前作から丁度１年ぶりのアルバムとなったけれど、

これが通算１０枚目の記念すべきアルバムとなった。

２０代最後になるであろうこのアルバムは3.11以降の彼女の活動を集約したアルバムでもあるし、

これまでと違って表題曲がないのも色々な曲が集まってこその良さを出そうとする面があるのだろう。

最近の彼女はとにかく積極的なチャリティーイベントに参加し、

フィギュアでは荒川静香さんとコラボするなど違った局面を見せている。

今回のレビューだけれど、1000万回のキス以降は3.11以降に発表された曲という事もあり、

多くの悲しみの中で伝えたい想いを込められた曲ばかりになっている。

それだけ2011年を象徴している訳だけれど、比較的聴かせるという曲が揃った感じだ。

確かにアップテンポはナンバーよりも確り1曲を聞いてほしい

という想いが彼女にはあったのだと思うし、そういう曲の方が落ち着くのもあるますからね。

このアルバムがそれぞれの架け橋になれば良いと思います。



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