28日MLB開幕戦オークランド・アスレチックス対シアトル・マリナーズ戦が東京ドームで行われ、

1対3でシアトル・マリナーズが延長11回に勝ち越して勝利し、

イチローは開幕戦で4安打1打点の大活躍で勝利に貢献した。

試合はアスレチックス先発マッカーシー、マリナーズ先発ヘルナンデスの投げ合いで始まり、

4回にアスレチックスが5番スズキのタイムリーで先制するも、

その裏マリナーズは2番アクリーのホームランで同点に追いつく。

3番に入ったイチローは3打席連続ヒットを続けるもチャンスを活かせない。

試合は9回までに決着がつかず延長戦に突入し、

延長11回マリナーズが2番アクリーのタイムリーで勝ち越すと

3番イチローがダメ押しのタイムリーで今季初打点をマークしてマリナーズが延長戦を制した。

これでMLB開幕戦はイチロー凱旋試合として伝説を作る事になりそうだ。
いよいよMLBが開幕したけれど、8年越しに実現したイチロー凱旋試合は

イチローのヒットショーとなった。

開幕戦という事もありアスレチックス、マリナーズともエースが登板した事もあり

得点のチャンスが少なかったのも事実であり、

そんな中で今季から3番に入ったイチローが3番としてチャンスメークと

チャンスメーカーとしての活躍をみせた。

イチローを3番に入れたのは何と言ってもイチローの通算得点圏打率.333という数字があり、

1番の時よりはるかに得点チャンスが巡ってくる。

メジャーでも通算敬遠数の上位にランクする選手でも

あるからそんな選手が3番に入るのはやはり相手にも嫌な部分があるだろうし、

走者と出せば4番で盗塁まで警戒しなければならず4番は球種が絞り易くなるメリットもある。

日本時代には3番も4番も経験しているので未経験ではないから

今季は盗塁こそ減るだろうが、その分期待されている得点圏打率と打点は増えるだろう。

年齢的にも1番を打つには打数が多くなることで負担になっていたのも事実であり、

打数こそ少なくなるがその分打席に集中する事ができるだけに

3番でも200本安打は十分可能だ。

いきなり4安打した事で4月は相当気持ちに余裕が持てるだろうし、

何より川崎がいる事でイチローの精神状態が

昨シーズンのような孤独な状況にない事もイチローの復活に繋がっているなら

川崎の獲得は相当安いものとなるだろう。

3番イチローの活躍をさらに観て観たくなったMLB開幕戦だった。

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