半ミシェウが入る事で中央から組み立てるシーンを作る事はできたし、

パスが回ってくる回数も時間は少なかったがあった。

やはりパスを出せる選手が必要だという事だ。

アラン、亜土夢はそれぞれの良さがある訳で、

そういう部分を活かす起用がこれから必要になる。

今のメンバーなら4−2−3−1システムとし、

GK東口

DF

右SB村上 CB鈴木 CB石川 左SBジンス

MF

ボランチ 小林(三門) 本間

右SHアラン(亜土夢) トップ下ミシェウ 左SHロペス

FW矢野(平井)

それか4−4−2のアンカーシステムとして

GK東口

DF

右SB村上 CB鈴木 CB石川 左SBジンス

MF

アンカー 本間

右SHアラン(亜土夢) 左SH小谷野(木暮)

トップ下 ミシェウ

FW矢野(平井) ロペス

ミシェウをトップ下に起用するシステムが必要だろう。

途中交代として小林→三門、アラン→亜土夢、矢野→平井

という感じで交代する選手は終盤の運動量の守備で三門、

FKを残すために運動量が落ちたアランを下げて亜土夢、

展開次第で矢野を下げて平井か平井を入れるシステムに変更するという意図が見えてくる。

ダブルボランチならやはり小林を先発で起用して途中三門が1番良いのではないだろうか?

アランと亜土夢を同時に起用してしまうと大事な場面で2人を下げてしまった

後半40分を踏まえてもアランと亜土夢の併用を考えた方が良い。

5試合で勝ち点2しか得られなかったが、守備は崩壊していないし、

対戦した相手の相性もアウエーでは良くない川崎、名古屋、強豪ガンバだった事を踏まえても

唯一の誤算は大宮戦で勝ち点すら奪えなかった事に尽きるぐらいだ。

冷静に観れば悲観する事は何もない。

新潟にとって何がベストなのかを

この5試合で見極められた事をプラスに考えたいところだ。

次節はこれまた好調のセレッソ大阪とアウエーで対戦するが、

ここで勝ち点を拾う事が最重要ポイントだ。

あわよくば勝ち点3を獲得したいが

その為にはゴールに鍵をかけて1点を奪う展開に持ち込もう!

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