26日大河ドラマ「平清盛」第8話を視聴した。

今回は清盛は大宰府へ赴き、そこで並ぶ品々は宋からの貿易で並んだものだと知り、清盛は驚く。

その実情を家貞から聞き、実は忠盛が朝廷を通さず密貿易をしている事を明かされる。

それにより平家は莫大な富を築き上げていた。

都では藤原忠実の次男頼長が内大臣に昇格する事で再び朝廷はさらに混乱する事になる。

都に戻った清盛は兎丸が宋の品々を商売し始め1度は止めるが、

兎丸の一言もあり、商売を認めた。

それを知った頼長は清盛を呼び寄せ、密貿易で手にした宋の品々について問い詰めるが、

清盛はそれを認め、その品々を庶民に流す事で豊かな国造りになると進言するも、

頼長は大宰府を知ったぐらいで宋を知ったつもりになるなと突き返されるが、清盛を処罰しなかった。

そして清盛には明子が第1子を授かった事を知り喜ぶシーンがメインだった。
ストーリー

保延2年(1136年)、宋から運ばれてきた貴重な品々が並ぶ博多の市に清盛たちはやってきた。

大宰府を通さなければならないはずの宋との取り引きが自由に行われていることに驚く清盛。

家貞は忠盛が朝廷を通さず密貿易をしていることを清盛に明かす。

一方、藤原忠実の次男・藤原頼長は内大臣に昇格する。

なにごとにも妥協をゆるさない頼長が内大臣となったことで、

混乱した朝廷がさらにかき乱されていくことになる。

頼長は、都の市で清盛の配下の海賊・兎丸が宋の品々を商売していることから

平氏が密貿易をしているのではないかと見抜き、清盛を屋敷によびつける。

頼長の問い詰めに清盛は、この国の仕組みが間違っている、と言い、

宋銭を見せながら、豊かな宋を手本にするよう進言する。

以上NHK平清盛HPより


今回は清盛が初めて大宰府に赴いた。

そこでは宋との貿易で得た宋の品々が並んでいた。

宋銭が取引として使われている事に驚く清盛だった。

清盛にとって京で使っている銭以外の銭が使われているのに驚いたのは無理もない話だが、

この時代の宋銭は日本にとっては大きな資金源でもあり、

宋にとってははした金だったようなものだ。

この時代中国を支配していた宋は武力で劣った為に

敵国には多大な金銭によって支配を保っていた。

丁度北宋から南宋となった時代であり、財力はまだまだ有していた時代だ。

そんな南宋の財力に目を付けた忠盛は見る目が違うというところがある。

その現実を知った清盛は宋との貿易にここから興味を持ち始める。

都に戻った清盛は大宰府で手に入れた品々を兎丸が庶民に対して商売を始める。

この時代宋の品々が庶民に出回る事そのものが珍しかった時代だ。

しかし清盛は時代を変える為にはそれも必要と判断し兎丸らの商売を認める。

しかしそれを良しとしない者がいた。

それは内大臣に就任した藤原頼長だった。

摂関家として由々しき問題だったはずだが、

この時代の王家は大きく乱れており、

平家の財力と兵力を見過ごせなず頼長はこれを引き入れようと

その真意を問い質すために清盛を呼び寄せて、この品々について問い質す。

しかし清盛は弁解せず、これらの品々を庶民に回して豊かにする事こそ必要だと進言した。

確かに清盛は大宰府を観てきただけにその意見は間違っていないが、

頼長は宋の事を知らぬのにそのような事を言うなと一喝され、清盛は返す言葉がなかった。

ここから清盛が宋との貿易を重視していく事になるのだが、

やはりまだまだ清盛は知らなければならない事が多いという事になるだろう。

そんな清盛に妻明子が待望の第1子を懐妊した。

これで清盛は父親としての自覚にも芽生えるのだった。

次回は清盛の前に宿命のライバルとなる雅仁親王が現れる。

果たして雅仁親王との出会いは清盛にどんな影響をもたらす事になるのか?

その初対面に注目だ。

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