29日ドラマ「運命の人」第3話を視聴した。

今回は横溝が極秘文章を晒した事で追い詰められた亮太と昭子は焦っていた。

佐橋総理は情報源の出所を徹底的に探して犯人を上げろ!

と警視庁まで動かして捜査を命じる。

追い詰められた昭子は受け渡し調書を焼却してしまい逆に疑われてしまう。

亮太もまた追い詰められた事で色々奔走するも焼け石に水というところだった。

亮太はこれまでお世話になった人たちから遠ざけられ、

昭子もまた夫にばれた事で出頭する事となり、

亮太にも出頭要請が来た事で出頭し、

国家機密漏えい違反というこじ付け的な罪名で

亮太と昭子が逮捕されたシーンがメインだった。
ストーリー

情報源を守るために極秘文書を紙面に掲載できないジレンマを抱え、

弓成亮太は焦っていた。

文書の使い方はいくらでもある、という山部一雄に対し

「自分のやり方で日本の未来を変えてみせる」と豪語した弓成。

しかし、いくら解説記事で密約疑惑を書いても佐橋政権を追い詰めることはできなかった。

そんな時、国会で密約文書の存在を佐橋慶作総理に問い詰めた

横溝宏議員は一向に認めない総理に業を煮やし、

弓成から預かった文書そのものを衆目に晒してしまう。

出所が発覚してしまう、と焦る弓成は文書そのものを横溝議員から取り戻そうと走り回る。

一方、外務省でも機密漏えい捜査が始まり、

文書を持ち出した人物の特定が進められていた。

焦った三木昭子は深夜、弓成の自宅に電話をかける。

由里子が夫の不在を告げると電話の切り際に昭子がちっと舌打ちする音が聞こえ、

由里子は不安を覚える。

その数日後の深夜、弓成は一本の電話を受ける…。

以上TBS運命の人HPより


今回は国家を敵に回したらどうなるかという事を示され回だった訳だけれど、

確かにいくら疑惑を追及しても決定的な情報を出さない限り

私たちはいくら追及しても罪には問われない。

問われたとしても名誉棄損だろうが、

これも余程事実と反してさらに人権侵害をしない限りはまず問えない。

決定的な証拠があったとしてもそれを出したらどういう事になるのか?

そしてそれがどんな影響力があるのか?

という事を確り認識しなければ記者失格となる。

これは私たちにも言える事であり、

公表されている情報源から確りした事実を元に書く事については

事実である以上は否定できないものとなる。

そんな中で亮太は決定的なミスを犯したという事だ。

確かにこの現状では昭子が渡しただけでそれ以上の情報源が

明らかにならなければそれは確実に問われない。

亮太も追求し続けるだけで良かった。

しかしここで焦るような事をしてしまったばかりに

亮太と昭子は完全に追い詰められる結果となった。

現実問題として考えると沖縄返還問題という観点からしたら、

日本はいくら戦後とはいえ無条件でアメリカから沖縄を返還される事

そのものがそもそも無理だったという事だ。

現在北方領土問題を見れば解るが、

アメリカはポツダム宣言後1度占領下にしたものの、

その後独立を認め、最終的には沖縄も返還している。

対して北方領土はポツダム宣言後にソ連が占領し、

ソ連崩壊後もロシアが返還しようとしていない。

確かにここを返還するとアメリカは日本領土を通過して

ロシア領土内を入れてしまうという現実があるために返却したくないのだが、

経済協力を大きく申し出ればその活路が見える可能性は残されている。

沖縄もしかり返還されただけでも歴史的な出来事だった訳で、

密約と問われた件については国家防衛という観点と

憲法第9条による自衛以外は行わないという点を踏まえても

自国だけで守れるほど簡単な事ではない。

そう考えれば沖縄にアメリカ軍基地を保有を認めざる得ないのは仕方ない事だ。

沖縄の人たちの気持ちという点ばかり言っていたら恐らく解決できる事も解決できない。

もしアメリカ軍が沖縄から撤退したとして北朝鮮と韓国で戦争があった時

日本はアメリカの協力なしに鳥取、福井、石川、新潟の原発を守れるのか?

と問われたら間違いなく守り切れないだろう。

アメリカ軍の協力なくして日本は国土防衛は困難だという現実を

確り捉えた上で沖縄からアメリカ軍の撤退を言っているようなら

余程国家防衛に自信があるのだろうが、

お坊ちゃま元総理のようなトンチンカンな事をするようでは国家など守れないという事だ。

沖縄の日本復帰というだけで時の総理は歴史的な仕事をした訳で、

これが事実として公表したとして退陣になったとしても

その功績は将来必ず評価されている訳で、

問題の本質というのが下手な隠ぺいは下手な追及を招くという事だ。

今の原発問題による議事録が存在しない事がその典型ですけれどね。

おそらく最悪なシュミレーションがなされていたあまりに議事録にすら

残せないほどだったのだろうけれど、

それが国家犯罪として問われなければならないケースであると追及されている。

亮太も昭子も隠ぺいする事が正義感として許せなかったのはわかる。

しかしその追求する時には必ず情報源とそれを渡す相手を間違わない事だ。

もし亮太が一雄に極秘文章を渡していたらこのような事にはならなかっただろうとは思う。

亮太は渡す相手を間違ったあまりに、国家の犬に捕まり、

国家反逆罪という形で有罪にされる運命となった。

証拠は・・・あるんだよね。

ネクタイとスカーフが・・・これで十二分に見返りとして

物的証拠となるだけに言い逃れは許されない訳だ。

これも亮太と昭子の認識の甘さが全てと言わざる得ない。

次回は国家反逆罪で逮捕された亮太と昭子はさらに追及される。

残された亮太の家族と毎朝新聞社はこの事態にどう動くのだろうか?

その展開に注目したい。

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