18日ドラマ「運命の人」最終話を視聴した。
今回は沖縄の海に飛び込んだところを助けられた亮太は
5年間全ての過去から遠ざかる生活を送っていた。
そんな中亮太は沖縄の現実を知る事となり、
戦場となった沖縄の過去と現実を痛感させられる。
さらに亮太を助けたミチは過去に米軍兵によって婦女暴行を受けた過去を持っていた。
それを知り亮太は自らの過去と沖縄の現実を伝えるために再びペンを取り、
琉球新聞に特別投稿を寄せて再び亮太は沖縄問題と向き合う。
そして沖縄総決起集会開催の論調を広げて沖縄問題は本土にも大きく伝わる。
その報道で亮太の姿を見た由里子は沖縄に向かい亮太と5年ぶりに再会し、
亮太の元にアメリカで日本と交わした密約の存在が明らかになり
亮太の冤罪が証明されるも40年経ても
沖縄問題を政府は認めようとせず沖縄問題は続くシーンがメインだった。
今回は沖縄の海に飛び込んだところを助けられた亮太は
5年間全ての過去から遠ざかる生活を送っていた。
そんな中亮太は沖縄の現実を知る事となり、
戦場となった沖縄の過去と現実を痛感させられる。
さらに亮太を助けたミチは過去に米軍兵によって婦女暴行を受けた過去を持っていた。
それを知り亮太は自らの過去と沖縄の現実を伝えるために再びペンを取り、
琉球新聞に特別投稿を寄せて再び亮太は沖縄問題と向き合う。
そして沖縄総決起集会開催の論調を広げて沖縄問題は本土にも大きく伝わる。
その報道で亮太の姿を見た由里子は沖縄に向かい亮太と5年ぶりに再会し、
亮太の元にアメリカで日本と交わした密約の存在が明らかになり
亮太の冤罪が証明されるも40年経ても
沖縄問題を政府は認めようとせず沖縄問題は続くシーンがメインだった。
ストーリー
あれから5年…全ての過去と決別した弓成は、沖縄で様々な人に出会いながら、
静かに時の流れに身を任せて暮らしていた。
自らも沖縄を象徴する事件がきっかけで心に大きな傷を抱えるが故に、
孤独な弓成の姿に癒しを感じ、淡い思いを抱く謝花ミチ。
戦争中にガマ(洞窟)で起こった壮絶な真実、30年以上封印されてきたその歴史を、
涙ながらに語る渡久山朝友。
弓成に沖縄の現実に向き合うよう、熱く投げかけ続ける琉球新聞の記者・儀保明…。
そんな中、日常に基地があるが故の理不尽な事件が次々に起きる。
アメリカ兵による強盗事件。
小学校への米軍ヘリ墜落事故。
さらには小学生への婦女暴行事件…。
これまで知らなかった沖縄の姿を目の当たりにした弓成は
“自分は沖縄の本当の痛みを何も知らずに、
沖縄を救えと息巻いていただけなのではないか?”
と自らに問い続ける。
やがて、弓成は大いなる決意の元、ある行動に出る――。
現代もなお揺れ動く“沖縄問題の今”に繋がる壮大な物語の結末とは…。
沖縄への切なる思いが込められた最終回2時間スペシャル!!
