23日サッカーJ1アルビレックス新潟の2012シーズンのスタートが切られ、

新体制会見が行われた。

2012シーズンのチームスローガンは「闘志」で闘う気持ちを前面に出し、

志を持って戦うシーズンとなりそうだ。

新入団選手も出席し、今シーズンオフの補強では

2010シーズンに日本人最多の14ゴールを上げたFW平井将生を中心に

MFアラン・ミネイロ、韓国U-22代表MFキム・ヨングン、DFキム・ジンス、

DF大井健太郎の即戦力も獲得し、

新人では高校選手権で注目を浴びたFW鈴木武蔵、

4年連続ユースから昇格したDF西村竜馬など補強面は攻撃面だけでなく、

守備面も強化に成功した。

これでアルビレックス新潟の2012シーズンが始まった。
昨シーズンに足りなかった部分を確り見つめたスローガン闘志は

新潟にとって闘え!新潟!というスローガンを思い出すスローガンである。

確かに昨シーズン闘志に欠ける試合がなかったとは言えなかっただけに

まずは全員が闘う志を持って目標であるACLを目指して行く事になる。

そして昨シーズン低迷の原因となった攻撃面では大幅な戦力補強に成功した。

1番の目玉は何と言ってもFW平井将生だ。

新潟史上においても若くして実績あるFWを獲得した事はこれまで1度もなかった。

多くは戦力外による獲得か、矢野貴章のようなまだ実績のなかったFWの獲得が多かったが、

今回は期限付きながらも実績ある日本人FWを獲得できた。

外国人頼みだったFW陣はこれでロペスだけでなく、

平井が入る事で突破力ある2トップが形成される事になった。

それだけなく、今季の新潟のFW陣は多国籍なFW陣となった。

ロペス、平井、ブルーノ、酒井、武蔵・・・実は平井以外はロペスは外国人枠だが、

ブルーノは元々ブラジルからの帰化選手、

酒井は母親がドイツ人、

武蔵は父親がジャマイカ人という

FW陣はグローバルなメンバーが揃った。

それだけ潜在能力が高い選手が多い事もあるだけに、

急成長すればFW陣はさらに競争が激化するだろう。

攻撃的MFもアラン・ミネイロ、キム・ヨングンが加わった事で中盤も豊富となった。

外国人枠を考えるとこの2人が争う事になると思うが、

どちらが出てもそれぞれの特徴を活かせるはずなので2人の競争にも注目したい。

DF陣はキム・ジンスは韓国U-22のレギュラーという事で

高徳の後釜として大きな期待が掛かる。

大井健太郎はレギュラーも狙えるCBとして大輔が欠ける夏に

大きな仕事をしてくれる事だろう。

その他MF小谷野顕治、中村太亮、DF西村竜馬は

すぐレギュラーというのは難しいかもしれない。

それでも五輪代表最大3人欠く夏場には出番が回ってくるはずなので

その時に必ず台頭してくることだろう。

キャプテンはミスターアルビレックス本間勲がチームを纏める。

副キャプテンには五輪代表の最終ラインの柱である鈴木大輔が任命された。

五輪予選で相当鍛えられてきただけに新潟でも次のリーダー格として成長してほしいところだ。

このメンバーだと今季は攻撃面が人材豊富なので

システムを昨シーズンから多少変更するかもしれない。

ダブルボランチではなく、アンカーにしてダイヤモンドの4−4−2という考えもできるし、

2009シーズンのような3トップも有り得るだろう。

どんなシステムになるのかは2月のPSMの神戸戦で

全容が見えるだろうからそこまで各自レベルアップを図りながら

競争に勝ってレギュラーを獲ってほしい。

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