以上TBS運命の人HPより
今回は亮太が沖縄の海に飛び込んでから5年の月日を経ていた。
その間政権は大きく変わり、返還された沖縄では今でも米軍基地が駐屯していた。
そこで亮太が観たのはまず沖縄決戦となった戦場の現実と証言だった。
日本で唯一領土決戦となった沖縄本島にとって戦場になった
本当の苦しみとその経験は世代を超えて伝えて行かなければならない現実だ。
その中で住まいを提供してくれた朝友の証言は本当に
当時の日本は米軍の捕虜になったら犯され、殺されると教えられていた。
それを忠実に守って亡くなっていった人たち、
そしてそれを信じず自らの行動で助かった人たちと様々な現実がそこにあった。
本当に悲劇の場所というべき沖縄では日本軍が民間人を捨石にした
現実を生存者が語る事で沖縄は本土と違う経験をしている。
それが沖縄の問題を難しくさせている。
戦争に負けた国の日本にとって強く言えない立場にある事も忘れてはならないが、
それでもアメリカは日本を復権させ、
アメリカの協力があったからこそ今の日本があり
他国を侵略しない国として奇跡の存在を果たしていると言って良いだろう。
そういう事情を知れば知るほど沖縄だけの問題ではないというのは良くわかるし、
沖縄だけに負担を強いらせる事もできないのも事実だ。
ただ現実問題として解決の糸口がないのも事実で何処を持って妥協点とするのか?
という部分がある。
そして婦女暴行事件が多数起きている事も沖縄問題をより複雑にさせている。
沖縄に駐屯しても犯罪を犯せば厳罰の処すれば
沖縄県民の感情も多少違うのだろうが、
それが成されないばかりにより感情を逆なでする結果となっている。
多少問題点が改善している部分もあるが、
住民にとって基地が住宅地の真上にヘリや戦闘機が飛び交う現実を無くしたいのも事実だ。
沖縄問題も解決できずに全国でがれき受け入れ問題が解決する訳もなく、
沖縄県以外で米軍基地を受け入れる地域があるのか?
と問われたら分散させても見つからないのが現実だ。
それ以上に中国の挑発的な行動も最近増えており沖縄だけでなく、
アメリカの力なくして本土防衛が難しい現実にも向き合わなければならない。
このドラマでは最終的には沖縄密約問題のアメリカで機密文章が
公開された事で日本政府の冤罪行為が明らかとなった訳で、
亮太の冤罪が明らかになったが、その罪を政府が認める事はない。
今回の東日本大震災で議事録が何も記載されていなかったように
臭い物には蓋をしろという悪しき習慣が日本政府の中で大きく残っている事だ。
隠しても良い事はない。
ゆえに隠さなくても良い事まで隠せば政府不信を招く事も忘れてはならない事件だった。
総評として沖縄問題は沖縄県だけの問題じゃなく、
日本防衛問題、そしてアメリカの世界戦略を合わせた問題ゆえに
その妥協点を見つける事は非常に難しい。
1度纏め上げた案を白紙にすれば再び纏まるまでさらに長い時間を要するという事を
元お坊ちゃま総理で大きく痛感させられた。
誰かの犠牲によって国が守られている現実、さらに隠そうとして隠した結果政治不信、
そして基地が駐屯するアメリカの沖縄県民に対する配慮こそ
これから沖縄問題を改善させていくポイントになるのかもしれない。
一時期より改善したものの、世界が平和ではない中平和を維持するためには
力が必要な事もわかる。
その上で本当に解決しなければならない問題を解決できる方向性に持って行く
妥協点を見つけられればと思います。
次のクールはこの時間にドラマを観る事があるかわかりませんが、
観る機会があれば再びこの時間でお世話になりますのでよろしくお願い致します。
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静かに時の流れに身を任せて暮らしていた。
自らも沖縄を象徴する事件がきっかけで心に大きな傷を抱えるが故に、
孤独な弓成の姿に癒しを感じ、淡い思いを抱く謝花ミチ。
戦争中にガマ(洞窟)で起こった壮絶な真実、30年以上封印されてきたその歴史を、
涙ながらに語る渡久山朝友。
弓成に沖縄の現実に向き合うよう、熱く投げかけ続ける琉球新聞の記者・儀保明…。
そんな中、日常に基地があるが故の理不尽な事件が次々に起きる。
アメリカ兵による強盗事件。
小学校への米軍ヘリ墜落事故。
さらには小学生への婦女暴行事件…。
これまで知らなかった沖縄の姿を目の当たりにした弓成は
“自分は沖縄の本当の痛みを何も知らずに、
沖縄を救えと息巻いていただけなのではないか?”
と自らに問い続ける。
やがて、弓成は大いなる決意の元、ある行動に出る――。
現代もなお揺れ動く“沖縄問題の今”に繋がる壮大な物語の結末とは…。
沖縄への切なる思いが込められた最終回2時間スペシャル!!
以上TBS運命の人HPより
今回は亮太が沖縄の海に飛び込んでから5年の月日を経ていた。
その間政権は大きく変わり、返還された沖縄では今でも米軍基地が駐屯していた。
そこで亮太が観たのはまず沖縄決戦となった戦場の現実と証言だった。
日本で唯一領土決戦となった沖縄本島にとって戦場になった
本当の苦しみとその経験は世代を超えて伝えて行かなければならない現実だ。
その中で住まいを提供してくれた朝友の証言は本当に
当時の日本は米軍の捕虜になったら犯され、殺されると教えられていた。
それを忠実に守って亡くなっていった人たち、
そしてそれを信じず自らの行動で助かった人たちと様々な現実がそこにあった。
本当に悲劇の場所というべき沖縄では日本軍が民間人を捨石にした
現実を生存者が語る事で沖縄は本土と違う経験をしている。
それが沖縄の問題を難しくさせている。
戦争に負けた国の日本にとって強く言えない立場にある事も忘れてはならないが、
それでもアメリカは日本を復権させ、
アメリカの協力があったからこそ今の日本があり
他国を侵略しない国として奇跡の存在を果たしていると言って良いだろう。
そういう事情を知れば知るほど沖縄だけの問題ではないというのは良くわかるし、
沖縄だけに負担を強いらせる事もできないのも事実だ。
ただ現実問題として解決の糸口がないのも事実で何処を持って妥協点とするのか?
という部分がある。
そして婦女暴行事件が多数起きている事も沖縄問題をより複雑にさせている。
沖縄に駐屯しても犯罪を犯せば厳罰の処すれば
沖縄県民の感情も多少違うのだろうが、
それが成されないばかりにより感情を逆なでする結果となっている。
多少問題点が改善している部分もあるが、
住民にとって基地が住宅地の真上にヘリや戦闘機が飛び交う現実を無くしたいのも事実だ。
沖縄問題も解決できずに全国でがれき受け入れ問題が解決する訳もなく、
沖縄県以外で米軍基地を受け入れる地域があるのか?
と問われたら分散させても見つからないのが現実だ。
それ以上に中国の挑発的な行動も最近増えており沖縄だけでなく、
アメリカの力なくして本土防衛が難しい現実にも向き合わなければならない。
このドラマでは最終的には沖縄密約問題のアメリカで機密文章が
公開された事で日本政府の冤罪行為が明らかとなった訳で、
亮太の冤罪が明らかになったが、その罪を政府が認める事はない。
今回の東日本大震災で議事録が何も記載されていなかったように
臭い物には蓋をしろという悪しき習慣が日本政府の中で大きく残っている事だ。
隠しても良い事はない。
ゆえに隠さなくても良い事まで隠せば政府不信を招く事も忘れてはならない事件だった。
総評として沖縄問題は沖縄県だけの問題じゃなく、
日本防衛問題、そしてアメリカの世界戦略を合わせた問題ゆえに
その妥協点を見つける事は非常に難しい。
1度纏め上げた案を白紙にすれば再び纏まるまでさらに長い時間を要するという事を
元お坊ちゃま総理で大きく痛感させられた。
誰かの犠牲によって国が守られている現実、さらに隠そうとして隠した結果政治不信、
そして基地が駐屯するアメリカの沖縄県民に対する配慮こそ
これから沖縄問題を改善させていくポイントになるのかもしれない。
一時期より改善したものの、世界が平和ではない中平和を維持するためには
力が必要な事もわかる。
その上で本当に解決しなければならない問題を解決できる方向性に持って行く
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